沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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机上講習

ダイヤ沢登りの危険と対処術
(太文字はテキストより抜粋)

1、沢の中の事故
沢は危険な場所が多く、いったん事故が発生するとありとあらゆる事が困難になる。

‘韻限瑤吠数バーテーがはすることは少ない。
遭難からの自力脱出、自力救助が事故を起こした場合の大原則。(困難な場所での事故には、その救助活動も相応の高度な救助技術が要求される。二次遭難や二重遭難は絶対に引き起こしてはならない)
∋馨屋などが近くにあることは希だ。
4躙韻膿爾ぢ瑤多い。

※セルフレスキュー技術とは、事故発生から救助隊が到着するまでの対応技術
事故者を救出・搬出するための技術
安全な場所に避難・移動するための技術
救急手当て・救命手当の技術


鉛筆 まとめ
セルフレスキューに必要なこと。
無線や携帯を持つ(ケイタイは尾根に上がれば通じる可能性がある)
遡行図を必ず取っておくこと(下る場合に役に立つ)
リーダーはその山域の情報を頭に入れておく事(地形図もなるべく周りの地形図も持っていく、またエアリアマップも時間などが判り便利なのであると良い)
レベルにあったセルフレスキューをする。
セルフレスキューの形だけでもしっかりと覚え、現場で応用する

2、事故の原因
‖瑤療个衒の変化。
▲襦璽反渊犬良甬擇砲茲詁渓の安易化
7亳海筌肇譟璽縫鵐杏埖
沢登りのように困難を伴うものは装備だけ立派でも、いざというとき必要な知恵の不十分な人が入渓するのは危険である。


鉛筆 まとめ
ガイドブックはあくまでも参考程度にすること、なぜならガイドブックが書かれた時と状況が一 緒だとは限らないから。
体力、特に持久力がないと余裕が無くなり、いざというとき行動が出来なくなり他の人に迷惑をかける事になる。
疲れてくると集中力が無くなり事故を起こしやすくなる。


3、事故の事前防止策
危険な状態に陥らないようにあらかじめ防御力を作る努力をする事が大切。
本来登山技術は多くの経験を積むことによって覚え、知恵を付けることが必要であり短時間の講習会や僅かな経験で技術を理論的に知識として覚え、その形を知りさえすればよしとするものではない。
沢登り(登山を含めて)をする限り、遭難、つまり難に遭う。未知未経験の困難や危険に遭遇することは当たり前であり、経験の繰り返しの中でこれらの困難や危険を、大きなダメージを受けずに避けたり、乗り越えたりする知識や力を養うことが出来るものである。言ってみれば小さな遭難を繰り返し経験して、それを乗り越えて無事に帰ってくることによって大きな危険に遭遇したときでも対応することが可能となるのである。危険から自己を防御する知恵や力は、経験を積み重ねて身につけることが出来るものでは無いだろうか。


鉛筆まとめ
まず、自分が危険なことをやっているという自覚を持つ
自分の体力・技術レベルを自覚すること。
パーテー編成が大切、4〜5人くらいでその中で初心者は1人くらいが良い。
無理やあせりは事故の元、気持ちに余裕が必要。
中級レベルの沢を数多く登り経験を積む事によって洞察力が付き、いざというときにどうしたら良いかの判断が出来る。

4、沢登りの危険
増水と鉄砲水・転、滑落・泳ぎや徒渉の失敗による溺水、低体温症・落石・雪渓崩壊・ルートの失誤・雷・危険な動物、昆虫・毒草・キノコ
沢の中にはこれだけの危険が潜んでいるということです。


ダイヤ沢登りの危険と対処術
(セルフレスキュー技術)


機沢登りでの遭難の基本問題
事故の要因
遡行者自身のおかす失敗が直接的な原因となって引き起こされる例が大多数である。
‥仍海簑登りの知識の欠如
経験不足
実力過信
ぅ蝓璽澄爾稜塾蓮∋饉舛侶臟
ゥ繊璽爛錙璽、パートナーシップの不足、欠落
山行中は常に協調性が大切


供救助以前の問題
遡行者として事前に事故を防ぐための最低限の約束

仝朕佑竜蚕僂離譽戰襯▲奪廖
∋崖拱欷韻里硫弾
7弉莉颪猟鷭弌ΑΑΣ箸防ず計画書を置いておくこと。


鉛筆まとめ
ルート変更の時にはそこにテープ等を残す(もしもの時、探しやすくする為)
下山報告・・・何事もなく家に帰ればそれが下山報告になる。家の人にはその日に帰らなくても翌日の夕方まで待っているように言っておくのがよい。
沢登りでは何があるか判らないので、下山遅延になることもある。山の中では暗くなって行動するのはとても危険なので、焦らず翌日明るくなってから行動する事によって危険を回避出来る。


