沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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丹沢・早戸川円山木沢

※遡行日2008・11/2(日)晴れ
※遡行場所:丹沢・早戸川円山木沢※2万5千地形図:大山・青野原



※メンバー: アシスト久美さん、mogu、Yamaさん、Takaさん、Satoさん、Aoさん※ルート: 橋本駅〜(車)〜本間橋8:22〜(徒歩)〜伝道9:10/9:20〜早戸川〜円山木沢入渓9:30〜(遡行)〜大棚〜H1060m二俣13:10〜左沢〜H1100m付近枝沢〜尾根14:10/14:25〜(尾根下降)〜本間橋15:30
※立ち寄り湯:道志・いやしの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

1年ぶりの丹沢、去年カサギ沢講習の時の熊騒動を思い出しました。

1
伝道まで林道を歩いていく

伝道から入渓する円山木沢、入渓地点は少し暗い感じの渓相で入り口右には大きな岩屋がありそこ脇に小さなハシゴがかかっていたのでそれを登り入渓。



小さな滝を登るといきなり25mの大滝が出て来ました。大滝の登攀は私達には無理なので左から高巻きますが落ち葉が滑りそうで緊張、この季節の落ち葉は要注意です。途中のトラバースするところではロープが出てブルージックで渡り沢には懸垂で下りる。


25m大棚


トラバース、ロープを張りプルージックで渡る。

次ぎに出て来たゴルジュも私達には無理とのことで高巻きましたがこちらは落石の巣、30mロープ二本使い塾長が登り、私が2番目に登ったのですがロープを引っ張ったときに石が落ちそうになりヒヤッとしました。上にいる塾長からは浮き石に注意が飛びます。上についてもそっと動いて移動、下に人が居るのだから慎重に動かないといけない。


ゴルジュの中のCS滝と巻いた岩壁

全員登り終わりまた懸垂で沢床に下ります、次ぎも15mの滝が出て来て塾長がルートを見て懸垂のロープを回収するのを待てと指示か有った。塾長のリードで左壁を登り、ロープを回収するように指示があった。万が一登れなかった場合のことを考えて残して置いたそうです。この滝の登りはぬめったところもありましたが、ホールドスタンスともありなんとか登れた。


15m滝、途中一箇所ランニングビレーを取りリードする塾長。


登る私

この3つの滝で結構時間が掛かってしまった、小滝を2つ超して次ぎに出て来た15mの滝は右側が階段状だったので登り、沢が右に曲がっているところに20mの滝が掛かっていた。ここは正面の涸棚を登り滝の方にトラバースして滝上に出た。ここまで滝ばかりだったのでいっき高度が上がり沢も開け見晴らしがいいのでここでお昼。


次の滝は右を登る


20mの大滝、左の涸棚を登る

20mの滝上はまたゴルジュになり初めの5m二条の滝と10mの滝は右の水流沿いを登り次ぎに出て来た7mCS滝も右のリッジを登った。ゴルジュが終わると平坦なゴーロ帯になり右に枝沢が入り左に2本涸沢を過ぎるとH1060二俣に着いた。


20m大滝の上もゴルジュがつづき


CS滝を登ると上は平坦になる。

水量は3:1で左沢の方が多い、最初の予定では右沢を登り円山木ノ頭に登る予定で右沢に入ったのですが、水か無いのと時間的なこともあり二俣まで戻り左沢を行くことになった。


二俣、左沢には滝が掛かっている。


滝を登って

しばらくはゴーロ帯が続き左に枝沢が見えた手前でなんと滑ってしまい手のひらを切ってしまった。手を着いた所が悪かったのが思っていたよりも深く切ってしまい、出血が止まらない。自分の持っている絆創膏ではとうてい止血できなくて久美さんにガーゼと包帯で応急手当をして貰いました。沢の中で滑ったことは結構有り打ち身や擦り傷は多々ありましたが、こんな怪我をするなんて・・・本当に油断大敵、災難は突然やってくる。

手当が終わり歩き出して左の枝沢から尾根に向かうのですが、ここがガレガレの急登で手が痛いからなかなか登れずに後を歩いてくれていたYamaさんに助けて貰いながらなんとか尾根まで登ることが出来ました。


ガレ場登りが待っていたぁ


最後の登りを登ると尾根に到着〜

下山した尾根は自然林で落ち葉の絨毯がふかふか、手を使う難しいところもなく本間橋の所に下りてくることが出来た。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
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那須・苦土川大沢右俣

※遡行日2008・10/18(土)晴れ
※遡行場所:那須・苦土川大沢右俣※2万5千地形図:那須岳



※メンバー: 塾長、mogu、Isiさん、Satoさん、Aoさん
※ルート: 17日:那須塩原駅〜(車)〜道の駅(仮眠)
18日:道の駅6:00〜(車)〜深谷ダム経由三斗小屋宿跡手前林道7:40〜(林道徒歩)〜大沢出合い8:00/8:20〜大沢遡行〜二俣10:45/11:00〜(右俣遡行)〜五葉の泉付近13:30/13:45〜(登山道)〜流石山〜大峠〜井戸沢出合い〜(林道徒歩)〜車駐車場所17:00〜(車)〜温泉〜那須塩原駅解散
※立ち寄り湯:幸乃湯温泉
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

10月の実技は那須の大沢、日本全国晴れマークで久しぶりに雨の心配のない遡行が出来そうまた那須は紅葉も綺麗なので楽しみにしみです。そう言えば去年は那須方面には来なかったので仮眠した那須の道の駅は2年振りでなんだか懐かしい。

翌朝は快晴で車から山が綺麗に見えた、板室温泉方面に向かい途中から深谷ダム方面に入る。ダムを通り過ぎて大沢林道と三斗小屋宿跡の分岐に車を止める。

鉛筆今回の注意点・留意点
* 滝が多く登攀的な沢
* スラブ滝が多く滑りやすい
* 難しいのはF2の滝と二俣手前の滝ここの登りがポイントとなる。
* 右俣に入った大滝も難しい。
* この季節は日が短いので4時くらいをめどに下山する事。
* また雨が降ると雪になるのでそのことも考えておく事。

大沢林道を歩いて入渓点に向かい林道終点から踏み跡をたどって最終堰堤の1つ手前の河原に出る。ここで沢靴を履いて入渓、堰堤は右側から越しますが壊れたハシゴがあった。


左は大沢林道、右に行くと三斗小屋宿跡方面

堰堤を越えるとしばらくはゴーロ歩きになる途中左から西沢が水量比1:1で合流、30分ほど歩いていくと最初の滝到着、ここからは滝ばかりと聞いていたが本当に滝ばかりです。


30分ほどゴーロを歩くと


最初の滝に到着


この滝は右側を登る

最初の滝8mは右を登り上は滑りやすいナメが続いて小滝を登ると第一ポイントの滝18mナメ滝に到着した。ここ左のルンゼから登るようで、まずは塾長とIsiさん、Aoさんが途中まで登り塾長が空身でリード、途中には残地ハーケン2箇所ありランニングビレーを2箇所とり上には確保用のハーケンが一箇所あった。塾長の確保でIsiさんが登り次ぎに塾長のザックを上げる。次ぎに下で待っていた私とSatoさんが中間まで登り確保されて登るのですが、ホールドスタンスが細かくて難しい、滑って落ちると滝の方に振られるので慎重に登りなんとか上に登る。待っているときも天気がよく暖かいのがありがたい。


ポイントとなるF218mの滝



その上も滝がつづきます、水量が少なく苔が付いて滑るので慎重に登っていくと次のポイント二俣手前の滝に着きました。水流はトイ状に流れていて登るのは右の壁、この壁を登り左にトラバースするところが難しそう。


