沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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仙台二口・名取川小松原沢

※遡行日2008・10/4(土)〜5(日) 曇り時々晴れ
※遡行場所:仙台二口・名取川小松原沢※2万5千地形図:山寺・笹谷峠



※メンバー: 塾長、アシストMaruさん、Yosiさん、Itoさん、mogu、Takaさん、Satoさん
※ルート: 4日:仙台駅〜(車)〜二口林道車止め11:25〜(林道徒歩)〜風の堂沢出合い入渓点11:40/11:50〜(遡行)〜小松倉沢・小松原沢出合い14:30〜小松原沢遡行〜1025m付近(泊)17:10
5日:泊場8:00〜二俣8:15〜右俣8:30〜1080m付近右沢〜1150m鞍部8:45/9:05〜(登山道)〜林道1025m付近の尾根下降10:30〜750m付近で林道に出る11:35〜(林道)〜二口林道車止め着12:10〜(車)〜市太郎の湯〜仙台駅解散
※立ち寄り湯:秋保温泉・市太郎の湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

9月の補講は6月に行く予定が東北での地震のために中止になった小松原沢、夏はアブが多くて入れないとのことで今回実施となったこの補講は渓友塾中級最後の泊まりの沢になる。天気は晴れたり曇ったり、入渓点の二口林道を走ると林道補修のために車両通行止めになっている所には何台かの車が有り渓友号もそこに置いて支度して歩き始める。修理箇所を通って右に白糸の滝入り口の看板を見てしばらく行くとゲートが出て来たが閉まっている。ゲートの脇を通って橋を渡り少し歩くと入渓点に到着少し休んで入渓します。

1
入渓点、踏み跡有り

入渓してすぐ左に風の堂沢出合う、沢は聞いていたとおりナメが続きとても綺麗で歩きやすい。4m小滝を過ぎると10mの滝は右を高巻くと上はまたナメが続き右上にガードレールが見え、少し行くと右の林の中に小屋が見えた、この小屋帰りに見たら避難小屋でした。


こんなナメが続きます

南沢出合いまではナメが続き南沢過ぎると少しゴーロ帯になり4mのナメ滝と釜を持った2段8mの滝を過ぎると右から鍋越沢出合う、鍋越沢には12mのナメ滝が掛かっている。


ときどきゴーロが出てくる

釜を持った3mの滝を登り正面に滝が掛かる枝沢が見えた、この滝を桂沢と勘違いしてしまったがこの先にも正面から入る枝沢が出て来て、本流は左に曲がるので先ほどの枝沢は桂沢でないことが判った。8mの釜を持った滝は右を登りまたナメになり小松倉沢出合いまで続く。




ナメ〜〜でこぼこしたナメなので滑らない。


登れる滝も適度に出て来るがホールドスタンスは細かいので慎重に登る。

1:1で小松倉沢を分けて行くと10mの見るからにホールドが細かい滝が出て来た。Maruさんがリードで登りお助け紐を出してくれ、左を登りますが下のほうが細かいので足を押さえて貰いながら登る。


小松倉沢出合い


小松原沢に入ってもナメが続き


8mの滝は岩が脆く最初の取り付きが難しい

3m・5mの綺麗なナメ滝を過ぎると両岸が狭まり15mの滝が現れる、銚子大滝はこの次ぎに出てくるのですがこの滝の高巻きが今日の確信だと聞いていた。15mの滝は左から高巻きますが足場が悪く傾斜も急で上に登ると銚子大滝が見えてきた。最後を歩いていた塾長から先頭を歩いていたMaruさんに、このまま銚子大滝も一緒に巻くと大変なのでいったん沢床に下りるように指示がでた。急な斜面を木につかまりながら下りていく途中に残地シュリンゲが有ったので私達は懸垂下降で下り塾長はそのまま降りていった。



50m銚子大滝はトイ状の滝で一本の筋のように流れている。ここから今度は右から高巻きますがここでピンソールをつけるように指示されたけど私は忘れたと思ってつけずに登り怖い思いをしましたが後でザックの中をよく見たら入っていた。高巻きは途中から草付きのトラバースになり緊張したがなんとか滝上に出られた。


左15mの滝は左から、右銚子大滝は右から高巻く

もう大きな滝は無く難しいところはないと思っていたら・・・・この後に私にとって最大の核心部が出て来たのです。銚子大滝の上はゴルジュになっていて最初に深い淵を持つ小滝が出て来てここをへつるのですが私の前にへつったItoさんがドボンしてしまい、なかなか上がれなくて大変な思いをしたのを見て私は恐怖心からへつれなくなってしまった。Maruさんがお助けロープを出してくれ、落ちたら引っ張ってくれるというので恐る恐るへつりますが、荷物も重く恐怖心から腰が引けていたので私も滑ってドボン!!この時期にドボンするとは思ってもいませんでした〜とほほ。


ここで落ちました〜

この次にも淵を持った小滝が続きMaruさんはなんとか渡ったのですが滝の水をかぶっているのを見て私達は高巻くことになりました、このゴルジュの高巻きがまたまた大変で結局ゴルジュの中の滝を全部巻く高巻きになったのです。今回銚子大滝の高巻きよりもこの釜のへつりが私にとっての確信かも・・・・


Maruさんはここを突破した、この奧にも3つほど小滝があったらしい

ゴルジュの上からはナメが続き今日の泊まり場を探しながら歩きます、思っていたよりも高巻きに時間が掛かってしまい早くしないと暗くなってしまいます。5時過ぎに1025m付近にちょうどよいテント場を見つけ、みんなで手分けして薪集めとタープを張るなんとか暗くなる前に貼り終えてみんなで乾杯!!前回の寒さを経験していたので今回着替えを持って来ていたので濡れた洋服を着替えてほっと一息つきました。こんばんは渓友塾最後の泊まりなのでリクエストにこたえてチヂミを作り好評でした。そしていつものようにお酒を飲むピッチが速くて一番にダウン。


快適な泊まり場


焚き火で洋服を乾かす。


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ほとんど稜線の近くまで来ていたので今日の出発は8時とゆっくりめ、泊まった場所を改めて見回したら、回りは綺麗なブナの原生林が広がって本当に気持ちのよい場所です。朝靄の中を出発この上もずっとナメが続き15分で二俣に着いてしまう。右沢を登りまた奧の二俣をまた右に入るとすべり台のようなナメが出て来た。


朝靄の中を出発


奧二俣を右に入るとすべり台のようなナメが出て来た。

この上に出るとほとんど平坦で沢巾も狭くなり地図読みを教えて貰いながら藪漕ぎ無しで目標の1150mの鞍部に到着、こんなに簡単でいいのかしらと思うほどあっけなく着いてしまった。


藪漕ぎ無しで


予定していた登山道に着いた。

ここからは清水峠を経由して二口林道まで登山道を歩いていく登山道は整備されていて歩きやすい、ガスって居たので景色は見られなかったのが残念です。1時間30分で林道に着きこの林道はくねくねしているのでショートカットするために途中の尾根を下降しますが、下降していくと何となく路が付いているかんじで藪漕ぎしないで林道に出られた。


清水峠


二口林道の山形県との県境の所に出た、この少し先から尾根を下降

下りたところには行きに見た小屋の所に出たのですが地図にも載っていない小屋で説明書きには昔の番所あととなっていいた。中を見てみたらストーブもありなかなか綺麗、外には薪も積んであったので使う人が居るのかもしれませんね。


見た目より意外に中は綺麗だった

そこから林道に出て後は林道を歩いて車の所に戻った、今回は一日目にがんばって登ったので2日目は早く下山できた。温泉にはいり仙台には3時半過ぎに着き、みんなで牛タンを食べて最後の泊まりの沢を締めくくりました。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
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奥多摩・峰谷川長久保沢

※遡行日: 2008・3/23(日)晴れ※2万5千地形図:奥多摩湖
※遡行場所:奥多摩・峰谷川長久保沢
※メンバー: 塾長、アシスト久美さん、Satoさん、Takaさん、Sakaさん、Iさん、mogu
※ルート:鳩ノ巣駅〜(車)〜雲風呂8:40〜(徒歩)〜長久保沢入渓点8:45〜入渓〜(遡行)〜雨乞いの滝11:05/11:15〜滝上12:05/12:35(お昼)〜榧ノ木山西南尾根14:50/15:10〜(山道)〜榧ノ木山西南尾根下降〜峰谷川林道16:10〜雲風呂16:20着〜(車)〜もえぎの湯〜鳩ノ巣駅解散
※立ち寄り湯:もえぎの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

レスキュー訓練が終わり、いよいよ中級の沢登りが始まる。遡行する長久保沢は滝場が多く登攀的な沢とのこと、また30mの雨乞いの滝を見るのも楽しみ。鳩ノ巣駅から車で峰谷集落の手前雲風呂という場所に車を止めて支度する。そこから長久保沢出合いまで歩いて行くが、塾長からここが長久保沢だよと指さしたところには水も流れていないし車の轍が有ったりして本当にここが沢なの?という感じでした。

入渓
まったく沢らしくない入渓点・・・

2

仕事道を少し歩いて倉戸沢の出合いから入渓する。いきなりゴルジュになりへつりで小滝を越える。堰堤を1つ超えると釜をもった3mの滝は交代で肩がらみ確保して登る。

3
交代で確保の練習をする

次ぎに見えてきたのが2段18mの滝一段目は登れたが二段目は左を高巻く、そこを過ぎたらいきなり開けて伐採地に出た。ここから山道を歩くと通行止めの看板が立っていたので工事の人に断って通らせて貰う。伐採して裸になった山肌は殺伐としている、この後ちゃんと植林してくれるのかな。ここまでは何となく沢も荒れた感じでしたが、伐採地を過ぎるとやっと沢らしくなりました。