掘∋故発生後の対応フォロー

〇故発生・・・・パーティーを安全な場所移動する
(とにかく残存メンバーの安全確保が最優先である)
∋故の状況を把握して記録する
焦って行動すると二重遭難の危険がある
事故の状況を正確に把握することから救助活動は始まる
パーティの全員に状況を説明し事態を把握させる。(パニック防止)
自力救助の可否を判断する
現場の状況、ルートの困難度、天候、現有装備(自分たちの持っている装備で何が出来るか考える)、メンバーの力量などを冷静に分析しなければならない。いたずらに自力救助にこだわるな!無理な自力救助を強行すると二重遭難を引き起こす。

(自力救助出来ない場合)
救助を要請する。(無線、伝令、遭難信号等)ヘリコプターの要請し警察の指示を仰ぐ。
不幸にして事故者が死亡している場合は、動かさないこと。

(自力救助出来る場合)
救助活動計画を立てる・・・・救助手順・役割分担の決定、事故発生の第一報の発信
救助活動を行う・・発見できない、発見したが救助出来ないまたは死亡していた、・発見し救助出来た、応急手当・搬出。


鉛筆まとめ
まずは怪我の状況にもよるが、怪我人を乾いた洋服に着替えさせるる事、そのためにもタープ、レスキューシート、着替えは必ず持っていること。
リーダーの判断は絶対なので、リーダーを惑わすような言動・行動を起こさないことが必要。

元濬技術
救助技術とは、事故が発生した後、自力あるいは他隊の応援、さらに救助隊の出動をまって、応急手当をした事故者をいかに安全かつ速やかに医師の元に運ぶかという技術である。

鉛筆まとめ
今回の机上講習で沢の事故ほど大変なことはないと思った。幸い沢ではまだ危なかった経験はないが、私自身の事を言えばここ何年かの内で一歩間違えばと言うことが結構有りました。

鳳凰三山で同行者が動けなくなりヘッデンを付けて真っ暗なドンドコ沢を下り青木鉱泉に20時に着いたこととか。東沢で雨のために戻る途中、登山道から6m滑落幸い打撲で済み歩いて戻れましたが一歩間違うと救助が必要だったかも知れない。また冬の硫黄岳で同行者が低体温症一歩手で動けなくなったり大変だったこととかありました。また私の入っている山の会でも2件の骨折事故があったり、私の知り合いが亡くなってしまった事故もありました。危険は私達のすぐ隣に潜んでいると思い、常に安全な山登り沢登りを心がけていきたいと思う。

この机上講習をもって渓友塾の初級クラスが無事に終了しました。この11ヶ月長かったような短かったような気がしてます。いつもつたない記録を見ていただきありがとうございました。

さてさて、私の今後はどうなるの?
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机上講習(読図と遡行図)

ダイヤ 机上講習

二回目の机上講習、今回はこれからの沢登りでとても大事な地形図の事を勉強するので必ず出席するようにと言われていたので8期14人全員出席しての講習となりました。まずはじめに4月からは各自遡行図を書いて提出するようにとのこと、基本的に遡行図は自分の記録のために書くものだが、人のを見ることによって勉強になる。

遡行技術
滝・淵・廊下と多様に変化する谷を安全かつ快適に遡行するためには、オールラウンドの技術が必要、各々の基礎技術を知ってそれらを色々な場面で素早く応用し利用出来るようになることが大切。

1、読図・遡行図を書く
※読図
読図とは・・・国土地理院の2万5千分の1の地形図を見ながら遡行する。
地図にはこれから先にはどんな滝が有るか?沢が2つに分かれているか?詰めはヤブこぎか?色々と地図上から読み取る事。
等高線が密だと必ずそこには滝が有り、等高線が密で本流に向かって落ちている沢の出合いには滝があるとか、等高線が狭まっているところはゴルジュになっている、反対に広くなっている所は河原とか、遡行する前に地形図からあらかじめ予想して読み取ることが出来る。

地図

まずは沢に行く前に地形図に水線と枝沢、50mことに標高と磁北線を入れる。
(この頃細かな字が見えにくくなり、拡大した地図を別に持っていってます)
地図の折り方、これは携帯しやすいように汚さないように折る。
(文章では説明できないので検索で探してね)
地図はビニールなどに入れて、常に取り出しやすい所に入れておく。
(すぐに出せないと結局見ないことになる)