第二ポイントの滝

まずは塾長が登りトラバースするところに一箇所ハーケンが打ってあるのでそこにシュリンゲとランニングビレーを取り登る。セカンドでIsiさん登り確保して貰い私が登る。ランニングビレーを取ってあるところは掛け替えで通過してシュリンゲを掴んでトラバースする。最後の人が登るときはランニングを取ってあるのを外すので、上でもう一箇所ランニングをとり、ロープを通してラストの人の確保をする。


途中でランニングビレーと、渡るのにシュリンゲもつける。


私が居るところが一枚岩のトラバースで難しかったところ


さらに滝が続きます

そこを過ぎると二俣に着きました、左俣を遡行する人が多いけど渓友塾では右俣を登る。左俣には大きなナメ滝が掛かっていて見ているだけでも高度感がありますが見た目よりは手がかりがあり登れるそうです。


二俣に到着〜見上げる滝は


左沢の大滝

右沢に入りさらに滝を登っていくと大滝の前に着きました、ここは左を小さく高巻きますが傾斜が急で下り口を間違うと大変そう。大滝の上でお昼、滝登りが続いたのでいっきに高度が上がり青空と紅葉が見事です。


右沢を登る


大滝を巻いて、岩が脆いので慎重に下りる。




下りたあとにもこんな登りが待っていた。

大滝の上からはナメが続き稜線が見えてきましたが、ここから稜線までが思っていたたより長かった。


大滝から上はナメと小滝が続く


稜線が見えてからが長い・・・

隣の井戸沢を登ったときはそんなに傾斜もなく笹藪を登り簡単に稜線に着いたのでそれをイメージしていたらとんでもなく、行けども行けども沢形が続き最後の二又の所は右に行きそうになったら、塾長から左と修正がはいった。


最後の二又では右の崖を登る


後を振り返ると那須の沼原が見える。


沢形を詰めていく

途中から右の草付きを登りやっとの事で登山道に到着。稜線に上がると那須連山が見え会津の方も綺麗に見えています、登山者の人も結構歩いていています。


最後は草付きを登って


稜線に到着〜

稜線から流石山に行き大峠から三斗小屋方面に下り、途中から今は廃道になっている旧街道を通り車の所に戻った。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
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谷川・魚野川万太郎谷井戸小屋沢右俣

※遡行日2008・9/6(土)曇りのち雨
※遡行場所:谷川・魚野川万太郎谷井戸小屋沢右俣
※2万5千地形図:水上・茂倉



※メンバー: 塾長、アシストMaruさん、mogu、Isiさん、Sakaさん、Yamaさん、Aoさん
※ルート: 5日:越後湯沢駅〜(車)〜仮眠場所
6日:仮眠場所6:00〜(車)〜吾索新道入り口6:50〜万太郎谷入渓7:00〜(遡行)〜井戸小屋沢出合9:00/9:15〜(井戸小屋沢遡行)〜小障子沢出合10:10/10:20〜障子沢出合〜11:10/11:20〜1300m二俣12:20/12:45〜(右俣遡行)〜1610m付近吾索新道15:20/15:35〜(登山道)〜吾索新道入り口17:30〜(車)〜越後湯沢駅解散
※立ち寄り湯:岩の湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

8月後半から不安定な天気が続いて沢登りするのには天気予報がとても気になります。私にとって今年初めての谷川の沢になる今回登る谷川の万太郎井戸小屋沢は、谷川独特のスラブの谷で雨が降るとあっという間に増水すると逃げ場がない、また井戸小屋沢は滝が多く開けた明るい沢で天気良いととても素晴らしい景観が見られるとのことで楽しみにしていた沢なので天気になるのを願って集合場所に行く。仮眠場所で空を見上げたら満天の星で明日は良い天気になりそうです。

朝起きると快晴とまでは行かないが晴れていたので一安心、車で入渓地点の吾索新道入り口まで移動、堰堤の工事で上まで行けないので少し下で支度する。

塾長の留意点・注意点
* 井戸小屋沢は滝の連続で典型的な谷川の沢(ゴルジュとスラブ)
* 増水したら早い
* 水に浸かる所とシャワークライムが多くある
* 難しいへつり・ホールドが細かい・フリクション効かせて登る
* ポイントととなる滝は2箇所、
* 本格的なの中級の沢

少し林道を歩き去年来たときは工事中だったという立派な堰堤の所から万太郎本谷に入渓します。今回はアシスタントのMaruさん先頭で、私、Isiさん、Sakaさん、Yamaさん、Aoさん、塾長の順番。私Sakaさんの後にCクラスの人が付いてフォローするようにとのことで遡行を開始します。今回女性は私だけなのでみんなに着いていけるか登れるか不安いっぱいですが、遅れずについていくことを目標に歩き始める。


大きな堰堤を越えていく

初めは河原歩き次第にナメ床になりましたが、ここのナメは他の所のナメとは違うきがします。朝霧に包まれた万太郎谷は明るく開けていてとても綺麗だなと思いながら歩いていくと、正面に3mの釜を持った滝が出て来て本日最初の難しいへつりが待っていた。


遡行始めの万太郎谷


最初の難関

滝の左側をへつるのですが見るからにスタンスが無くホールドもない、ここでは毎年何人か落ちるそうで釜をみたら結構深い。まずMaruさんが行きますがどう行くのか見ていると、最後に飛び移っている。泳げない私のためにMaruさんがお助けロープを出してくれたので少しは安心、塾長は飛び移らなくてもルートは有るというので意を決して行くと、真ん中にしっかりとしたホールドがありフリクションを使いなんとか渡れたが渡り終わったあとひと言「怖かった〜」ここで第一回目の冷や汗。さすがにCクラスのみんなは確保無しで渡ってきた。


こわごわ・・・・


そろりそろり・・・・

みんな落ちずになんとか渡り大岩を超えて滝上にでる。歩いていくと前方に関越自動車道の排気口が見えてきた。せっかく綺麗な谷なのになんだか興醒めしますが地図を見るとちょうどこの万太郎谷の下を関越自動車道が通っているのです。


排気筒からはファンの回る音が聞こえた。

排気筒を過ぎ左から川棚沢の出合ってしばらく行くと右に回り込むように釜を持った2mの滝が出てくる。この滝上からが沖ドッキョウの悪場がはじまるとのこと、この滝の右側を登ると上はゴルジュになっていて瀞が続き右側からは滝になっている沖ドッキョウ沢と出会う。ここでCクラスの3人は積極的に泳いで渡っていきましたが、後の4人は左側から小さく巻いて滝上に出ます。上に出たらまるで岩盤を割ったような二条の滝が流れていてここは登れないので3人は左岸を巻いて登ってきた。


沖ドッキョウの瀞


3人は泳いで渡る

無事に沖ドッキョウを通過して釜を持った二条の小滝と4mの滝を登ると井戸小屋沢の出合いに着く。


釜を持った綺麗な滝が続きます。

井戸小屋沢に入るとすぐに釜を持った小滝、ここは右側を腰まで浸かって登りゴルジュ帯の中の8m樋状滝は左を登る。小滝と瀞が連続して出て来ます滝ばかりなのでこの頃になるといちいちメモしていられなくなり、後で書こうと思っていても次々に滝が出てくるので忘れたりして、大きな滝だけ書くことにしました。小滝と言っても登るのに難しいのもあり気が抜けません。


滝ばかりでどれも登れるが油断できない滝ばかり

両側から枝沢が入り二段10mナメ滝を過ぎると谷もだんだんと開けてきた。夢中で登っているので回りを余りよく見ていなかったのですが、塾長から後を見てみなさいと言われ、振り向くと茂倉岳の稜線が見えていつの間にか谷も開けてきていて知らないうちに随分と登ってきたことが判る。回りは草付きのスラブになり白いナメが綺麗、お天気だったらさぞかし素晴らしい景色なのだろうなと思うが残念なことに稜線にはガスが掛かっている。