二段の滝
二段18mの滝が見えてきた。

ワサビ田後を過ぎゴルジュになると6mの釜を持った滝が右にカーブしたところに掛かる。塾長が右側を登りロープを出してくれて登り、ここでは残地ロープを支点に使いATCでの確保練習をさせて貰うが、本来中級になるとここではロープは出さないで登るところだそうです。今回はシーズン始めの沢だしDクラスなので出たのかなと思う。ロープの扱いもまだもたもたしているので塾長からもっとスピードアップしないとダメだといわれました。


横向きの滝、本来はロープを使わずに登る。

登り切ったところが棚沢の出合いで水量比は3:2綺麗な滝が掛かっている。そこを過ぎ小滝と釜の連続を登っていくと遠くに大滝が見えて来ました。雨乞いの滝だ!!30mを一直線に流れ落ち滝は迫力満点、こんな綺麗な滝が榧ノ木尾根の下に有るなんて想像もしませんでした。


小滝を越え行くと

大滝
前方に雨乞いの滝が見えてきた。


記念写真

もちろん滝は登れないので高巻きます、高巻きは左の枝沢を登り二俣になったところで右にトラバースしていく、このときに持ってきたピンソールを付けたらザレ場も滑らず歩けました。高巻きに掛かった時間は50分、沢床へはロープ二本繋げて懸垂で下り、下りた河原でお昼です。日が差して暖かい。



お昼を食べたところからすぐに大平沢を3:1で分けゴルジュのなか釜を持った4mと5mのナメ滝を越していく。

滝

傾斜も急になってナメ床を過ぎると前方に石積みの堰堤がでてきて、そこを過ぎるとワサビ田後の石積みがしばらく続く。

ワサビ田

左に枯れ沢を分け2m樋状の滝は右を巻く、その上には7mの滝がありロープが出ました。最初の一歩がいやらしい、ここでも交代で肩がらみ確保で登る。



この滝が最後で後はガレガレの詰めを350m登り、1400m付近から左に登って14:50分榧ノ木山西南の尾根に出た。

詰め
ガレ場の詰めは足を取られるし、落石起こさないように注意しながら登るので疲れる。途中でピンソールを付けたら滑らずに登れた。


久々の高速下山・・・・

久しぶりの詰めはきつかった、また下山も長く久しぶりに太ももが筋肉痛になりました。これから登る中級の沢はもっと大変だと思うが、8期9人、力を合わせて11月まで頑張りましょう。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星

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裏妙義・仲木川谷急沢左俣

※遡行日: 2007・11/23(金) 晴れ ※2万5千地形図:南軽井沢
※遡行場所:裏妙義・仲木川谷急沢左俣
※メンバー:塾長、Itoさん、Yamaさん、Siさん、Sakaさん、Aoさん、mogu、アシスト久美さん。
※ルート:高崎駅7:00集合〜(車)〜仲木川林道・金洞沢橋国民宿舎ゲート前8:30〜(徒歩)〜谷急沢入渓点8:45〜谷急沢・遡行〜二俣9:10〜左俣・遡行〜860m付近奧の二又11:00/11:40〜右沢遡行〜谷急山登山道12:10/12:20〜(登山道)〜谷急山12:40/12:50〜三方境13:55/14:00〜仲木沢林道14:45〜(車)〜妙義もみじの湯〜高崎駅解散
※立ち寄り湯:
妙義・もみじの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

初級最後の裏妙義谷急沢に行く日は、今年一番の寒さの日になった。裏妙義の沢もヒルがいるので今の時期にしか遡行出来ない、渓友塾ではシーズン最後の沢で来るところです。去年は右俣を遡行して下りに一部左俣を下降して来たのですが、覚えているのは紅葉の綺麗だった事とアブに刺されたことだけ左俣は初めての遡行です。

寒いけどお天気が良く裏妙義の国民宿舎の所に着いた。私達が支度をしていると続々と登山者が登っていきます。私達も沢支度をして出発、林道を歩き入渓点に向かう。

便箋今回の注意留意点
滑りやすい・落ち葉が溜まっているので気を付ける事
最後の詰めが急
登山道も痩せ尾根で注意すること

順番は塾長、Itoさん、Yamaさん、Siさん、Sakaさん、Aoさん、mogu、アシスト久美さんの順。今回私は体力付けのためと言われ、ロープを持って一番後を歩くように言われた。もちろん私の後にはアシストの久美さんが居ますが、一番後を歩くと言うことはすこしでも前と離れると追いつかなくてはならないので結構大変です。思えば最初の頃の沢では最後の詰めて離されるともう着いていけず置いていかれ一人旅になったことも有ったなぁ・・・なんて思いながら一番後を歩いていく。

入渓
国民宿舎ゲート前で支度、右は入渓点


なるべく水には入りたくないですね

入渓して最初の滝は釜を持った滝で落ち葉が覆っている、ここをへつっていきますがこの時期には落ちたくない。去年この滝を下りるときは懸垂で下りたのですが、登れても下りられない滝は沢山あります。

F1

滝を越えたらしばらく木漏れ日の中のゴーロ歩きが続き、右にカレ沢を見て歩いていくと開けた二俣に到着。

ゴーロ歩き
ゴーロ歩き

二俣
前方に二俣

左俣に入るとミニゴルジュ帯になり釜を持った4mの滝と枯れ葉に覆われた淵次ぎに連続のナメ滝、そこを過ぎ左に一本かれ沢を過ぎてから釜を持った6mのナメ滝が現れる。

ゴルジュ
左俣に入る

ナメ滝
ナメ滝〜

滝
滝〜

この谷急沢は面白い渓相で柱状節理(岩石中に発達した、五角形ないし六角形の柱状の割れ目。水や風の侵食の場合が多い。玄武岩や安山岩に多い。)という地形が見られる。裏谷急沢のほうがもっと凄いらしいが。

柱状節理
柱状節理

小滝とナメの連続で落ち葉の覆った滑床は滑るので気が抜けない。この時期なのでなるべく足が濡れないルートを行く。

滝

歩き
落ち葉で滑りそう〜

広い河原になり所々にペンキで印が付いている、これは大遠見峠から下る女道登山道の印ですが、踏み跡もないし今は使う人はほとんど居ないようです。標高660mを過ぎると右に大遠見沢を2:1で分けると大きな滝はなくなりナメ床の河原を歩いていく。台風の影響なのかこの辺りから倒木が多くなる。ナメ床を歩いていくと前方に大岩が出て来てその先に樋状の小滝が続きそこを過ぎるとH860奧の二俣に到着ここで少し早いけどお昼。

歩き

お天気が良いけどやっぱり風が冷たい、左俣は結構いやらしい滝も有り私達には難しいとのことで右俣に進みます、大きな岩と小滝を通り越すと徐々に傾斜も急になり登っていくと谷急山のP4とP5鞍部の登山道に出た。

詰め
最後の詰め

ここで靴を登山靴に履き替えて谷急山に向かうが表妙義ほどではないが痩せ尾根。エアリアでも破線ルートになっているが私達が登っていくと中高年の何組かのグルーブとすれ違った。アップダウンを繰り返し谷急山に到着〜雪をかぶった浅間山が良く見え、表妙義のギザギサと遠くには八ヶ岳も見え下には上信越道が見える360度の展望が待っていた。最後にふさわしい良いお天気でした。

谷急山
谷急山山頂、後には浅間山。

さてさて下山がこれまた大変、痩せたピークが7つも有り崖を下りるような所が沢山あって気が抜けません。やっとの事で三方境に着きほっとひと息〜三方境からの登山道は歩きやすく紅葉を見ながら下山、無事に仲木川林道着き今期最後の沢も無事に終わりました。

※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
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御坂・大幡川四十八滝沢

※遡行日: 2007・10/27(土) 雨 ※2万5千地形図:河口湖東部
※遡行場所:
御坂・大幡川四十八滝沢
※メンバー:塾長・Itoさん、Aoさん、Yosiさん、Simuさん、mogu、Isiさん、アシストYamaさん
※ルート:大月駅〜(車)〜三ツ峠山北登山口9:20〜(登山道)〜四十八滝沢徒渉点10:25/10:35〜四十八滝沢・遡行〜三ツ峠山登山道14:25〜(三ツ峠山北登山道)〜(登山道)〜三ツ峠山北登山口16:10〜(車)〜三ツ峠温泉〜大月駅
※立ち寄り湯:三ツ峠グリーンセンター
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

今月の補講は三ツ峠山に突き上げる四十八滝沢、四十八滝と名前がついている位なので滝ばかり、冬にはアイスクライミングのゲレンデとしても有名な沢とのこと、私は三ツ峠山というと富士山を思い浮かべます。ところが2万5千の地形図を見ても四十八滝沢が何処なのか良くわからず、計画書のルートと他の方の遡行記録を読んで開運山と御巣鷹山の登山道に出る沢ではないかと思い、水線を入れていくと滝ばかりと言うくらいだから等高線も混んでいる後で間違っていないことが判りホッとした。