※遡行図を書く
遡行図・記録を取る意味
*メモ(遡行図)と地形図を照らし合わせる事によって現在地を把握できる。
*あとで形として残る(何処の沢を遡ったか判らないでは沢登り失格)
*自分の軌跡になる
*沢の地形、沢登り用語、遡行図記号を覚える
*セルフレスキュー、事故があった時の撤退ルートの判断材料になる。

遡行図はその日の沢の状況、滝の登り方によっても違ってくるので書く人なりに統一されていれば良い。遡行図を書くことにより目一杯回りを見るようになる(いまは足元ばかりみて歩いている・・・)

*記録用具---メモは防水紙・鉛筆が良い。
*沢の様子をメモ用紙にメモして帰ってから整理して遡行図を作る。遡行図はこまめに書くようにし、ポイントで時間も記録しておく。

行動中の遡行図の取り方
*略号・略字で簡単に記入するように心がける
*滝の高さが2m以上のものをメモし、2m未満は小滝とみなす。ナメは5m以上のものを記録する。滝の高さは落ち口から水面まで。
*滝の高さやナメの長さはその人の目測で個人差がある。
(普通は人の身長からとかロープの長さで大体の見当を付ける)
*顕著な形の滝(チョックストーン滝・垂直の滝・二条の滝・二段の滝など)はその形態を記入する。
*淵やトロ、雪渓等はその形状を記入。
*水量比は枝沢の分岐が顕著なもののみ付ける。水量比は必ず左対右で書く。
*その他、大岩、ガレ、倒木、植生など回りの形状、形態についても記入する

行動中メモした遡行図を出来るだけ早く清書すること、また作成するときは2万5千分の1の地形図を併用しながら作る

沢の地形・沢用語⇒参考ページ「遡行図」

遡行技術

※沢登りの技術は、多くの経験と勘で養われる。

1、オーダー
トップはサブリーダー、ラストはチーフリーダー、その間に初心者や他リメンバー。沢登りでは登山と違って隊列をくんで歩くことは無いので、メンバーは常に前後のメンバーを確認し、メンバーの姿をまって行動すること。
2、河原歩き河原歩きが沢登りの第一歩。
道のない河原歩きは不慣れだと意外に体力を消耗するので、常に先を見て(いつも足元だけ)、何処を歩くのが最も良いか判断しながら(全然考えてない)体力を温存するように歩くのがコツ。そのためには歩幅を小さめにして(歩幅大きめ)、同じような高さの石の上に体をバランス良く保ちつつ置いていき(大きく足を上げたりして歩いている)、上体を崩さないようにし(ふらつく)足首、ひざ、腰のクッションでリズミカルに歩くようにする。(まだまだ無駄な歩き方をしているなぁ〜)
3、ゴーロ歩き
パーティーのトップは前方に注意を払い、最もロスの少ない方へパーティーを先導する。このコース選びが重要。
4、徒渉
沢を渡る事を徒渉という、膝下くらいまでの徒渉であればなるべく水流が穏やかで浅いところ選んで渡る。
膝上から腰くらいまでの水勢が強い場合は徒渉点の選定が重要、場合によっては高巻く。水が腰から腹にまで来るような徒渉は困難で危険。こういう場合の通過はやはり多くの経験と勘が必要になる。
5、へつり
水面近くをトラバースすることを「へつり」という。
へつりでは体勢が不安定でスタンスが見にくく、落ちるのではないかという恐怖心からついつい上に行きがちになるが、降りるに降りられなくなる場合があり危険の度合いが高くなる。へつりでは意識して水面近くや水面下のスタンスを探すようにすること。
6、泳ぎ
泳ぎでの事故が多いので、泳がなければならない場合ではトップは必ずザイルをつけて泳ぐ事。
7、滝登り
滝登りの基本は「登れる滝は登り、登れそうでない滝は高巻く」、その判断はまず第一に滝になるべく近づいてみること。滝は遠くから見ると傾斜が急に見えることが有るよくよく見ると登れるルートを見いだせるもの、滝下でルートをを目で追い頭で想像しながら最後までルートを繋いでみる。