小障子沢出合い手前の綺麗なナメ滝

前方にスノーブリッジが見えそこが小障子沢とのこと、井戸小屋沢本流はここで右に曲がります。


正面に小障子沢のスノーブリッジが見える

ここで休憩していよいよ第1のポイントとなる3mの滝が出て来た。この滝は水流が変わって登れるほうに流れが来てしまい、シャワークライムで登らなくてはならなくなり、回りはゴルジュで高巻きも難しくなんとかこの滝を登らないとダメとのことです。初めにMaruさんが取り付きましたが上からの水流に押し戻されて敗退、塾長が水流の中のスタンスを拾い登った。お助けロープで確保して貰い次ぎに私が登りますが・・・・右の小さいテラスに登るのに見た目つるつるでホールド・スタンスもなくフリクションで登らなくてはならないどうやって登るの〜塾長が足を置いたところに私も乗せますが上手くフリクションを効かせずに滑ってしまい、背の高いAoさんに足を押さえて貰っても上から容赦なく水が流れてきて滑ってなかなか登れない。ふり構わずなんとか塾長に引っ張り上げて貰いテラスに這い上がり登ることが出来ました。ここで2回目の冷や汗・・・・登れて良かった。


上から水流を浴びながら上る。


私もなんとか這い上がる

上にのぼると滝が2つ続いてありましたがここは登れないので左側を高巻きますが、浮き石だらけの草付きでドロドロの斜面。石を落とさないように慎重に高巻いて滝上に出た。


この高巻きも怖い

ホッとしたのもつかの間、次ぎに出て来たのが小さな淵、Maruさんは去年巻いたので巻こうしたら塾長からへつりなさいと指示が出ました。Maruさんは上手にへつっていきましたが私はスタンスに足が届かず滑ってドボン・・・男性陣はやっぱり足が長くていいなぁ〜と、ぼやいてみてもフリクションを上手く使えない私が下手なだけ。もう一度トライしましたがやっぱり滑ってしまいIsiさんが垂らしてくれていたシュリンゲに助けられてなんとか渡れました。塾長から苦手意識でいつも逃げていては上達しないと言われ、この小さな淵を巻いてしまうのは簡単なのですが、あえてチャレンジしてみる事が技術の向上には大事なのですね。


落ちました・・・・


再度挑戦するもまたまた滑りシュリンゲにつかまりなんとか突破


この後も滝が続く

谷もだんだん開けてナメと小滝が続き障子沢の出合いで休憩、釜を持った6mの滝は右を登り次の8m樋状の滝は水流の中を登る。どの滝もフリクションを効かせて登らなくてはならず一瞬でも気が抜けない。ナメ状の6m程の滝を過ぎると左から沖障子沢と出合いナメ滝を登ると大滝が見えてきた。この滝右側が階段状になっていて簡単に登れますでも滑ったらアウトなので慎重に登る。


滝・滝・滝・・・・


綺麗な大滝〜右側を登る

滝上に出たら稜線も見えて小滝を登っていくとゴーロ帯になり、前方に大岩が2つあり上の方の大岩は右のスラブ壁を登るのですが登り初めの一歩が届かずまたみんなに助けて貰い何とか登る。


遠くに二俣が見えてきた


大岩の所の登り・・・もう少し足が長かったらなぁ〜

そこを過ぎるとH1310の二俣に着きここでお昼。ガイド本などでは左俣が書かれていますが右俣の方が左よりは簡単との事で私達は右俣を遡行。この上に二つ目のポイントになる滝が出てくるとのことで、去年遡行しているMaruさんが登ったときに「ここはリードしたくない滝だと思った」と話してくれた。二俣を過ぎるとますます傾斜が急になり、体も疲れてきたのか足が重くなってすこし遅れ気味になる。こういうときはバランスも悪くなるので焦らずに登らなくてはと自分に言い聞かせながら登っていくと15m程の垂直に立っている滝の前にでた。


ここが第二のポイントの滝、見るからにホール・スタンスが細い

今回リードするMaruさんは塾長からハーケンを打って登るように指示されていた。ハーケンを打つときは効いたかどうか音で判断するのですね、足場が悪いところで打ち込むところを探すのも大変、特に上の方は足場が悪く慎重にハーケンを打っていました。後で塾長がハーケンを回収したとき上の方が良く効いていたと言われて意外だったようで「恐怖から上のハーケンの方が念入りに無意識のうちに打ち込んでいたのでしょうか・・・?」と言っていた。次ぎに私が確保して貰い登るのですが、本当にこの滝は難しい特に上の方は泥の草付きでホールドがない。だましながら立ち込み左に一歩出すのに勇気がいりました。冷や汗をかきながらなんとか登ることが出来て大きなため息を1つ、初めに登るので上で休めるので助かります。


Maruさんのリード、次ぎに私が登る。上部が核心

ここが終わっても嫌らしい滝が続き雨も降ってきた。体も疲れてきていて登りがきつくなってきましたが気合いで登っていく。沢巾も狭くなって源頭部になってきましたが水はまだ流れています、Maruさんがこの上にもお助けロープを出して登る滝があると言っていた滝に到着。


まだまだ滝は続く

見た感じ岩も脆くホールド・スタンスとも細かい。お助けロープで確保して貰い登るのですが去年は、から滝だったそうですが今年は水が流れていてシャワークライムになってしまった。


雨が降ってきたからか、最後まで水流がある。

最後の滝を過ぎると傾斜も増して気合いで登っていき沢形が無くなってからひと登りで吾索新道の登山道に出た。7時から登りはじめ8時間30分・・・中級の沢は長い。



下山は吾索新道を下り車まで戻ります、登山道は明確なのですが雨の後だったので滑る滑る。私はピンソールをつけて下ったので滑らなく悠々と下れました〜ピンソールはこういうときにも有効です。この井戸小屋沢は私にとって難しい沢でしたが、なんとかみんなに助けて貰い登ることが出来ました。トップで歩いてくれた丸山さん、とても良いペースで後を歩いてとても歩きやすかった、また私の後でフォローしてくれたCクラスのみなさんお世話掛けました。ありがとうございました。



星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
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徒渉訓練

※遡行日2008・7/5(土)晴れ
※遡行場所:奥秩父・丹波川本流三条新橋上流※2万5千地形図:柳沢峠
※メンバー: 塾長、アシストYamazakiさん、Iriyaさん(楽しむ会) Saさん、Aoさん、Sakaさん、mogu、
※ルート:鳩ノ巣駅〜(車)〜三条新橋〜丹波川本流・徒渉訓練9:20〜三条新橋15:30〜(車)〜のめこいの湯〜鳩ノ巣駅解散
※立ち寄り湯:丹波山温泉のめこいの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

中級ではレスキュー訓練と徒渉訓練がメインの技術指導となり、その中でも徒渉技術は沢登りには一番必要かつ重要な技術なので気を引き締めて講習を受ける。泳げない私は徒渉訓練を受けるに当たり、だんだんと緊張して当日はドキドキです。泳げないけど水に対しての恐怖心はあまりない、ただし〜足が着かないところでは何かつかまる物がないとダメなのです。なので計画書に「泳ぎに自信がない人はライフジャケットを持参」と書いてあったので早速買ってきました。

沢登りでは沢を徒渉したり水の中を歩いたりへつったり、ともすると滑ってドボンしたりすることが多く水とは切っても切れないので今までの沢登りでも少しは経験していました。でもこの徒渉訓練を受けて初めて本格的な沢登りの入り口に立てるのではないかと思います。

鳩ノ巣から徒渉訓練をする三条新橋に向かう。お天気は暑いくらいで水にドップリと浸かる徒渉訓練には最適、三条新橋には4〜5台の車が駐まっていた。ここで支度をしてから丹波川に下りて徒渉訓練開始。

ひらめき初めに塾長のお話し

・徒渉の失敗は命に関わる。
・流心に入ったときに流されたら止まらない、その時はもがく事後は運に任 せるしかない。
・増水時の徒渉は水が濁っていて深さが判らないから一番危険。
・その場合は徒渉しないこと(これが一番大事)
・川の状況・流れを読む(これが一番難しい、経験するしかない)