当日の天気は雨、おまけにいつの間にか台風20号も発生して最悪の天気です。中止の連絡もないのでそのまま集合場所に行きますが、電車の中には登山者が乗っていてこんな天気に何処に行くんだろうと、自分のことは棚の上げて思ったりした。普通だったら沢登りだし増水が心配で中止になるが、渓友塾はあえてこういう天気の時に遡行する。(もちろん危険と判断した場合は中止)なぜかというと、山は良い天気ばかりじゃないし、悪天候の時など人間は焦ってパニックになり気持ちの余裕がないとミスを犯しやすい。なので悪天候を経験しておくことも必要とのことでした。実際、滝が多い沢で水量が多くなるとどうなるのだろうと思っていましたが、普段あまり水量の多い沢ではないらしく思っていたよりは普通でした。思っていなかったのは林道の崩壊で三ツ峠山北登山口まで入れなかったこと、途中に車を置いてそこで沢支度をして登山口まで歩いた。

出発

出発前の注意・留意点は難しい所は2箇所、滝滝滝で終わる、苔があり岩が脆いので注意、こういう悪天候の時を経験しておくのも必要。

北登山口から塾長・Itoさん、Aoさん、Yosiさん、Simuさん、mogu、Isiさん、アシスタントYamaさんの順番で登山道を上りはじめる。三ツ峠山の北登山口は余り人が歩いてない感じで急登、まさか入渓点までこんなに登山道を登るとは知らず、雨も降っているし滝が多いと聞いていたので登り待ちの時に寒いと思い厚着をしてきたので暑くてヘロヘロになってしまった・・・やはり基本は重ね着ですね。1時間ちかく急登を登りやっとの事で1050m付近の入渓点に到着、入渓点から沢を見上げると見事に滝・滝・滝。

遡行
入渓・・・早速お助け紐が出ました。

遡行

4m規模の滝を4つ登っていくと15mの大滝が見えてきた、この滝は今回唯一巻いた滝で左のガレ沢から巻いた。

大滝
唯一巻いた大滝

遡行
左のガレ場から巻きました。

遡行
その後も滝は続く

その上も3・4・6m滝が続き10m2段の滝は一段目登り二段目は手がかりの無い垂直の壁。ここでは初めて二段ショルダーで登るのを見た。ショルダーとは手がかり足がかりが無い場所の時、人の肩の上に乗って登る登り方。他の沢で塾長の肩に乗って登ったことがありましたが今回は二段、男性陣4人で下に塾長ともう1人その上にまた1人乗りアシスタントのYamaさんが登る、イメージとしては運動会の人間ピラミッド。見ていると土台になった塾長はぴくりとも動かない、考えたら不安定なところなので下がぐらぐらしたら登る人も怖い。上に登ったYamaさんがロープをセットしてくれて後続はゴボウで登りますが、垂直のゴボウ登りはなかなか難しいけどなんとか登ることが出来ました。

登攀
左がゴボウで登った場所

雨はますます強くなり、滝の登りではたっぷりとしぶきを浴びているので寒い。ドライの下着と雨具を着ていても何の役にも立ちません。それでも滝を登って体を動かしているときはいいのですが待っていると体が冷えてくる。

登る


ここは確保して貰い登る。

遡行

小滝がこれでもかと滝が続き夢中で登っていると1500m付近の二俣に着いた。水量は2:1左俣を登っていく。

二俣
左俣を登る

その上でお昼雨の中なので傘をさしながら食べた。食べたらすぐに出発、すぐ上に奧の二又が有り左はガレていて右を登っていきますがまだ小滝が続き最後の10m程の滝を登ると水源のわき水の所に13:50に到着。そこから詰めになりますがガレ場で浮き石も多く慎重に登りやっとの事で登山道に出た。


奧の二又を右に・・・最後の滝を登る

詰め
40分ほどの詰めで登山道にでた。

少し御巣鷹山方面に歩いていき途中から北登山口に入り下りていく、この登山道ハシゴ、ワイヤー、鎖、ロープの箇所が多くて大変。急なところを下っていくと、途中「白竜の滝」「七福の滝」の看板があり登山道から滝を見ると、ここを登ったの?と信じられないくらい立派な滝でした。天気が悪いので4時でも薄暗く無事車まで戻り、装備もびしょ濡れですがそのままザックの中に突っ込っこみ温泉に直行〜

四十八滝沢の滝、結局巻いたところは大滝の一箇所で後は全部の滝を登ったので久しぶりに滝を登った〜って感じでした。水量も多く難しいところもありましたが、最悪のコンディションの中でも登れた経験は良かったと思う。


※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
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八幡平・葛根田川〜大深沢関東ノ沢〜仮戸沢

※遡行日: 2007・10/6(土)晴れ・7(日)晴れ・8日(月)雨
※2万5千地形図:秋田駒ヶ岳・曲崎山・松川温泉
※遡行場所:八幡平・葛根田川〜大深沢関東ノ沢〜仮戸沢
※メンバー:塾長、Itoさん、Yosiさん、Sugiさん、Takaさん、mogu、Isiさん、Siさん、Stoさん、Sakaさん、Aoさん
※ルート:
1日目(10/6):盛岡駅7:50〜(タクシー)〜滝の上温泉〜葛根田地熱発電所8:45/9:30〜葛根田川入渓9:50〜(遡行)〜大石沢出合い11:55/12:15〜滝ノ又沢出合いの河原14:15着(泊)
2日目(10/7):泊場8:00〜北ノ又沢遡行〜二俣〜北ノ又沢左岸遡行〜奥二俣8:55/9:05〜右沢遡行〜1050m二又〜左沢遡行〜八瀬森湿原11:10〜八瀬森山荘11:15/11:25〜大深沢関東ノ沢右俣下降〜大深沢出合い14:15〜大深沢遡行〜大深沢三俣15:05着(泊)
3日目(10/8):泊場7:10〜大深沢仮戸沢遡行〜1250m付近8:55頃枝沢〜1379mピークと嶮岨森の鞍部〜嶮岨森直下登山道11:10着〜嶮岨森山頂〜(登山道)〜大深山荘11:55/12:30〜源太ヶ岳〜松川温泉14:55着/16:15〜(バス)〜盛岡駅

※立ち寄り湯:松川温泉・峡雲荘
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

今期最後の泊まりの沢そして初めて沢の中で2泊、全ての荷物を背負って2泊も沢の中を歩けるだろうかと心配しつつパッキング、軽量化したつもりなのに量った重さが15キロでした。渓友塾でこのコース天候等で全行程を遡行したことが無かったと聞きいていたので天気も心配。今回は塾生10名参加でいままで一番多いパーティーになり塾長もこの人数での遡行は初めとのこと、今回は塾長も含めて全員夜行バスで盛岡入りする、東京駅からは私だけらしく池袋でみんな乗ってきた。心配していた天気も2日間は良さそうですが3日目が余りよくない予報、盛岡駅に着き頼んであったジャンボタクシーと普通のタクシー2台で入渓点の葛根田地熱発電所に向かう。

地熱発電所
葛根田地熱発電所

地熱発電所の蒸気が出ている場所でタクシーを降りそこで沢支度をする。出発前の注意点・留意点は水量が多いので徒渉に気をつける。お函と呼ばれるゴルジュ帯のへつりに気をつける。大石沢までは水量が多い、途中大滝の高巻きがある、とのことで気を引き締めて出発する。

入渓
発電所の所を通って入渓

地熱発電所の所からゲートを通り林道終点から入渓する。10名のオーダー塾長しばし考えてから塾長、Itoさん、Yosiさん、Sugiさん、Takaさん、mogu、Isiさん、Siさん、Stoさん、Sakaさん、Aoさんの順。多いから大変です私はちょうど真ん中だ〜初めて見る葛根田川は川幅が広くゆったりと流れている。こんな大きな川が増水したら遡行は無理だろうと納得、入渓してすぐに低い堰堤が出て来てこれを越えて遡行開始水量は深いところでも膝下くらい。

遡行1

紅葉は一週間早い感じで左にスラブ滝を過ぎると枝沢の所にエメラルドグリーンの綺麗な淵が出て来た。そこを過ぎると右から3:1で明通沢に出会う。そこから川幅が狭くなり右に7mのナメ滝を持った枝沢(大ベコ沢かな?)を過ぎるとゴルジュになりここがお函かなと思ったらお函はもっと綺麗だと言われた。

遡行2
右にオオベコ沢の滝

遡行3

右岸の岩場には残置ロープが有りそれを使って乗り越える。しばらく歩いていくといよいよお函と言われているゴルジュ帯に入る。U字形になっていて白い岩盤はしっかりとフリクションが効いていて左岸の水際を歩いていける。お天気が良いので水の色と白い岩盤が綺麗〜これに紅葉が重なるともっと見事だろうなと思う。

お函
葛根田川のハイライト、お函と呼ばれているゴルジュのはじまり〜

1 お函2お函3
ひらめきクリックで大きくなります。もっと紅葉が進んでいたらねぇ〜

お函をすぎしばらく歩いていくと大石沢の出合いに到着水量比は1:1、出合いは開けていてテントサイトには最適誰かがマットをデポしてありました。ここでお昼を食べる。

出合い
大石沢との出合いが見えてきた。

昼食を食べてすぐに出発、大石沢を過ぎると水量も減りしばらく河原歩きが続き左に沼ノ沢1:3で分ける、ここは2年前渓友塾で遡行したときにマイタケを見つけたところだそうで、出合いには滝がかかり綺麗な沢ですが私達が通ったとき釣り師2名が釣りをしていた。10月は禁漁になっているのにね。

遡行5
水量が減ってきた

遡行6
滑床も出て来ます。

次ぎに左から中ノ沢を1:1で分ける、ここから綺麗な滑床が続きしばらくキノコを探しながら歩いていくと右に3段25mの滝がかかる枝沢がありそこを過ぎると2段18mの大滝が出て来てここは右側の巻き路を登る。滝の落ち口に下りる所が滑りやすいので慎重に下りた。上には釜を持った小滝がありそこを過ぎると河原歩きになりここで初めて下降してきた単独者に遇う。