あそこまで行ったら何とかなるでは途中で行き詰まってしまう。ルートを見いだせない場合は速やかに高巻く。滝に近づく前に周りを見て色々な高巻きルートを頭に入れながら滝に近づくとよい。登り方はホールドとなる岩やブッシュをチェックし、三点確保で登る。滝をのぼるり切る直前は気がゆるみがちにになるので、必ず安全な場所まで行ってから気をゆるめること。
8、高巻き
高巻きは通過困難な場所や危険な場所を迂回するため、通常危険が少ないと思われがちだが、巻く分だけ滑落距離も長くなり落ちたら致命的な場合が多い。高巻きは沢登りの最も基本的な技術で、巻の良し悪しで遡行者の腕か決まるものらしい。高巻きルート選択の原則は「出来るだけ小さく低く巻くこと」もちろん、パーティー全員が登れる所を選ぶ。高巻き中、木は大丈夫か確認する事と谷側の木には寄りかからない。
9、ヤブ漕ぎ
ヤブ漕ぎは体力と根気の勝負でただ忍の一字、ヤブ漕ぎはヤブにあまりさからずかき分けるように直に進むと良い(まだ本格的なヤブ漕ぎ無し)
10、ガレ場登り
ガレ場の怖さは崩壊による落石。ガレ場は危険なことが多いので速やかにブッシュに逃げるのがよいが。登る場合は落石を起こさないように注意し身体の重心を確実に足にのせリズムをとりながら一歩一歩確実に登る。パーティーで登る場合は前の人と離れないでくっついて登る、スピードがついた落石は何処に飛んでいくか予想が出来ない。
11、雪渓処理
雪渓の処理は沢登りの中では、もっとも厄介で難しいもの。これほど多くの経験と勘が必要とされるものは無い。判断を誤ると大事故に繋がる。
12、草付き処理
雪の多い山域では草付きは付きもの、特に泥混じりの草付きは意外と難しい(まだ経験無し)
草は束ねて根元を押しつけるように持ち、引っ張らないようにする。足は草の根元のふくらんだ部分と泥との接点に置く。草に直接置くとあっけなく滑る。
13、落石対策
落石に気がついたら「ラク〜!!ラク〜!!」と大声で他の人に伝える。落石の危険地帯では1人ずつ登るか、傾斜の緩いところではなるべく前の人にくっついて登るようにする。
14、ルートファインディング
沢登りは道なき道を行くので登攀ルートを見いだすルートファインディングの技術はとても重要な技術でこれも多くの経験を積むことによって得ることが出来る。ガイドブックに従った登り方をしていたのではまったく身に付けることが出来ない。滝を登るルートファインディング、高巻きのルートファインディング、雪渓のルートファインディングヤブ漕ぎのルートファインディング、稜線のルートファインディング等々が出来るようになれば、どんな沢にも行けるようになれる。
15、懸垂下降
懸垂下降は沢登りの技術の中では簡単で使用頻度が高い技術だが、同時に最も危険な技術なので確実に覚えるようにする。まだ懸垂下降では支点が最も重要。
16、確保
自己確保(セルフビレイ)確保(ビレイ)中間支点(ランニングビレー)が有る。
確保の原則は「安全確実な支点から器具をもちいて確保する」事だが、沢登りの場合安全確実な支点を得られることはあまりない。セカンドの確保は肩がらみが多くなり、これも何度も繰り返し実地で練習すること。
17、沢での意思疎通
沢の中では滝の音などで声がかき消されるので呼び子による意思疎通をする。

テキストから抜粋しましたが、沢登りをするにはこれだけの技術力がいるのかと今さらながら驚いています。まだまだ経験していないことがたくさんありますが、これから実践で経験していくことでしょう。

生活技術
これは泊まりの沢で必要な技術、たとへば露営地の選定、焚き火の起こし方、増水した場合の逃げ道、食糧計画、後始末などなどがあり、これはこれから実践で習ったことを書いて行きたいと思います。


※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※


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第1回机上講習

ダイヤ 2007年度8期の渓友塾沢登り教室。
17時30分からは入塾の説明会、会場に行くと今回は14人の人が参加。これから11月まで一緒に講習を受ける人達と初めてお会いします。若い人と私のような中高年が半々くらいかな?

初めに塾長から渓友塾の主旨説明等があり実技講習受講上の注意と申し込み方法の説明を受ける。

1、安全で楽しい沢登りをするためにはしっかりとした指導者と山行を共にすることによって沢登りの技術を学び多くの経験を積む事。

2、予科は一年間基礎的な技術の取得と沢登りをする体力を養う事を主とする。渓友塾は「沢登りのガイド山行」として行っているものではない。沢登りを学びたい、いろいろな経験を積みたいという気持ちが無ければ続かない。

3、沢登りは経験を積み上げることによって、どんな状況にも対応できる技術の取得が出来るもので、多くの山域の沢やいろいろなレベルの沢を、いかに多く登ったかで技術の差が出てくるもの。(経験の少ない人達同士の山行や単独は非常に危険)


受講に際しての注意(当たり前のこと)
ドタキャンはしない・・・これをすると仲間の信頼を失う事になる。
受付時間厳守、集合時間厳守、

説明会のあと、続いて机上講習

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