あと中途半端な知識での徒渉はとても危険とのことなので、私のレポも技術的な事は間違うといけないので詳しくは載せないことにしました。

鉛筆今回教えて貰ったこと
・流れの強弱、徒渉点の見極め
・徒渉1人での徒渉、スクラム徒渉、流木を使った徒渉、ロープを使った徒渉
・泳ぎ、普通の泳ぎ、ラッコ泳ぎ、ザックピストン

まず初めに1人で徒渉をするが最初に足をすくわれて流されてしまった(Yamazakiさんに止めていただきました)本流の流れは速く強い、怖々と渡って足が踏ん張れなくてのことでした。流れをよく見て緩やかなところを探し流れに逆らわず上流から下流に斜めに渡る。足は揃えずに細かくスライドさせていく事。

1
まずは1人で、この深さでも流心の流れは強い。すり足で細かくリズム良く進む。私の場合は怖々と渡っていて、もっと早く渡りなさいと注意を受けだ。

2
2人でのスクラム徒渉、互いのザックのショルダーを持つ。この場合先頭の人は経験者か力の強い人。水流が膝よりも上の場合は、流された場合ザックが体から離れるようにザックの腰ベルトと胸のベルトははずしておく事。

3
3人の徒渉、真ん中が一番弱い人。3人のスクラム徒渉が一番安定していた。

4
4人は足並みを揃えるのに大変で安定感がない。

肩
肩を組むのは間違った組み方絶対にしてはいけない
経験ということで肩を組んで徒渉してみたが、重心が上になりとても不安定。スクラムを組むというと肩を組んでしまいがちですが、沢のスクラムは必ず互いのザックショルダーを持つこと。

流木を使っての徒渉方法、流木を杖代わりに使い渡るがこの時の仕方は流木を上げるときは水面から出さない事と体重を預けること。膝くらいの深さの時1人で渡らなければならないときは良い方法だと思った。

木
流木を杖代わりに使い渡る方法、耐風姿勢の要領で杖を動かすとき水面から出さないで三角に動かしていく。


流れが速いところは足を動かすのも大変。

流れの違うところで何回か渡る練習をした、次ぎに上流部でザックビストンの練習。去年大源太北沢でザックビストンで釜を渡ったときこれは泳げない私でも楽ちんだと喜んだので今回もそんなに心配していなかったのですが、あの時は流れがほとんど無く距離も短かった。今回は本流の流れがあるところで距離も長い、最初にトライしたときに反転してしまい恐怖心が芽生えてしまったのか、2度目の時も力が入ってしまいまたまた反転。顔に水がかかり訳がわからなくなりもう少しでパニックになるところでした。なんとか引っ張って貰い渡れましたが、やっぱり私は足が着かないところはどうしても恐怖心が先に立って力がはいったようで、上手く出来なく課題を残してしまいました。

ゴルジュ
ここをザックピストンで渡りました〜思っていたよりも流れが速く、左の壁にぶつかって反転してしまい上手く出来ませんでした。


戻るときはライフジャケットを着け流れに乗って戻りました。

去年とは流れが変わり本来の所で訓練が出来ず、少し下流に移動してザイル徒渉の訓練を行う。ロープを使っての徒渉技術も教えて貰う。ロープを使う徒渉では水深は腰上か胸の辺りまで、確保者または支点の位置が最も重要になる。ロープがあるとある程度の急流も渡れることを経験させて貰いました。


ロープとエイト環を使っての徒渉、この方法はトップで渡る人とか2人の場合に使う。懸垂の時のように体を預けて渡る、この場合支点の角度が大きいほど大変。


セカンド以降はロープにカラビナを通して、この場合もロープに体を預けてロープを張り、たぐり寄せながら進む。お昼をはさみ何度か繰り返して渡る練習をするが、急流になると足が流れに取られてなかなか進まず苦労する。男性陣はパワーがあるので羨ましい。

流れに乗ってのラッコ泳ぎぎは何とか出来ましたが、あれが深い足が着かないところだったら出来たかどうか自信が無い。


ザックを下にしてのラッコ泳ぎと、ザックを抱えて流れに乗って下る。

私とSakaさんが上手くできなかったので、ザックピストンが出来る簡単な淵を探して移動しましたがなかなか適当なところがなく、時間切れになり講習が終わり課題が残った徒渉訓練になってしまいました。いつか機会がありましたらもう一度ザックピストンにトライしてみたいです。

沢を徒渉するということはとても難しく、どの位までだったら自分が安全に渡れるかを知ること、そのためにも徒渉訓練はとても大切だと思います。また自分の技量にあった徒渉を選択しないと、命に関わる事も肝に銘じないといけないと改めて思いました。

いろいろな徒渉の仕方があり今回はその形だけ教えて貰ったのですが、水の流れの強さやどういう方法だったら安全に渡れるか経験させて貰いとても勉強になった。沢登をする人みんな経験して欲しいと思います、その時は是非ともしっかりとした指導者に習うことをお薦めします。

塾長、ご指導ありがとうございました。またザックピストンで引っ張ってくれたIriyaさん、Aoさん、人間アンカーになりロープを持ってくださったYamazakiさん本当にありがとうございました。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
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奥秩父・笛吹川東沢鶏冠谷右俣

※遡行日2008・6/1(日)晴れ
※遡行場所:奥秩父・笛吹川東沢鶏冠谷右俣
※2万5千地形図:金峰山



※メンバー: 塾長、アシスト久美さん、Sakaさん、Itoさん、Yosiさん、Takaさん、Satoさん、mogu、
※ルート:31日:塩山駅〜(車)〜道の駅みとみ(仮眠)
1日:道の駅みとみ6:40〜(車)〜西沢渓谷無料駐車場7:20〜(徒歩)〜笛吹川西沢・東沢出合い〜東沢堰堤上7:45/7:50〜(遡行)〜鶏冠谷出合7:55〜鶏冠谷遡行〜右俣・左俣出合10:40/10:55〜右俣遡行〜1850m付近左岸枝沢13:50/14:05〜戸渡尾根登山道14:40/15:00〜(登山道)〜徳ちゃん新道〜(登山道)〜西沢渓谷無料駐車場17:30〜(車)〜花かげ湯〜塩山駅解散
※立ち寄り湯:花かげの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

夜みとみ道の駅についたら先客有りで2張りのテントが張ってあった、時間も遅かったので静かに小宴会をして寝ました。朝起きて隣のテントの人とお話ししたら偶然にその内のお一人が渓友塾の卒業生でその方達はナメラ沢に行くとのこと。私達も支度をして西沢渓谷無料駐車場に移動、昨日とはうって変わり良いお天気になり支度をして西沢渓谷への道を歩き始める。

鉛筆今回の注意点・留意点
スラブ登攀なので滑りやすい
逆くの字滝の連瀑が嫌らしいので注意
ゴルジュの高巻きで1回懸垂をする。
去年の台風で倒木が多いかも知れない。

登山道から吊り橋を渡り東沢への踏み跡をたどって河原に下りる。2人組の人がいたが私達と同じ鶏冠谷かな?ここで2人は先行していき後は誰とも会わなかった。東沢は水量が多く渡渉を3回して鶏冠谷の出合いに着いた、出合いは鬱蒼として見た感じ暗い。



左に鶏冠尾根登山道を見ながら入渓、小滝を越えていくと魚留めの滝10mが出て来た。ここは右にしっかりとした巻き道があり、2段5mの滝は右を登りしばらくはゴーロ歩きが続いて左から飯盛沢と出会う、ここは沢がえぐれているような崩壊した感じで塾長が去年の台風で渓相が随分変わってしまったと言っていた。