遡行7
しばらく河原歩き・・・

大滝
葛根田川の大滝

河原歩き
しばらく河原歩きがつづく

右に滝がかかる枝沢を過ぎると程なくして広い河原が出て来て今日泊まるテン場に到着。11人が余裕で泊まれる平坦な広いところで何箇所か焚き火の跡が有りました。あまり立木が無いのでどういう風にタープを張るのかと思ったらロープ2本使い一本は対岸の木に繋いで何とか張ることが出来た。全員で薪拾い11人もいるとあっという間に薪が集まりマンパワーは凄い。

テント場
広い露営地

乾杯
まずはかんぱ〜い、火にかかっているのは豚汁の鍋とご飯の鍋

焚き火を囲んでまずは乾杯〜みんなおつまみやお酒を持ってきている、マッコリ・日本酒・ビール・焼酎・ワインとで、おつまみもキュウリ・サラダ。チーズと回ってくる。考えたら8期は全員飲めるのだわ。夕食のとん汁も美味しく出来た。夜には満天の星空のした、焚き火を囲んで夜遅くまで話は弾んでいたようです・・・・私、今回も早々とダウンしてしまいました。しかし、10月の沢中は寒い!!3シーズのシェラフにシェラフカバーでも寒くて夜中にレインウェアーの上下を着込んだがまだ寒かった。

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翌朝はみんなやっぱり寒かったと焚き火の前に集まってきた、周りの紅葉も心無しが色づいたようなきがする。8時出発なのに早々と出発の準備をしてしまい、そんな私達を見てのんびりとコーヒーを飲んでいる塾長が「でも撤退するときは遅いのだよな〜」と言われる。〈翌日それが現実に・・・〉

朝

8時ちょうどに出発、すぐに1:2で滝ノ又沢の出合いを過ぎ北ノ又沢に入り沢巾もいつも遡行しているくらいの巾になってきた。河原歩きからゴーロ帯を歩きに変りH860地点の二俣着いた、水量比は1:3ここで本流を分け6m滝の左を登って左俣に入る。

遡行7
朝一の歩き出しは寒いな〜

二俣
二俣に到着、左沢に入る

滝
最初の取り付きが滑る・・・みんなで協力して登る

滝上に出るとまた平坦な河原歩きになり倒木も多いのでキノコを探しながら歩く、大きな倒木が沢を塞いでいたりするがキノコは無い。中州のようになっている場所を過ぎるとH930地点で奧の二又を右沢に入り、そこを過ぎると綺麗なナメ床になり平坦な河原を歩いていくとなんと倒木の所に形も良く粒も大きいナメコ発見!!みんな初めて天然のナメコを見たとのことで大喜び〜良かったね。

遡行
渓相は狭くなり滑床も出てくる

ナメコ
ナメコ発見!!

しばらく行くと目の前に20mはあるスラブの大滝が出て来た、直登は無理なので左を高巻くが浮き石が多く掴む根っこも不安定なので気をつけるように前から伝言が来る。上はまた平坦なナメ床が続きしばらく行くと目の前にまた二段7mのスラブ滝が出て来て、ここは右を登りますが上部の草付きが滑るので初めてロープ確保で登る。

滝
左が大滝・・・右が唯一ロープが出た滝

滝上はますます沢巾が狭くなり1050m二又の左沢に入り傾斜が急になって登っていくと八瀬森湿原に出た。上は青空が広がっていて湿原は草紅葉〜周りも紅葉していてとても綺麗でみんな歓声をあげた。登山道に出て左に少し歩くと八瀬森山荘に着きそこで休憩なかなか綺麗な小屋でした。

源頭
源頭になる

八瀬森湿原
八瀬森湿原に到着〜紅葉が綺麗

さて八瀬森湿原から下降する関東ノ沢右俣は何処だろう・・・・地形図からは北に向かう、山荘からは左の方角になるのは判るが広い湿原で源頭を探すのは難しい。

湿原
八瀬森避難小屋と、湿原の泥炭地〈塾長は底なし沼と呼んでいた〉

もちろん塾長は判っていて藪の薄いところを探しながら進んで行き源頭に着く。ちょろちょろの流れを下降していくと左から一本枝沢が合わさり、そこには「東京岳人倶楽部」と書かれた真新しい赤布が有った。しばらく行くと右から3:1で枝沢が合わさりここが1050の二俣でここにも赤布がある。枝沢が合わさって来ると沢の水も増え沢巾も広くなりゴーロ帯になってきた。あまり大きな滝は出てこないが下降の場合は登るよりも慎重になる。

関東ノ沢右俣
関東ノ沢右俣を下降する

1010m地点で右から1:1で関東沢と出合う、地形図を見るとこの沢を登れば湿原になり大深沢の三俣に出られる。シートカットできそうですがそうすると大深沢にかかる滝が見られないとのことでそのまま下降していく。ここからいっきに沢巾も広くゴーロ帯の岩も大きくなり下降するのが大変、一箇所下りるルートが難しい所があった。でも全体的に大きな滝もなく淡々と下れる。

遡行
一箇所、下りるルートが紛らわしかった所

出合い
大深沢本流と出会う

898m地点で水量比1:1で二俣に到着、今度は右を登っていくと深いトロにペアのイワナがいた。7mナメ滝が出て来て左側から大岩を乗こして登る、その先に見えてきたのが巾30m高さ20mはあるかと思う大滝、これが通称ナイアガラの滝と呼ばれているらしい沢登りしていて今まで見た滝の中で一番大綺麗な滝です。何処を登るのかなと思っていたら左のリッジ状の所から簡単に登れた。登ってみた上にはナメが続いていてみんなびっくり!!まさかこんな景色が待っているとは思いもしません。ここまで来ると今日泊まる三俣はすぐです。

滝1滝2滝3
ひらめきクリックで大きくなります。美しい滝ですね



三俣、左は明日遡行する仮戸沢(けとさわ)で塾長も遡行するのは初めてとのこと、釣り師が下降してくる位なので難しいとこは無いと思うと言っていましたが、地形図を見ると200mくらい等高線が混んでいる。真ん中は本流の北ノ又沢で出合いには綺麗なナメ滝がかかっていた。右は東ノ又沢で薪拾いに行った人が綺麗な釜が有ったよと言っていた。

三俣
三俣に到着・・左の木立の中にタープを張り、焚き火は河原。

今回の泊まり場は11人が横になるには少し狭い、タープは三角ではなく広げて張った。この場合片方は少し斜めに張らないと雨が降った時雨が入ってくると教えて貰うタープも色々な張り方が有るのですね。タープを張る人と薪拾いする人と別れ薪が有る程度集まってきたので、私が初めて1人で焚き火に挑戦なんとか火をつけることが出来ました〜嬉しいな。


大好評だったSugiさんの杏仁豆腐〜美味しかったです。

今晩のメニューはSugiさんのスープカレー、ご飯もちゃんとターメリックを入れて黄色いし野菜もオクラをはじめたくさん入っている。もちろんお酒もおつまみもまだたくさん出て来ます。でとどめが杏仁豆腐〜いつの間に作っていたのかこれにはみんな驚き、さすが杉坂さんですご馳走様でした。今年最後の焚き火をみんなで車座に囲んで話は尽きません、今日こそは最後まで起きているぞと思っていましたがやっぱり早々とシェラフの中に入ってしまいました。


山はそんなに甘くない・・・・忍耐の3日目
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檜枝岐・実川硫黄沢

※遡行日: 2007・9/29(土) 曇り・30(日) 曇りのち雨※2万5千地形図:燧ヶ岳
※遡行場所:檜枝岐・実川硫黄沢
※メンバー:塾長、Skaさん、Masuさん、Sugiさん、mogu(2人欠席)
※ルート:
29日:会津高原尾瀬口駅10:25分〜(車)〜七入駐車場(お昼)12:40出〜(徒歩)〜硫黄沢入渓12:55〜(遡行)〜蛇滝下14:00着(泊)
30日:泊場7:45出〜(硫黄沢遡行)〜H1500付近から右の藪〜H1510の枝沢〜沼山峠・御池間の車道12:04着〜(バス)〜七入駐車場〜檜枝岐・駒の湯〜会津高原尾瀬口駅解散
※立ち寄り湯:駒の湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

硫黄沢は水量が多く釜有りへつり有りゴルジュ有りで、遡行自体は短いけど非常に綺麗な沢だという。おまけに下山が遡行終了地点で手を上げれば尾瀬沼山峠からのバスに乗って下れるという楽ちん下山、時期も紅葉の季節だしキノコも採れるというのでとても楽しみにしていた沢でした。

当日家を出る時は雨でも天気予報では檜枝岐は晴れから曇りマークだった。東武鉄道と野岩鉄道鉄道を乗り継ぎ日光を過ぎる当たりから晴れてきた。集合場所の会津高原尾瀬口に着き渓友号に乗って七入りの駐車場に向かう。去年の矢ビツ沢を思い出しました。七入り駐車場の料金所のゲートが無くなっていてびっくり、この駐車場の休憩室でお昼を食べ沢装備を付けて出発。今回の注意・留意点は水量が多い、釜を持った滝が多い上流は平坦な沢歩きになり今日の行程は泊まり場までは短い、日も短くなっているので行動も早めに切り上げ明日の朝もゆっくり出発とのことでした。


七入りの駐車場と入渓地点

七入りの駐車場から七入り山荘の脇の登山道を歩き硫黄沢の出合いから塾長、mogu、Masuさん、Skaさん、Sugiさんの順で入渓、すぐに堰堤があり左から巻いて越す。しばらく歩くと釜を持った2m、3mの小滝の連続は左をへつって登る。

2

二段5mの滝は左を登り釜の縁を右に渡る、このとき塾長から釜の縁を歩くときは流れに向かい中の方に足先を入れることと注意された。うしろは滝なのでバランスを崩すと危ない、徒渉の技術は難しい。

3
こういう縁を歩くときには、つま先をなるべく前に出す。足は揃えない。

その先には大きな淵がつづき、へつりで行くのが多いけど岩が滑らないから楽です。沢が曲がった先に8mの程の滝が出て来てここも左を登っていける。その先にも釜をもった綺麗な滝がつづきそこを過ぎるとH1205の二俣に到着水量比は4:1位だった。

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判りづらいけど二俣

前回はここが泊まり場だったそうで良いビバークサイトでしたが、時間も早いのでもう少し先に行くことにした。しばらく行くと左に枝沢が一本、前方に一筋の枝沢と滝が出て来てこれが蛇滝かな?と言うところで今回泊まることに決め、整地をしてタープを張る。今回は人数も少ないのでみんなで薪集め、塾長ものこぎりで薪を切ってくれている。泊まりの沢も今回で4回目になるのでみんなだいぶ慣れて来た感じでテキパキと動く。

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4時過ぎには早々と飲み始め、行程が短いと聞いていたのでおつまみも結構持ってきた。ビールにワイン日本酒とチャンポンしたので7時にはダウンして早々と寝てしまった・・・なので翌朝は一番に目が覚め、暇だったので消えていた焚き火をおこしてみました。すっかり消えているのかなと思っていたら灰の中には火種の炭があって木をくべるとなんとか火が付きました。それだけ火種は残っていると言うことで、消火するときは徹底的に消さないと危ないですね。


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30日
天気は曇り空、7時45分泊を場を出発。

8

泊まったすぐ先を回り込むように滝の側に行くと思っていたよりも高くない見事な階段状の滝でここは左を登る。

9

次ぎも釜を持った綺麗な滝がつづき左をへつって滝に取り付き登った。

10

しばらくゴーロ歩きがつづき、次ぎに出て来たのが30mはあるかと思う立派な大滝。もちろんここは登れない。釣り師が付けた巻き路が左にありそれを上って巻きますが、そのまま登っていくとこの後に出てくる滝もゴルジュも全部高巻いてしまうので注意が必要〜ある程度登ったら滝の落ち口に向かって右に行く。

11 12
ひらめき大きくなります。右は巻き終わって下りてきたところ

大滝を高巻きすぐに次の二段の滝が出て来た、この滝が硫黄沢の核心の滝だそうで、1段目は右を登り二段目も途中のテラス状の所まで登れる。

13
立派な二段の滝


下の滝


1段目を登る。 右二段目の滝下

さてここから今回の遡行で唯一ロープが出たところ、塾長が空身で登っていきますが、ルート取りが難しそう。いったんは左を登っていきましたが上の方がかぶっていて難しいのでいったん戻り右を登って行った。高さにして4・5m程ですが垂直に立っていて岩も脆いので慎重に登る、でもホールドは有る。一番はじめに登ったので、上で移動するとき落石しないように注意される。


無事に滝上に出ました。

全員無事に登って滝の落ち口に下りてやれやれ〜と思っていたら、次ぎに出て来たのがゴルジュの淵。そこを塾長が難しそうにへつっていくのを見ていてひょえ〜あんな風に行けないとビビってしまった。そうは行っても行かねばならず、恐る恐るへつって行きましたがホールドが無い!!でも水の中に足場がありなんとか無事に通過。


嫌らしいへつり

次ぎに少し上に登って横に移動するのですが、ここもホールドが無くてどう行ったらいいか判らなくなり、塾長に助けを求め足と手の置き方を指示して貰った。微妙な体の向きで突破しましたが、いま思いだしても冷や汗が出てくるもう一度やって見ろと言われても出来ないかも知れない。


難しかったところ

後で塾長が落ちそうなときは自分から落ちた方が怪我しなくていいよと言っていましたが、やっぱり落ちたら寒いしいやです。


ひらめき大きくなります。落ちずに何とか突破出来ました〜ほっ

そこを過ぎたらゴルジュが終わり後は平坦な河原歩きになります。でも滝は出て来ますが難しい滝は無く一箇所登れない滝は左を巻いて行きました。


可愛い滝が出て来ます

ここからは倒木を見つけてはキノコ探し、ヒラタケとナラタケを取りました。今年はキノコの出が遅いようです。しばらくは河原を歩いていくと雨が降ってきて本降りになってしまった。


こんな感じの河原歩き

沢の水の色が赤茶色になって岩にも硫黄分が付いているようになり滑る滑る。ここで時間を見たら11時20分くらい、沼山峠12時発の会津田島行きのバスに乗るのには予定の長池湿原まで行っていては乗れないので急遽シートカットして車道を目指すことになった。少し先の支流を上れば車道に出られますが、塾長地形図をみてその手前から藪の中に突入〜右に左に藪の中を歩いていってショートカットで支流に出た。良くわかるなぁ〜やっぱり塾長のルートファイデングは凄い。


橋の上から撮った写真

支流を急いで歩きやっとの事車道に出ましたが、バスが行ったばかりだと言われえーーーとみんなガッカリして次の御池行きのバスを待っていると、なんとはじめに乗る予定だった会津田島行きのバスが来た!!急いで止めて乗ることが出来て無事に七入りの駐車場まで戻ることが出来た。乗客の人達は私達のずぶ濡れの姿を見てどう思ったかな〜お騒がせしました。


※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
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中ア・正沢川細尾沢

※遡行日: 2007・8/18(土) 晴れ・19(日) 晴れ※2万5千地形図:木曽駒ヶ岳
※遡行場所:中ア・正沢川細尾沢
※メンバー:塾長、Aoさん、Yosiさん、Satoさん、Takaさん、Itoさん、mogu
※ルート:
18日:塩尻駅〜(車)〜木曽駒高原スキー場駐車場〜(車)〜幸の川橋11:55〜(徒歩)〜正沢川入渓12:30/12:55〜(遡行)〜細尾沢出合14:55(泊)
12日:泊場6:30〜(遡行)〜細尾大滝7:05〜2510m付近から右沢へ9:30〜北尾根10:55/11:05〜登山道11:25/11:40〜木曽駒ヶ岳山頂12:00/12:30〜(登山道)〜玉ノ窪小屋12:50〜(登山道)〜福島Bコース〜(登山道)〜木曽駒高原スキー場駐車場16:20〜(車)〜駒ノ湯温泉〜塩尻駅
※立ち寄り湯: 木曽福島・駒の湯温泉
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

渓友塾では色々な山域の沢を経験するようにとのことで、8月の泊まり補講は中央アルプスの正沢川細尾沢で木曽駒ヶ岳に突き上げる沢です。木曽駒ヶ岳に登ったこともないのにいきなり沢から登る事になりました、非常に綺麗な沢と言うことでとても楽しみ。

今回は中央アルプスなので塩尻駅集合、日帰りで登れる沢を一泊で登るので集合時間も朝一のスーパーあずさの時間に設定してありました。塩尻駅から渓友号に乗り木曽駒高原スキー場に向かい到着後、装備を付けて幸ノ川橋まで送ってもらい車を置きに行った塾長の到着を待って、今回の補講の留意・注意点を聞く。3000m級の山の沢は大変、細尾沢で唯一危険なのが大滝の高巻き、今日一日はほとんどゴーロ歩き、2日目は大滝の上からは滝が続く、本来渓友塾では大滝の上まで登りそこで露営していたようですが、あまりよい泊場ではなく今回は細尾沢出合いで泊まるとのことでした。

入渓前
幸の川橋の所で出発準備

幸の川橋から茶臼山の登山道をしばらく歩くと、途中に沢コースという小さな看板が掛かっていて踏み跡が付いていた。その踏み跡をたどっていきますが樹林帯のなかで風もなく暑いし荷物が重たいしで早々とバテぎみに・・・私だけかと思っていてらみんなそうだったようで少し安心した。踏み跡の終点が正沢川の水晶沢出合いの少し下1560m地点に着き、思っていたよりも上流からの入渓になったと塾長。ここでお昼を食べていよいよゴーロ歩き、まっ白な岩にコバルトブルーの水、川幅も大きく水量も多い。暑くてフウフウ言いながら登っていくと思っていたよりも早く細尾沢の出合いに到着。

ゴーロ歩き
まっ白な岩が印象的

出合い
前方に出合が見えてきた、右が細尾沢になります。

砂地になっていて少し整地をすると快適な泊場に変身、乾いた流木も多くマキ集めには困らなかった。早速みんなでタープを張り、今回私は焚き火の付け方を教えてもらった。火を付けるのに便利なのが牛乳バック、内側がロウでコーテングしてあるので火がつきやすいとのこと、それに牛乳パックはまな板にもなるしお皿にもなるのでとても便利、終わったら燃やせてしまうのでゴミにもならない優れものです。

タープ
ロープとシュリンゲであっという間に出来ました。みんなでやれば早い

焚き火

早く着いたので後はそれぞれ持ち寄ったおつまみで宴会、わたしのバテた原因は前回よりもお酒を持ってきたことかも・・・恒例のカレーを作り満天の星を眺め話は尽きず夜は深けていくのでした。