飯盛沢の出合い・・・土石流で荒れていた。

ナメ滝を登ると左から奧飯盛沢と出会う、3段12mのナメ滝は右から巻いて一段目に下りるところが滑るので怖かった、2段目はシュリンゲを垂らして貰いゴボウで登る。


ナメ滝が続く


奧飯盛沢出合いの所に掛かる3段12mの滝前

登り終わると目の前に逆くの字滝、20mくらいあるのだろうか。ここでみんな雨具を着込み久美さんがビレーをして塾長が登る、どういうルートで登るのか目を皿のようにして見ていました。途中に残置されたシュリンゲが何本かあるようでランニングビレーを取り登っていった、2番手のSakaさんが登るときに私がロープを流しますが、ランニングビレーを外すとロープが水流の中に入り流される。


水流に洗われつるつる・・・水量が平水で良かった。

3番手に登る私はロープが水流に流され引っ張られて重い、右の水流脇を登り左にカーブした所が核心で、ホールド・スタンスが無く難しかったがなんとか登れた。上ではSakaさんが肩がらみで確保してくれていて、次ぎに私が肩がらみの確保をしなさいと言われた。こんなに滑りやすいところで?と思ったがやるしかない!!次のItoさんの命は私に掛かっていると思い、覚悟を決め肩がらみ確保で登ってもらい続いてYosiさんも私の確保で登って貰う。今までのような低い滝での肩がらみ確保とは違い、滑りやすい大きな滝では初めてだったので登るより緊張しました。全員無事に登り一つ目の難関は無事終了〜


mogu行きます!!

登り終わるとミニゴルジュと少しのナメ歩きで二俣に到着、ここまで来ると谷にも日が差してきて二俣の一枚岩の上で休憩。


二俣までもフリクションを利かせて登る滝がある

右沢を見ると4mのナメ滝の奧に大きな25m滝が落ちているのが見えた、ここで塾長からピンソールを付けるように指示をされ急いで付ける。右側から高巻きに入りますが思っていたよりも高く登り、下降点に来たとき懸垂するのかなと思っていたらそのまま下っていってしまった。グズグスの高巻きでしたがピンソールのお陰で滑らずピンソール様々、それにしても高巻きはいつも緊張する。ガイドブックなどでは左を高巻いていますが、塾長が言うには大高巻きになるので今回は右側にしたと言っていた。高巻きはなんといってもルートファインディングの技術力が必要ですね。


二俣の一枚岩の上で休憩

このあとは両岸が狭くなりゴルジュになった、このゴルジュ出口の滝がいつもなら高巻いて懸垂して下りる滝だそうで、そこに倒木が掛かっていて塾長はそれを利用して登れると思ったらしいのですが、見た目足元はヌルヌル、ホールドも見当たらないしこんなところ登れない!!と思った。ところがさすが塾長倒木と右の壁をつたわり上手く登っていった。見ていたら倒木が動いている〜それを登った塾長が押さえて登ってこいと指示された。ロープが出るのかな?なんて甘い考えでロープ無し、後に続いたSakaさんも上手に登り私の番・・・大げさかも知れないけど登るのに勇気がいりました、なんとか登れた時は「登れた〜」と思わず声に出してしまった。高巻かなかった分、時間短縮になったと喜んでいたのは塾長だけで私達は怖かった〜でも、この場所の高巻きは最悪だそうなので高巻かなくて良かったのかも。


ぬるぬるのつるつる


緊張の登り・・・

ホッとしたのもつかの間、次ぎに出て来たのが30mの滝。倒木に埋まっていて全容が判らない、倒木がなければさぞかし見応えのある滝だろうなと思うと残念。倒木をかき分け右の壁から登るが、上の方で一箇所お助けロープが出た。難しい登りはこの滝までとのこと、左にスラブ状の滝が2本掛かるH1650m付近でお昼。


30mの滝


倒木に埋め尽くされた滝

ここから先は谷も開けてきてナメナメのオンパレードで時々5m〜8m位のナメ滝が出てくるが問題なく登れる。フリクションを利かせて登るナメ歩きの練習にはちょうど良い傾斜ですが油断すると滑るので気が抜けない。


ナメ滝〜

H1750を過ぎると前方に稜線が見えてくる、ナメ歩きに疲れた頃、前方に大滝40mが見えてきた。右に枝沢が入り私達の遡行はここで終了、大滝の前で記念写真をとり枝沢から尾根に登り40分程で戸渡り尾根の登山道に出た。


快適なナメ歩き・・・シャクナゲも咲いていました。


Dクラス揃って大滝前でぐぅ・・・Sakaさん、その指だと指圧だよ(笑)

鶏冠谷はナメが綺麗な沢と聞いていましたが、去年の台風で渓相が随分と変わってしまったようです。下部は難しい高巻きと滝の登り、上部はナメ天国で下山にもお楽しみがあり沢登りをした〜という充実感があった鶏冠谷の遡行でした。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
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鈴鹿・神崎川上流

※遡行日: 2008・5/3(土)〜4日(日)晴れ※2万5千地形図:御在所山
※遡行場所:鈴鹿・神崎川上流
※メンバー: 塾長、Itoさん、Saさん、Takaさん、Yosiさん、Sakaさん、mogu
※ルート:
3日:四日市〜(車)〜朝明渓谷P 9:00〜中峠10:20/10:30〜大瀞・神崎川上流11:00/11:20〜(遡行)〜上水晶谷出合上部河原13:00(泊)
4日:泊場7:00〜コクイ谷出合7:30〜コクイ谷遡行〜クラ谷遡行〜雨乞岳登山道9:50/10:05〜東雨乞岳10:30〜雨乞岳10:50〜杉峠11:10〜御池鉱山後〜コクイ谷出合12:00〜泊場12:15/13:15〜根の平峠14:40/14:50〜朝明渓谷P 16:00〜温泉〜四日市駅解散
※立ち寄り湯:朝明渓谷・湯治の里三休
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

今年初めて泊まりの沢は鈴鹿の神崎川です。ここは夏に泳ぐ沢と聞いていましたが今回は上流部を遡行すると言うことでした。この山域は初めてなのどんなところなのでしょうか?とても楽しみです。

夜行バスで近鉄四日市に少し遅れて到着、連休初日なので高速も混んでいたみたいです。駅には渓友号と前泊していたSaさん、Takaさんが待っていました。朝ごはんと洗面をすませ渓友号に乗り登山口の朝明渓谷に向かう途中、御在所山がみえていました。新緑がまぶしい朝明渓谷の有料駐車場に到着。たくさんの車と登山者が支度していました、私達も支度をして歩き始めますが久しぶりに担ぐ泊まり装備のザックは重い、おまけに中峠に登山道が急登だし暑くてみんなヘロヘロになっていた。

1
有料駐車場から中峠を登る

途中コシアブラとるのに休憩、中峠からの下りにもコシアブラがありみんなで今晩のおかずを取る。登りは大変だったけどなんだかみんなのんびりムードです。そんなときYosiさんが足を滑らせてちょっと捻ってしまったらしくやっぱり下りは油断できませんね。

中峠
中峠に到着〜急登と暑さでみんなへろへろ

コシアブラ
コシアブラ採り・・・こういうときは元気

入渓点の大瀞に到着、橋が架かっていましたが通行止めでした。橋の手前左から沢に下りるむ道があったのでそこから下りる。下りたところで遡行の準備してから入渓、まっ白な岩を乗り越えていくと平坦な河原歩きになる。

入渓
大瀞の所から入渓

所々深い淵があり魚影を見ながら歩いていますが難しいところもなく、途中登山道が横切っているところには登山者がいたりでのんびりと周りの新緑を見ながら歩いていき13時に泊場に到着しました。

遡行

遡行
ほぼ平坦な河原歩き・・・ところどころに淵があり小さな魚が泳いでいた。

去年一年間でみんな沢の中の生活術は経験しているので、何も言われなくてもそれぞれに動く。まずは持ってきたビールやお酒を沢の水で冷やす(これが一番初めにすること)そしてタープ張り、薪集めとみんなでテキパキ動く。今回Itoさんが買ったばかりの鋸で一生懸命に薪を切っていた、なかなか腰つきが様になっていましたよ(笑)薪は豊富だったのであっという間に集まりました。