カレー
みんなで夕食の準備

焚き火
沢ではなんと言っても焚き火

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翌日も快晴のなか泊場を6:30出発、細尾沢に入り最初の4mほどのナメ滝は左を登る。しばらく行くと前方に細尾大滝が見えてきた。40mある大滝は一直線に落ちてくる水流は迫力満点。

最初の滝
最初のナメ滝を登る

大滝
大滝が見えてきた

ここの高巻きが細尾沢唯一危険なところ、滝の右側の枝沢を少し詰めると左に踏み跡があり少し登るとガレ場のトラバースの所にでる。ここでロープが出て確保して貰いながら慎重にトラバースする。全員渡り終わりここから高巻きに入りますが、足元がもろく掴む木も脆いので注意するように言われ慎重に高巻きをして無事に滝の落ち口に下りられた。一応踏み跡らしきものは有りましたが慎重に高巻かなくてはならないところです。

大滝
大滝の右の枝沢を登り

トラバース
緊張したトラバース

滝の上からは滑床が続き出てくる滝もほとんど直登できる、標高が2000mを越え沢もいっきに開けてきて後を振り返ると乗鞍岳が見え雲海の向こうには槍ヶ岳も・・・さすが3000m近く詰め上げるアルプスの沢はスケールが違う。


大滝上からは沢も開けてくる

連瀑の滝も出て来てその美しさにみんなで歓声を上げる。高度が高くなってくると徐々に傾斜も急になり前方に木曽駒ヶ岳の稜線が見えてくるといよいよ詰めになる。

1 2 3
ひらめき大きくなります

滝
綺麗な滝がつづきます


後に乗鞍岳・・・その後遠くに槍も見えた。

詰め
だんだんと傾斜も急になって来る

2510m付近最後の二俣を右に取り詰め上げていくと水流はいつしかカールに消え、いっきにカールを登り北尾根に着いた。遠くに玉の窪小屋が見えそこからさらに登山道まで登って木曽駒ヶ岳山頂に向かう。

詰め
枝沢に入り

北尾根
北尾根に到着・・鞍部に玉の窪小屋が見える。

登山道
北尾根からひと登りで登山道へ

12時ジャスト山頂に到着しました、さすが人気の山登山者がたくさんいます。ほとんどは千畳敷カールからの登山者のよう、ここで私達もお昼を食べて下山は福島Bコースでしたが誰にも会わず下り木曽駒高原スキー場に戻った。長い沢で下山も長かったがお天気が良くて青い空に開けた沢、誰にも会わずに木曽駒ヶ岳まで登れるなんて、沢登りだからなのだなぁと改めて思った。

山頂
木曽駒ヶ岳山頂〜

※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
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栗駒・盤井川産女川

※遡行日: 2007・7/21(土)〜22(日) ※2万5千地形図:栗駒山
※遡行場所:栗駒・盤井川産女川 天気:21日雨 22日曇りのち晴れ
※メンバー:塾長、Sakaさん、Yamaさん、Yosiさん、Siさん、mogu。
※ルート:
1日目:一ノ関駅5:00〜(車)〜笊森登山口8:05〜(林道・徒歩)〜産女橋9:40〜産女川入渓9:50〜(遡行)〜大滝上12:55/13:25〜1250m付近二俣17:40〜右俣遡行〜笊森避難小屋18:20
2日目:笊森避難小屋8:05〜(右俣下降)〜1250m付近二俣8:50〜左俣遡行〜1330m付近新湯コース登山道9:35/9:45〜(登山道)〜東栗駒分岐10:30/10:55〜栗駒山頂11:20/11:30〜須川コース登山道〜須川温泉12:50着〜(車)〜一ノ関駅解散
※立ち寄り湯: 須川高原温泉
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

産女川は綺麗で大きかった!!
今までの関東の沢とは沢のスケールが違う〜と言うのが入渓して最初にF1の滝を見た時の感想です。滝の巾も大きく水量も多く今まで初級の沢を登った中では今のところ一番です。(塾長は初級の沢では葛根田川が一番とのこと)去年の沢友会に入っているとき塾長からこの産女川は渓友塾一押しの綺麗な沢ですよと聞いていて行ってみたいと思いましたが、今の私の力量では無理と言われていた沢・・・予科に入って目標にしていた沢でした。

いよいよ楽しみにしていた産女川の講習が近づいて、お天気が気になり天気予報ばかり見ていましたが予報はあまり良くなく2日間とも雨マーク・・・夜行バスで一ノ関のバス停に到着したときも霧雨でした。程なく渓友号に乗った塾長が到着、塾長も天気を見ていてどうするか考えているようです。とりあえず朝ごはんを食べに道の駅に移動する、途中コンビニで塾長が昨日の天気を聞いた所、雨は昨日の夜から降り出しらしい。土砂降りの降りでもないので現地に行って川の様子を見てから決めると言うことになり入渓点に向かった。真湯温泉から桂沢林道に入り支流を見ると思ったほど増水していないとのことで、そのまま笊森登山口に向かいます。予定で真湯温泉からタクシーで入り、渓友号を須川温泉に持っていく予定でしたが、塾長の判断で今回は渓友号を登山口に置いて後で取りに戻る事になりました。

笊森登山口で入渓の準備、ザックの重さ家で計ったときは12キロ、今回下山後の着替えと靴もいれこれに水と共同装備(私はカレーの食材担当)を入れたら多分14〜15キロくらいにはなったのではないかな背負ったら重たい!!沢の泊まりでは男性18〜20キロ、女性でも15〜16キロ位は背負えなくてはと言われました。出発前の注意は、栗駒一帯は森林生態保護地域になっているので厳しいとのこと、魚留の滝までは滝が多くホールドも細かいので荷物を背負っての登りは難しいので注意する事。

登山口
笊森登山口と林道ゲート

林道のゲートを通り歩きだしますが、ここから入渓点の産女橋までの林道歩きが思っていたよりも長く1時間30分歩いてやっとの事で橋に到着。塾長、Yosiさん、Sakaさん、mogu、Siさん、Yamaさんの順で入渓、天気は霧雨のような雨が降り続いている。

入渓
産女橋と入渓

ナメ
ナメ歩き

入渓してすぐにナメの沢床でここのナメは大行沢と一緒で滑らない、少しゴーロを歩いたら最初の8m滝が現れ関東の沢とは全然違うそのスケールの大きさに驚いた。ここは左側を登るが塾長が言っていたようにホールドが細かいので慎重に登る。

F1
F1の滝 ひらめき大きくなります

最初の登り
今日最初の登攀

次ぎに6段は有る連瀑帯が現れその迫力に驚く、お天気が良かったらさぞかし綺麗で見応えが有るだろうな、ここは一箇所だけロープが出て登る。

連瀑登攀
ひらめき大きくなります。


お天気が良かったらなぁ〜

その後もスダレ状の滝や樋状の滝が次々に出て来て登るのに必死。休憩の時雨も止むけはいはなく、沢の中に泊まるよりは産女川の源頭にある笊森避難小屋に行けないか皆で塾長に聞いたところ、産女川は本来1日で遡行できる沢なので行っていけないことは無いが、私達の足を考え魚留め滝の上の泊まる予定地に着いた時間で決めると言われた。

バンザイ


綺麗な滝が次々に出てくる

深い淵をへつり6m規模の滝が連続して現れ、みな登るのにホールドが細かく難しい。

へつり

特に大滝手前の6mの滝は見た目ツルツルでほんとに難しかった、大滝は左を高巻くが灌木が倒れていたので思っていたよりも高く巻くことになり腕力に頼っていると腕の力が無くなるので、高巻きも必ず足で立ち腕には頼らないことと言われた。

滝
ひらめき大きくなります

大滝
大滝の前でパチリ

大滝
大滝一段下の釜・・・大滝上、巻き終わって下りる

大滝を超えた所でお昼、地図を見るとまだ行程の半分も来ていない。でも、ここからはそんなに難しい登りは無いと言われたがとんでも無い!!今までのような滝は出てこないけど小滝と長いゴーロ帯歩きが待っていた。


ゴーロ歩き・・・ここの当たりからガスが掛かってきた

魚留めの滝に着き塾長は空身で登る、途中シュリンゲで手がかりを作ってもらい登るが、一箇所トラバースする所が緊張した無事に登れほっとする。このときにシュリンゲを何気なく外してしまい塾長に次の人のためにちゃんと垂らさないとダメだと注意を受る。

魚留の滝
ひらめき大きくなります。

無事に魚留の滝を登りしばらくナメを歩いていくと予定の泊まり場に到着、時間は3時少し前ここから笊森避難小屋までは2時間30分くらいで行けるのでそのまま避難小屋目指して行くことになりました。やはり雨の中焚き火も出来ないし出来れば乾いたところで寝たいのでみんながんばる。

ナメ歩き
魚留めの滝の上は快適なナメ歩きになるももガスっていて何も見えない

沢も小滝の連続とナメが続き二俣手前の枝沢を過ぎると前方に白い靄が見え雪渓が見えてきた。沢の中で雪渓を見たのはもちろん初めてでその大きさ驚く。机上講習でも沢登りで一番難しいのが雪渓処理だと言われたことを思い出した、雪渓も同じ形状の物は無いのでこればかりは現場に来て判断するしか無いとのこと、塾長は雪渓の下を覗き雪の厚さを確認し両岸の雪渓の形状を確認してルートを決めていました。今回の雪渓はいつもよりは小さいそうで、上の方には崩壊した雪渓があり本来はここまで有るらしい。雪が溶けた後にはコイワカガミ・イワウチワが咲いて目を楽しませてくれる。ここまで登ってくると周りは草原状に開けてきてお天気が良かったら綺麗だろうなと思う。