今宵のお宿

薪集め
薪も豊富にありました〜

乾杯
一仕事終えて、待ちきれなくなりまずは乾杯!!1人出遅れてる人がいる(笑)

さてさて、私は火を起こすのをマスターしたく、今回も焚き火当番をさせて貰う。去年教えて貰ったことを思い出してなんとか火を起こすことが出来ました。まずは恒例の乾杯〜それぞれ持ってきたおつまみが出てくる出てくる、酔う前にご飯の支度しなくちゃね。

焚き火
まずは火を起こします。

焚き火2
焚き火にご飯とカレーの鍋をかける、火加減が難しいの目を離せません。

今回の食担はYosiさんでコシアブラの天ぷらを作ってくれるとのこと、その他いつもの渓友塾カレーとご飯を焚き火で作る。ご飯上手く炊けるか焚き火番としては火加減が心配でしたが塾長にアドバイスして貰いなんとか美味しく炊けました。

コシアブラ
来るときに採ったコシアブラ・・・


カレーも美味しくできたし揚げたてのコシアブラの天ぷらも美味しい〜

まだ明るいのですがまったく時間の感覚がなくなり、持ってきたビールや日本酒、他の人の持ってきたマッコリやワインなど飲んでいる内にいつものようにすっかり良い気持ちになってしまい、いつの間にかシェラフの中に・・・・後で聞くとまだ明るい内に寝てしまったようです。7時頃一度目が覚めて復活できるかと思いましたがまた寝てしまった。沢の中は思っていたよりも寒くなくいったい何時間寝たのよ〜と言うくらいよく寝た。

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早く寝てしまうので必然的に朝は早い!!泊場は明るく開けているので朝も5時過ぎには明るくなった。まだみんな寝ているので焚き火の番をしがてらコーヒーを入れ、小鳥のさえずりと沢のせせらぎの音を聞き新緑をみながら焚き火にあたり飲むコーヒーは格別です。そうこうしているうちにみんな起き出してそれぞれに朝食を食べ出発の支度をする。また泊場に戻ってくるので、荷物を置いていけるからザックも軽い。昨日下りで足をくじいたYosiさんは大事をとって留守番することになった、残念だけど下山のことを考えて残ることにしたようです。


いってきま〜す。



泊場から先も昨日と同じような渓相で朝一番でも寒くなく歩いていく、30分ほど歩くとコクイ谷の出合いに到着。出合いは杉峠からの登山道があり帰りはこちらから下りてくる予定です。



左のコクイ谷に入り左に岩壁をみて右にガレ沢を分け大岩を過ぎると左に石垣が見えてくる苔むした石垣は歴史を感じます。少し行くと初めて釜を持った小滝が出てきた。左に15mの滝を持った枝沢を分けるとまた石垣が出てくる。しばらく歩いていくと自然林の開けた所にで左の方から登山道が来て登山者の姿が見えてきた、この辺りは本当に新緑が綺麗、日の光に透き通るような新緑がキラキラしてなんとも気分が清々します。ここからは登山道と平行するようになりH800m付近でクロ谷出合い、サワ谷出合いと進みクラ谷出合いを過ぎるとこの沢唯一のゴルジュらしき所を登る。3段の小滝を登ると平凡な流れになりここで登山道に上がり遡行終了。



登山道を東雨乞岳まで登ります、山頂にはたくさんの登山者が休んでいた。山頂は開けていて御在所山も見え海も見えました。東雨乞岳から稜線を通り雨乞岳に到着、雨乞岳の看板が4〜5枚それぞれに掛かっていてなんだか面白い。


東雨乞岳に到着〜



少し休んで杉峠に向けて下り杉峠は面白い形をした大きな杉の木があった。ここからは新緑の登山道を下りて鉱山跡を通りコクイ谷の出合いに到着。



沢沿いの登山道を歩いてYosiさんの待っている泊場に着きました。お昼を食べ残していった荷物をザックに詰め、来たときよりは少し軽くなったザックを背負って泊場を後に出発します。


泊場に戻って後始末をして


出発です。

上水晶谷を渡り本来なら左方向に行かなくてはならないのに、テープに導かれたのか右に行ってしまい根の平峠に向かうはずが国見峠の登山道を登ってしまった。途中で塾長が気づき、国見峠を回って行くと遠回りになるので元来た道を戻った。この時期の森の中は何処も同じようで間違えやすい、無事に根の平峠に着くと御在所方面からの登山者が何人か休んでいた。途中でコシアブラやハリギリの山菜を採りながら下り朝明渓谷に着きました。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
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奥多摩・日原川小川谷滝谷

※遡行日: 2008・4/6(日)晴れ
※遡行場所:奥多摩・日原川小川谷滝谷※2万5千地形図:武蔵日原
※メンバー:塾長、アシスト久美さん、、Takaさん、Sakaさん、Iさん、Yosiさん、mogu
※ルート:鳩ノ巣駅〜(車)〜小川谷林道終点9:05〜(徒歩)〜酉谷山登山道三又9:25/9:35〜滝谷入渓9:35〜(遡行)〜下ッ滝10:40〜(遡行)〜上ッ滝12:00/12:30〜(遡行)〜奥二俣右沢14:35〜登山道14:50/15:05〜左岸尾根下降〜三又16:30/16:40〜(登山道)〜小川谷林道終点16:55〜(車)〜もえぎの湯〜鳩ノ巣解散
※立ち寄り湯:もえぎの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

今回通れるか心配していた小川谷林道、去年の台風で崩壊していると聞いていましたが、なんとか開通していて無事終点まで行けました。ただしここから酉谷山の登山道と酉谷避難小屋はまだ修復されていないようで通行止めになっています。

登山道
三又までの登山道

今日もお天気が良く遡行日和、4月の実技講習は高巻きのルートファイデングン、滝谷にある下ッ滝・上ッ滝の高巻きがあり懸垂で下りるとのこと。塾長から中級では沢登りの間隔を開けると付いてこられなくなるのでなるべく開けないようにと言われる。登山道を歩いて三又に到着、ここにある鉄製の橋が去年の台風で大水が出て土台が流されている。これを見たら台風の大水の凄さが分かりますここで少し休憩して塾長、Sakaさん、Yosiさん、Takaさん、mogu、Iさん、久美さんの順で入渓します。

三又
三又に到着

入渓してすぐ左側に雪渓があり驚きました、倒木の中を歩いていき小滝を越えると目の前に大岩が出て来てここは左から乗り越す。ミニゴルジュは右から小さく巻いて沢床に下りるときなんとも頼りない立木にシュリンゲをかけて貰い下りた、このときに根元を持つように注意を受ける。

遡行

しばらくゴーロ帯を歩き5mのナメ滝を超えると小滝の連続になる。またゴーロを歩きCS5mの滝は右から登り、次ぎに樋状の滝6mを登るとH1200地点に左から枝沢が1:4で分けたところで休憩。ここで歩く順番を替えられ塾長、mogu、Sakaさん、Takaさん、Yosiさん、Iさん、久美さんの順に歩き出す塾長の後を歩くのは久しぶりです。


樋状の滝と休憩

休憩した地点からすぐに下ッ滝に到着〜20mはある滝は豪快そのもの見応えがありました。ここは見学して左から巻きます。下ッ滝の上に出て15mの懸垂で下ります。このときに懸垂のセットはYosiさんにするように言い塾長が一番で下りた。

下ッ滝
下ッ滝の前で

両門の滝
上から見た両門の滝

懸垂1
1回目の懸垂下降

上からは見たらすぐ側に両門の滝が掛かっている、ここは右を高巻いて登るとすぐに上ッ滝に到着。3段25mとガイドブックには出ていましたが一段目しか見えない、下ッ滝とはまた違う豪快な滝です。

上ッ滝
上ッ滝が見えてきた、ここにはワサビや岩のりが生えている。

右壁から登るルートがあるようですが私達は無理なので巻きます。ここで塾長から3Bはピンソールを付けるように指示され、いよいよ大高巻きに入ります。左側から大回りに登っていきますがグズグスで落石を起こさないように慎重に登る。でもピンソールを付けているので足が滑らずに登れて体力もあまり使わずに済みました。登り後半は岩場の所を慎重に登り滝上にでます、30mロープ2本つなぎ立木を使ってここでもYosiさんがセットして、途中ロープの絡みを仮固定して直しながら先頭で下り下りたところでお昼になりました。

懸垂2
二回目の懸垂下降

上ッ滝からすこしゴーロを歩き次ぎに出て来たのがゴルジュの中、左に倒木が掛かっている6mの滝。どうやって登るのか見ていると倒木の枝を階段代わりに登っていく、初級ならロープが出るような所だと思うがもちろん出ず慎重に登ります。


木は滑るので慎重に登る。

その上には樋状の小滝が掛かり突っ張りぎみに登りますが滑る、このとき登り終わりに急いで登ってしまい、もっとゆっくりと登らないと危ないと注意を受けました。わたしの悪いクセで詰めが甘い、気を付けなければと反省。

樋状の滝
樋状の滝は突っ張りで登る

次ぎに出て来たのが胎内滝と名前がついているCS5mの滝、ルートは大岩の下をくぐりショルダーで登るらしいのですが私達は巻きます。滝上に着いたらすぐ上に10mの滝が掛かっているのが見え、あの滝を登れば滝谷の大きな滝は終わりとのことでした。滝上には30ロープ二本つなぎ懸垂で下りますが今度は私がセットして塾長が初めにおりました。

胎内滝
奧に大きな岩がある胎内滝


巻き終わり三回目の懸垂、下に見えている滝が最後の岩溝ノ滝。

沢床に着きロープ一本持って塾長が次の滝に向かったので、最後の滝は塾長が登るのだと思い後に着いていくとなんと私に登りなさいと言われた。初めはえっ私が?と思いましたが、出来ないことはやりなさいと言わないと思ったのでロープを付けてトライ!!慎重に登ります。これが私にとって初めてのリードでしたが、思っていたよりもホールド・スタンスがあり落ちついて登れたと思います。もちろんすぐ後に塾長も登ってきてくれていました。上に着き塾長に確保のセットを指導して貰いながらATCを使って順番に確保して登りました。

リード
初リードの岩溝ノ滝


みんなで順番に確保する。

最後の滝を登り終わるともう大きな滝はなく、上部は開けた開放的な渓相になりました。ここで現在位置を確認しながら枝沢を分けて最後の二又に到着です。タワ尾根の北面にはまだ残雪が残っている、二又からグズグズの急斜面を登り長沢背稜の登山道に出ました。


滝谷上部は開けていて明るい

去年酉谷山からタワ尾根(レポはこちら⇒酉谷山)を下りたときに通った登山道ですが去年の台風で酉谷小屋と登山道が使えなくなり、歩いている人も居ないような感じ。渓友塾でも本来なら酉谷小屋から登山道を使い三又に戻るのですが登山道が崩壊しているので左岸の尾根を下降することになり、地形図を見ながら下降地点を探して下ったが一本手前の尾根を下りてしまい地形図を見ながら左にトラバースしていく。塾長と久美さんは視界にある様々な物(顕著なピークや避難小屋、沢筋)から現在地を割り出して、行く方向を調節しながら進んで迷いながらも最終的には目的地の三又に着いた。初めての尾根を下降する時はこういう風に地形図を見ていくのかと大変勉強になりました。


こんな森が三又まで続いています。

この尾根は全くの自然林でブナの巨木も多く奥多摩の奧にこんな素晴らしい森が広がっていたなんて驚きで、ふかふかの落ち葉を踏みしめながらの下降は膝に優しここは新緑とか紅葉の時も綺麗だろうななんて思いながら久しぶりに楽しい下山でした。

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丹沢・新茅ノ沢レスキュー訓練

strong> ※遡行日: 2008・3/15(土)曇り ※2万5千地形図:大山
※遡行場所:丹沢・水無川新茅ノ沢レスキュー訓練
※メンバー:塾長、アシストYamazakiさん、Yaさん、Aoさん、Iさん、mogu
※ルート:渋沢駅〜(車)〜新茅荘9:35〜(徒歩)〜新茅橋〜新茅ノ沢入渓〜F4の滝付近でレスキュー訓練〜新茅橋18:45〜新茅荘〜(車)〜渋沢駅
※立ち寄り湯:スーパー銭湯湯花楽
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

今日は11月に受けた机上講習「沢登の危険と対処術・セルフレスキュー」を、今度は沢の中で実践訓練です。

戸川林道を新茅荘まで行きそこで支度をする。本来なら新茅橋まで車で行けるらしいが、林道工事でここから先は通行止めになっている。私達が着いたら車がたくさん駐まっていてレスキューの格好をした人達がたくさんいて、遭難でもあったのかと思ったら神奈川県の救助訓練のようで私達とは反対のモミソ沢で訓練していた。新茅橋まで林道を歩いていくと橋のすぐ側で工事をしていた、結構大がかりでここも去年の台風で崩れたのかな。

新茅橋から入渓、いきなりゴルジュになっている。3mほどの小滝を越えるとF1と看板が掛かっている滝にでた。

入渓
後に見えるのが新茅橋、最後に橋の欄干で登り返しの訓練をする。

ここは左をAoさんリードで登り私達は下で確保するように言われ、それぞれに確保する支点を取る所を探すように言われた。しかしここはゴルジュの中、木や根っこなど見当たらなくウロウロしていると見かねた塾長が岩に支点を取る方法を教えてくれる。発想の転換というかそう言うやり方も有るのだなと感心しました。いつも言われている想像力と創意工夫が必要ですね。岩で支点を取る場合は余程しっかりとしていないと危険。Aoさんがリードで登りYaさんが確保。上に着いたら確保のセットをして後続はランニングビレーの掛け替えをして登り、次の人が替わって確保して登るを繰り返す。

リード
Aoさんリード


確保して貰い登り、替わって私が確保。

F2の滝の所でザックから荷物を全部出して、ザックで人を背負って歩く訓練をしたがなかなか上手く背負えない。

おんぶ2
交代で背負う、立ち上がるのが一苦労、それにザックだとバランスが取れなくて大変、

次ぎにシュリンゲで背負ったがこちらの方が背負いやすかった。中級クラスは女性4人なので、このレスキュー訓練での背負う事を想定して2人ずつ日にちを合わせた。それにしても50うんキロの人間を背負って沢の中を歩くのは大変だ。

おんぶ
こっちの方が安定して背負える、出来ればテープシュリンゲのほうがおしりが痛くなく背負える。それにしても70キロ近くある男性達も大変ですね。

次は流動分散方式での支点の取り方、必ず2箇所以上で取る。シュリンゲの長さはシートベント結びで調節する、シュリンゲの長さ調節が難しかった。角度は60度以内になるようにセットする。角度が大きくなるほど大きな荷重がポイントに掛かるから。


教えて貰い流動分散方式で支点を作るがこれもなかなか難しい。

次は緩斜面で実際に人を背負っての懸垂下降の練習。メインロープにエイト環をセットしてエイト環はシュリンゲでハーネスに付ける。もう一つテープスリングでワッシャ結びでバックアップを取る。テープシュリンゲ120僂鯑鷭鼎砲靴胴にかけ両肩に通して背負う、その時肩から紐が落ちないようにシュリンゲを通して(ショルダーベルトの用に)端をハーネスのカラビナに通す。もう一つ背負う人のハーネスに着いているカラビナにシュリンゲを遠し自分のハーネスに付ける。ここまでセットして念のためもう一本のロープでバックアップをしてもらい、ワッシャを掴み下に引きながら下降する。