雪渓歩き
雪渓の上を歩く・・・

二俣
二俣に着く

雪渓の上を怖々歩き無事に通過してやっとの事で二俣に到着、この頃になるとメンバーの疲れもピークに達して来ている。本来なら翌日この二俣を左に行く予定ですが、避難小屋があるのは右俣のほうなので右俣を行くと前方にまたまた雪渓が見えてきた、でもこの雪渓は沢にびっしりと着いているのであまり危険ではないとのこと。雪渓の上を直登していくと右上に笊森避難小屋が見えてきたときは嬉しかった。

右又
やっと水場の道に着きました〜

雪渓の終わりが避難小屋の水場で道も付いている、ここで水を汲んで避難小屋までひと登りやっとの事で6時20分避難小屋に到着〜8時に林道を歩き出して10時間20分掛かり着きました。沢登りでこんなに長い時間歩いたことはない、まして泊まりの装備を背負ってここまで登ってこられるなんて、人間やる気になるとなんとか出来てしまうのだなと改めて思った。

笊森避難小屋は建て替えたばかりでトイレも水洗でとても綺麗、誰も居なく私達の貸し切りがんばって登ってきた甲斐がありました。ゆっくりもしていられずまずは明るい内に夕食の準備に取りかかります。なんとか落ちついてみんなで乾杯〜外はまだ雨が降っていますが小屋の中は快適で10時頃まで宴会。

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夜行バスで眠れなかったこともあり爆睡、朝目が覚めて外をみたらガスは掛かっていながあまり天気が良くなく、そうこうしているうちに雨が降ってきて今日一日また雨なのかな〜とガッカリしましたが、小屋を掃除して出発する頃には雨も止んでいた。昨日はガスっていてよく見えませんでしたが、小屋は草原の中に建っていてなかなかいい感じ、小屋の前で記念写真を撮って出発する。

避難小屋
一晩お世話になった笊森避難小屋と雪渓を下る

水場までの道はぬかるんでいますが沢靴なので気にしないで歩けるのが良い、水場からまた雪渓を下りて行きますが昨日登ってきたルートと違うところを下る。朝の雪渓が安定している内にと初めての雪渓くぐりを体験、1人ずつ素早く通過しますが結構ドキドキでした。

笊森山
後の丸い頂が笊森山、今日はガスっていないのでよく見える。

雪渓くぐり
初めて雪渓をくぐる・・・


遠くに避難小屋が見える。

昨日の二俣まであっという間に下りてきて左俣には小さなナメ滝が掛かり、そこを過ぎるとブリッジ状の雪渓が掛かっていてここをまた1人ずつくぐっていく。

雪渓くぐり
左俣の雪渓

沢も細くなりだんだんと小川のようになると周りが開けて来てなんとお天気も良くなってきた!!吹く風も気持ち良く昨日がんばったお掛けで今日はとても楽です。周りには白い小さな花が咲いていて後で調べたらヒナザクラの群落、またコイワカガミも群落を作って目を楽しませてくれる。


お天気も良くなって来ました

のんびりと産女川の源頭部を遡行していくと二又の所に大きな雪渓が出て来て雪渓を登って雪渓の終わりが登山道になっていて遡行終了。

最後の雪渓
最後の雪渓を登り

遡行終了
遡行終了〜

終了地点ではヒナザクラ・コイワカガミの群落が迎えてくれた。太陽も出て来て周りの山々も見えてここにいるのは私達だけ、なんて贅沢なのでしょ〜昨日お天気が良かったらもっと良かったけど、そうしたら避難小屋には行かずに右俣にも行かなかったし、今日もこんなに楽ではなかったと思う。天気がよいのに越したことはないが結果的には思ってもいなかった避難小屋に泊まれたので良かったかなと思う。

登山道
登山道から見えた笊森避難小屋

ここからは登山道を東栗駒分岐まで、のんびりと湿原のお花を見ながら歩いていきます。昨日から見たお花沢の中ではコイワカガミ・アオノツガザクラ、イワハセ・ヒナザクラ・イワイチョウなどの花が見られ、登山道ではハクサンチドリ、タテヤマリンドウ・キンコウカ、オノエラン・トキソウ・ハクサンシャクナゲ・ツマトリソウが咲いていた。一番驚いたのがハヤチネで教えて貰ったばかりのムシトリスミレが群落で咲いていたのには驚いた。

お花
今回見たお花 ひらめき大きくなります。

東栗駒分岐に着くと登山者の人達も歩いている、ここで沢装備をすべてザックに入れ(重い!!) 栗駒山頂までひと登りですが最後のこの登りが大変でした。山頂に着くと登山者がたくさん、記念写真を撮って須川温泉に向けて下山開始。

栗駒山頂
登山道と山頂

登山者の人達は私達の大きなザックを見て目を丸くしていたのが面白い。途中の昭和湖で休憩を入れ1時間20分で無事に須川温泉に到着。昨日の朝はどうなることやらと遡行するの半分は諦めていましたが、なんとか産女川を遡行出来て良かった。塾長が苦労した山行や沢登りの方が記憶に残るものと言われたとおり、今回の産女川は私にとって忘れられない沢登りになりました。


※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
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仙台二口・名取川大行沢

※遡行日: 2007・6/23(土)〜24(日) ※2万5千地形図:作並

※遡行場所:仙台二口・名取川大行沢晴れ
※メンバー:塾長、Sugiさん、Maさん、Takaさん、Satoさん、Sakaさん、Itoさん、mogu。

※ルート:
1日目:仙台駅9:35集合〜(車)〜大東岳登山口10:50着/11:40〜(登山道)〜大行沢入渓点12:15〜(遡行)〜岩床沢付近河原(泊)15:00
2日目:泊場7:20〜樋の沢避難小屋(荷物デポ)8:45/9:00〜大行沢遡行〜大行沢奧二俣右沢〜970m付近登山道10:35/10:45〜(登山道)〜980m付近登山道〜大行沢奧二俣左沢右沢下降10:55〜885m付近奧二俣11:15〜大行沢下降〜樋の沢避難小屋(荷物回収)12:10/12:45〜(登山道)〜大東岳登山口14:35〜(車)〜日帰り湯〜仙台駅17:00解散

※立ち寄り湯: 秋保温泉・市太郎の湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

今年最初の泊まりの沢。第一陣がお天気に恵まれたのを見て、私達もお天気になると良いなぁ〜と天気予報とにらめっこ・・・一週間前は土曜日が曇りで日曜日が曇りから雨の予報でしたが、だんだんと晴れマークが出て来て前日には土日とも晴れ!!嬉しい!!やっぱりみんなの日頃の行いが良かったのね。

大東岳登山口にはたくさんの車が駐まっています、ここで支度をして共同装備を各自持つ、私は夕食の材料のニンジン、タマネギ、ニンニク、カレールー。今回の補講は沢の中での生活技術、タープの張り方焚き火の付け方泊まり場の選択等の講習。塾長、Maさん、Itoさん、Satoさん、Takaさん、mogu、Sugiさん、Sakaさんの順番で出発。

出発お天気がいい

入渓点までしばらく登山道を歩いていくのですが、登山道の途中に三つ葉が自生していて去年は採っていかなかったけど、今年はみんなと袋いっぱい採った。やはり沢では現地調達が良いようで、野生の三つ葉は茹でてもしっかりと歯ごたえがあり美味しかった。沢では水の心配がないのでこういう事も出来るのですね。

35分ほど歩いて入渓点に到着、少し休憩して歩き始めるが今日一日、テント地まではゴーロ歩きです。去年よりは水量が少ない気がしますが、大きな岩がまるで日本庭園のように沢の中に点在している。

ゴーロ歩き

去年は歩くのに精一杯で周りを見回しいてる余裕が無かったが、何箇所か覚えている場所が有った。

大岩くぐり
去年もくぐりました〜

関東の沢のゴーロとは違って大行沢の岩は大岩、今回は水量が少ないので徒渉も楽ですが、沢幅が大きいので水量次第では徒渉するのも大変になると思う。ルート取りを間違うと行き詰まりそうですが、さすが大行沢に16回も来ている塾長は迷うことなく歩いていく。


腰まで浸かって・・・・パおはなツまで濡れましたぁ〜

1日目のハイライト、二段の滝に到着〜去年はここで記念写真撮ってます(笑)今年は人数も多いのでそんな余裕は無いと思いましたが、待っている間に急いでケイタイでパチリ・・・

滝
1段目

滝
二段目

今日のハイライトは無事終わり〜後は今日泊まるテント場まで行くだけです。



渓友塾の大行沢でのテントサイトは、岩床沢の出合いの所と決まっている。先週も第一陣が来ているので整地はバッチリで余った薪も置いてありました。着いたら早速ロープを使ってタープを張りそれぞれ寝床を作る。

テント場
着いたときにこんな可愛いのがお出迎え〜薪一生懸命集めた。

ここでのタープの張り方は両サイドに有る立木にロープを張り、シュリンゲでプルージックを作りタープの中心にカラビナを通してプルージックを引っ張りピンと張ることが出来る。隅にもカラビナとシュリンゲで岩などに巻き付けて張る。プルージックと言うところがミソですね。タープを張り終わったら、塾長は岩魚を釣りに行き、私達は薪拾い。たくさん集めておくように指示されたので、みんなで一生懸命集めますが足場は悪いしたくさん運べない。そんな時メンバーのSugiさんが薪をシュリンゲで束ねて担いでいるのをみて成る程、そう言う手もあったのねと思い早速真似をした。


薪を集め終わり、塾長が戻るのを待つ

塾長が岩魚を二匹釣って戻ってきました、8人もいるので1人一匹とは行かないよね。それに翌日判ったのですが釣り師も入っていたみたいで釣れただけでも凄い。去年私は一匹丸ごと頂いたので今回は他の人に賞味して貰います。

塾長の指示でご飯の準備、まずは火を起こします。去年自分たちで火を起こそうとおもってもなかなか出来なかったことを思い出します。火を起こしている間にお米をといでまずはご飯を炊く、焚き火でご飯を炊けるなんて凄いけど、今回私はカレーの材料を切ったり、三つ葉を茹でたりしていたので見ていなかった。途中ご飯を炊いているコッヘルが倒れてしまうハプニングが有りましたが、お焦げになったけどなんとか炊けました。それにしてもいつも思いますが、沢やさんのアウトドア技術は凄い、何があっても生き残れると思う。

用意
みんなで手分けをして食事の用意


ご飯もカレーも焚き火で作ります、岩魚もスタンバイOK!