懸垂
人1人背負って懸垂下降は力がいります。


なかなかスムーズに下りられない。

次が滝場や崖など足場のないところで人を下ろす訓練。
鉛筆チロリアンブリッジ
足場のない滝場や崖にロープを張りぶら下がって移動する方法。消防のレスキュー隊が一本のロープにぶら下がって移動しているのです。今回は上の立木にはインクノットでしばり、下の方ではシュリンゲとカラビナを使いロープを張った。張る方法は間違うと行けないので説明はしません、それぞれに調べてみてください。


こんな感じで下りる、もちろんもう一本バックアップのロープがあります。

ここまでやってやっとお昼〜1時近くになっていましたが、時間が過ぎるのか速い。お昼を食べているときにIさんがビニールの袋に付いていた小さな虫を塾長に見せたらなんとヒルでした。それから後はヒルが着いていないかみんな戦々恐々でしたが、その後訓練に夢中になりすっかり忘れてしまいました。

午後からはF2の滝でトップが落ちた時のビレーヤーの自己脱出訓練。

鉛筆自己脱出
確保しているときトップで登った人が転落して宙ずりになったり、または懸垂下降でロープが足りなかったときなどその場から自力で脱出する事。自らが助けを呼びに行かないとならないときなどの時に、仮固定をしてその場から動けるようにする技術。

アシスタントのYamazakiさんがリードして登り私達が交代で確保しますが、途中で実際に落ちて貰い止め自己脱出の訓練をする。Yamazakiさんはメインロープの他にもう一本でちゃんとバックアップを取っているとはいえ、私達4人の確保で落ちるのは怖かったと思います。現に私などは自己脱出のときロープを張りきれず少し落としてしまい反省、水にも濡れてさぞさむかったと思います申しわけ有りませんでした。



落ちるのが判っていても衝撃が来るから、実際に落ちた人の衝撃はもっと凄いと思う。トップの確保をするときはしっかりしと自己確保を取らなくてと思った。でも本来トップの確保をするのはそのパーティーのリーダがするそうです。

次はF4の滝に登りここで実際に滝場での人を背負っての懸垂下降をする。これが昼前にやった緩斜面での懸垂下降とは違い、重いのもありますが足場が定まらず下も見られないし、背負った人にも責任があるので緊張の連続。6mの滝を下りるのに相当な体力を使い疲れて途中で休む始末・・・本当に大変でした。

懸垂下降
こう見るとなんとか下りていますねぇ・・・でもほんとに大変!!


Iさんと私、なんとかヘロヘロになりながらも訓練できた。

次が滝の上にロープを張りチロリアンブリッジで下りる。今度下では人間アンカーと言い、3人で思いっきりロープを引っ張る方法を取った。


これ楽そうに見えますが、結構腕の力がいります。

全員無事に訓練が終わったのが5時過ぎ、夕暮れ迫る中戻ります。F1の滝を懸垂下降で下りるとき、Iさんが振られてヒヤッとした。懸垂の支点を取った所から真っ直ぐに下りず、少し左方向に下りていったのが原因だと思うが、振られると勢いが付いて止まらないのが良くわかった。先行していた塾長が新茅橋の欄干にロープをセットしてあり、登り返しの訓練をします。

鉛筆登攀者が滑落したときの自己脱出
二本のスリングをブルージック結びでロープにセットし、上のスリングをハーネスに結ぶ。その下のスリングの輪に足をかける。スリングに立ち上がりハーネスに繋いだスリングを上に移動させる。次ぎにハーネス用のスリングに体重をかけ足を移動させる。これを交互に行って上に行く。


欄干にタッチして下りる。

暗くなりヘッデンの灯りの中全員が無事訓練が終わった。盛りだくさんの訓練は1回ではなかなか覚えきれません。しかし今回習ったことはセルフレスキュー訓練の中でも、事故者を安全なところに移動させる方法として最低限でも覚えておかなくてはいけない技術だと思う。それにしても机上講習では判らない現場での訓練は本当に勉強になりました。


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08・2/10中級岩トレ〔実技〕

2008年2月10・11日晴れ

地図

いよいよ、日和田の岩トレで中級コースが始まりました。
中級クラス正式にはこの岩トレから始まりますが、12月・1月とトレーニング山行や岩トレをしていたのでなんだかそれの延長のような感じですんなりと講習に入れました。

10日のメンバー
塾長・アシストMaruさん、Sakaさん、Saさん、Taさん、Iさん、mogu

ダイヤ 講習のはじめ塾長の言葉。
山域によって全部違う沢、その沢の渓相を見て自分で判断する。
沢はあくまでも応用力、基本をしっかりと学んで応用する。
塾長のやり方をよく見ること。
自分だけでなく、仲間の動きもよく見ること。
常に自分から学ぶ姿勢が大事。

まずは1月にやったロープワークのおさらい。

ロープワーク

1人がリードで登り、1人が確保の練習。確保も自分でセットしなくてはならず、どうやったか思い出すのに時間が掛かりました。

確保
トップで登る人を確保、ロープの送り出しが難しい。

リードで登った人は、今度はセルフビレイを取りセカンドの確保のセッティング。

リードで登る
リードで登り、上に着いたらセルフビレイを取り次に登る人の確保。

確保
下を見て、登ってくる人の動きを見ながらロープを常に張って登って貰う。

ここまでが一連の流れ・・・まだまだもたもたしていますが、なんとか出来た。考えずに出来るようになるのはいつになるやらです。次は去年なかなか登れなかった右壁に挑戦、なんとリードで登れて嬉しかった。少しは進歩しているのかな。


ダイヤ 今回教えて貰ったこと。


エイトノットの一本締めの時は結び目にカラビナを通す。
エイト

インクノット(マスト結び)
インクノット

ボーラインノット(モヤイ結び、これはあまり使わない)
モヤイ結び

立木等にこの結び方で支点を作り、メインロープにブルージックで自己確保をとり、下が見える地点まで行きセカンドの確保する。

シートベントで結んだとき、出来た輪の中に通すとより安全。
シートベント

ダイヤ 荷揚げの方法
空身で登りザックを引き上げる時、ザックの重心は真ん中に取る、背の方を岩側にして引き上げる。
ガルダーヒッチ:同じ形状のカラビナ2枚使う。
ガルダーヒッチ

この結び方は2人一組で下の物を引っ張り上げるときに使う、下に引っ張られると止まるので疲れたときに休めるとのこと。

ザックの引き上げ
ザックを引き上げた結構力がいります。

ダイヤ 仮固定の仕方
二種類の仮固定の仕方を教えて貰ったが、なかなか上手くできない。
こればかりは数やらないと覚えられません。
仮固定

午後からは午前中に習ったロープワークの実践、何回も繰り返す。
器具を使っての確保と肩がらみの確保をした。

肩がらみ

盛り沢山の講習で時間もあっという間に経ってしまう。今日ははじめ雪があり岩も濡れているので怖かったのですが、やっていく内に気にならなくなり、午後からはお天気も良く思っていたよりも暖かくて良かった。


そして、ほんとうは16日補講で入りたかったのですが人数が多く無理だったので、急遽11日の初心者実技に補講を入れて貰い連ちゃんで日和田に行ってきました。お天気は昨日とはうって変わり、雪もあっという間に消えていて暖かい岩トレ日和。9期の皆さんより一時間前に行き、早速昨日やったことのおさらいでトップで登る練習。



9期の皆さんが揃い、初級の講習が始まりました〜1年前の私達を見ているようです。講習の邪魔にならないように右壁に移り、ヘッドオン・バッチマンで登る練習をしてから器具を使って確保の練習。
午後からは9期生の方達の確保をさせて貰い、とても勉強になりました。
この後、3月1日の補講まで時間が空いてしまいますが、忘れないように練習しておきたいと思います。

※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
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