カレーも三つ葉も美味しくでき、岩魚も焚き火にかざしてじっくりと焼きますが、1人待ちきれない人がいたようです(笑)それからはみんなで持ち寄ったおつまみやらお酒で宴会の始まり〜沢の音とカジカカエルの鳴き声を聞きながらとなんとも贅沢な時間です。

宴会
みんなでパチリ

夜も更けてみんなそれぞれに眠りに着き、私もシェラフに入ったとたん爆睡、夜中の2時に目が覚め見上げたら満天の星空!!寝ながらにして星空が見えるなんて・・・・去年は夜中から雨だったので今回はほんとに幸せです。焚き火も消えかかると塾長が薪をくべていてくれたようで(ありがとうございます)一晩中燃えていた。

年と共に朝起きるのが早くなり4時にはもう目が覚め、起き出してコーヒーなど飲んでいますが他の人達はまだ夢の中です。あれだけあった薪もすっかり無くなっている。6時には皆起き出してきてそれぞれに朝食と出発の支度、火の始末が一番肝心で、灰の中の燃えていない物を拾い塾長はこれでもかと水をかけている。灰の上に石を置くのは熱が逃げないからかえって良くないとのこと、きっちりと消火して後は自然にお任せ。

出発
後片付けをして出発。

河原

しばらくは河原を歩いて行くといよいよ大行沢のハイライト、オオナメ帯に突入します。

ナメ
ナメナメナメ〜

しばらく行くと樋の沢避難小屋の下に到着、ここから大行沢はハダカゾウキ沢と樋の沢に別れる。10m程の滝を登っているときに後から別のパーティーが追いついてきてびっくり、このパーティーとは詰めまで抜きつ抜かれつでした。今月号の岳人に大行沢がデート沢として紹介されていたからかな?ちなみに岳人に写っていたのは塾長です。

樋の沢
ハダカゾウキ沢の出合いにかかっている滝・・この上に避難小屋。

避難小屋に着いたら先客の釣り師さん達がいた、昨日塾長が釣り師がいるようだと言ったのはこの人達だったらしい・・・・私達が樋の沢に行くというと、今日はもう釣りはしないと言っていた。私達は不要な荷物を置いて先に進む。

樋の沢
樋の沢に入ると沢巾は狭くなりますがナメは続きます。

去年より倒木が多いし水量もすくないようなきがしますが、お天気がよく周りのブナ林は綺麗だし気持ちが良い。下降してくる左沢を見てあっという間に稜線に到着。

稜線
稜線に到着

登山道を歩いて下降点に行き下降しますが、下りるとき思いっきり滑っておしりを打ってしまった。

下降
下降開始

滝
Sakaさん命名の牛タンの滝、登るのは簡単ですが下りるの大変。


避難小屋が見えてきました。

無事に下降して避難小屋に到着、大東岳登山道も有るのでたくさんの人が休んでいる。私達もここでお昼を食べて登山道を通り下山。一年振りの大行沢、去年よりは少しは体力が付いたのか、余裕が出来たのか楽しく遡行出来たきがした。

※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※

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奥秩父・笛吹川ヌク沢左俣左沢

※遡行日: 2007・5/27(日) ※2万5千地形図:金峰山、雁坂峠

※遡行場所:奥秩父・笛吹川ヌク沢左俣左沢 晴れ

※メンバー:塾長、アシスト久美さん、Yaさん、Yoさん、Taさん、Satoさん、Sakaさん、mogu。

※ルート:道の駅みとみ〜(車)〜西沢渓谷無料駐車場〜(徒歩)〜ヌク沢入渓点9:15〜ヌク沢入渓〜(遡行)〜二俣12:25/12:55〜左沢〜左俣左沢〜1920m左沢二俣〜左沢左沢〜2120m付近登山道15:20/15:40〜(登山道)〜徳ちゃん新道〜西沢山荘17:30〜西沢渓谷無料駐車場18:00
※立ち寄り湯: 窪平温泉・花かげの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止


今日もお天気は快晴〜テント泊した場所からは甲武信岳が綺麗に見える。久美さんが来てくれて西沢渓谷の駐車場に移動して、他の人達を迎えに行っている塾長の到着を待ちます。今は新緑とシャクナゲが見られるので、ハイカーも多く西沢渓谷の無料駐車場も満車状態です。

みとみ
甲武信岳が綺麗に見えます・・・西沢渓谷の駐車場

揃ったところでヌク沢に向けて出発、ヌク沢の入渓点は西沢渓谷に向かう途中にあるのでしばらく遊歩道を歩いていきますが、ハイキングコースなので昨日の林道歩き程は大変ではなかった。

入渓点

ヌク沢と書かれている道標の所で支度をして歩く順番は、塾長、Sakaさん、Yoさん、Satoさん、Taさん、Yaさん、で私が最後、もちろん私の後には久美さんですが、詰めで遅れて一番最後になったことは有るけど、最初から最後を歩くのは初めてです。Satoさん、Taさんとは今回初めて一緒になり、これで8期生全員とご一緒したことになりましたよろしくね。

ヌク沢は昨日のナメラ沢と違って登攀要素もある沢でロープを出して登る滝も有り、上部は滝ばかりだそうで落石に注意とのこと。去年遡行したことのあるSakaさんが、最後が大変だったというのでなんだか心配になる。橋の脇から入渓しますがすぐに堰堤が現れてそのまま右を巻いて河原に下りる。

入渓

しばらく歩いていくと何やらみんなが騒いだので、何かと思ったら沢の中にヘビがいたらしいが私には判らなかった。ミニゴルジュを過ぎるとナメの中の遡行していきますが、ナメラ沢と違って小滝も多く変化に富んでいる。

滝1
階段状の滝

しばらく歩いていくといきよい良く水が噴き出してる7m程の滝の所に出ました。この滝は左側を登りますが珍しく塾長久美さんに確保して貰い登っていく、途中一箇所ランニングビレーを取った。他の人の登るのを見ていると、下の方が滑りやすく難しそうで、上部もホールドが無さそうに見える・・・でも、実際に登ってみると小さいけどスタンスもホールドもありなんとか登れた。ヌク沢の滝登りでは唯一緊張した滝だった。

滝2
白いラインを登る

滝3

しばらく歩いていくと登山者が1人休んでいて驚いたら、すぐ側を近丸新道が通っていたのでした私達もここで休憩。歩き出してすぐに堰堤が出て来て、この堰堤を左から高巻きますがけっこう高く高巻くので高度感があって緊張しました。そこを過ぎるとまたナメが続きますが、突然崩壊した場所にでた。堰堤が多いと言うことは崩壊しやすい地形なのかも、この後も結構崩壊箇所が有りました。この後3つの堰堤を越えて右沢と分けるところでお昼。

高巻き
最初の堰堤を越えるときが一番高巻く、踏み跡有り。

堰堤越え

ガイドブックでは右沢が有名で、この先には大滝3段260m有るそうですが難しいので私達には無理とのことで私達は左沢に向かいます。渓友塾では次の週に本科のみなさんが右沢遡行する予定なので報告が楽しみ。

滝3
左沢に入り初めに出て来た滝

それにしても堰堤の多い沢です、左沢に入っても一箇所堰堤を越える。そこからはナメと小滝の連続で小滝も階段状になっていて簡単に登れる。上に行く程傾斜も急になってきてナメの登りは滑らないように気を遣う。

滝4
ナメ滝が続きます

上に行けば行くほど急になって来ますが、昨日のナメラ沢とは雰囲気が違い両壁が迫った感じなってくる。ナメラ沢の上はガレ場のようでしたが、ヌク沢は最初に聞いたように最後まで滝が続く、途中一箇所滑りやすいところでローフが出た時、岩の所にピンクの可愛い花が咲いているのが目に入ってきた。待っているときに急いでケイタイでパチリ、沢の中でこんな可愛いお花見られるなんて嬉しいな〜


岩の所にクモイコザクラが咲いていました。初めはイワザクラかシナノコザクラかと思いましたが、色々と調べた結果クモイコザクラだと思います。

最後のガレ場から稜線に向けて登っていき戸渡り尾根の登山道に到着。靴を履き替えて戸渡新道を下っていくとシャクナゲのトンネル。まだ上の方は咲いていませんが1500m付近は見頃でした。

詰め
最後のガレ場を登ると

稜線


稜線に到着〜下山はシャクナゲロード

2日間とも良いお天気で新緑の沢登りを堪能できとても楽しかった。ナメラ沢とヌク沢、同じ山域の隣同士の沢ですが、行く前はどちらかというとナメラ沢の方を期待していたのですが、ヌク沢も変化に富んだ楽しい沢でした。


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