沢登りブログ

moguの沢登り体験記
※コメント欄はスパムが多いため『認承制』とさせて頂いております。
<< July 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

裏妙義・入山川裏谷急沢

※遡行日2008・11/23(日)晴れ
※遡行場所:裏妙義・入山川裏谷急沢※2万5千地形図:南軽井沢



※メンバー: 塾長、アシスト久美さん、初級2人・中級3人
※ルート: 高崎駅〜(車)〜入山川林道8:45〜裏谷急沢・遡行〜大滝上H85 12:00/12:30〜三俣13:05〜中俣・右俣中間尾根13:30/13:45〜谷急山13:55/14:05〜(登山道)〜右岸側ナイフリッジ状尾根〜裏谷急出合16:15〜入山川林道16:20〜高崎駅解散
※立ち寄り湯:妙義・もみじの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

高崎に向かっていく新幹線の中から初めて富士山が見えまっ白な浅間山も見えて渓友塾最後の沢登りは良いお天気の中で遡行出来そうです。今回は入る裏谷急沢は裏妙義の谷急山に突き上げている沢、去年遡行した人達が柱状節理の大滝前で撮った写真を見て是非登ってみたいと思っていた沢でした。

前日横川駅に泊まっていたKさんを乗せて入山川沿いの道を走り裏谷急沢出合いの少し先に渓友号を駐める。久美さんから裏谷急沢の位置を聞いて見上げたら急傾斜の沢筋が見え、下山はその隣の尾根(こちらも急傾斜)を下りてくると教えて貰った。沢筋は北側なのでまったく日が差していなく寒々としている。

塾長からの注意・留意点は
* スラブで傾斜が急、ホールドが細かく滑ると止まらない
* 岩が脆く岩を持つときに注意することと落石に注意
* 一箇所難しい高巻きをするところとトラバースするところがある
* 柱状節理の大滝は高巻く
* 下山もナイフリッジを下りるので最後まで気を抜かない事

ガードレールの切れたところから道をたどって入山川に下りた水量は少ないとのこと、徒渉した所が裏谷急沢の出合い水量は少ないというかほとんど無い状態、回りの木々は葉を落として寒々しい感じの渓相です。入ってすぐに4m程のスラブ状の滝ここは右を登る塾長から足の置き方について注意を受ける。


入渓〜ほとんど水は流れていない。


最初の滝

水量が少なく岩が乾いているので滑らないがホールドが細かい。次ぎに小滝と5mの滝を過ぎ落ち葉で覆われているナメを登っていくと二段の滝の前に出た。ここが第1ポイントの滝、30mロープを二本つなぎ塾長リードで右の落ち葉で覆われている壁を登っていく。二番手のAoさんが塾長の登ったルートではない脇の灌木帯をルート工作して登って行く。実際に登ってみると下で見ていたよりも急で大変でした上も不安定な所で落石を起こさないように自己確保して待つ。沢床へはここからさらに右にトラバースしていかなくてはならず、フィックスロープを張ってカラビナをかけてトラバースした。


ポイントの滝に到着、二段の上まで登り待つ


塾長が慎重にルートを探して登る


後続は立木のあるリッジ状の所を登り、左にトラバースして沢床に下りる。

この後も落ち葉で覆われた沢床を注意しながら歩き、柱状節理の小滝を登ると正面に二段10mの滝ここが第二ポイントの所。左壁を中間まで登り右にトラバースします、ロープを張り落ち葉で足場が不安定な所をプルージックで慎重に渡る。


足場を探して慎重に渡る、

ポイントの滝をなんとか無事に登りましたがこの後は落ち葉で覆われた滑床が続いて足を置くところも神経を使う。左に一の沢、二の沢を分けて登っていくと正面に去年写真で見た大滝が見えてきました。何とも不思議な風景、滝は扇状に広がっていて岩は上に伸びている。ここまで見事な柱状節理はここの沢でしか見られないとのことで本当に不思議一見の価値有りです。




柱状節理が見事な大滝

大滝は右から高巻きました。大滝の上も滑床が続き塾長が言っていたようにここで滑ったら大滝まで止まらないその後は・・・・考えただけでも怖いです。H850m付近でほとんど水流が無くというか落ち葉に隠れていて見えない、辛うじて流れていたのでここでお昼になった。


小滝を登るとスラブ帯

お昼を食べた上もナメが続き、落ち葉をかき分けスラブの僅かな引っかかりを探して登っていくと8m程の滝が出て来た。ここは左から小さく巻きますが、1.5m程の柱状節理岩のところで足がかりが無くて私の短い足では登れない、その時Aoさんがナイトのごとく膝を差し出してくれたので、膝に足を乗せさせて貰い何とか登る事が出来ましたありがとう。さらに上に行くと水が凍っていてますます滑りそうで慎重に登っていく、私はちょうど真ん中だったのでみんなの後をついて行くので楽でした。先頭を歩く塾長は安全なルートを見つけながら登るので大変だと思った、それにしても神経を使う登りが続きます。やっと最後の三俣が見えてきた、沢ますます急傾斜になりとても登れないのでここで右尾根に取り付くのですがそこまで行くのがまた大変、慎重に沢を横切り尾根に取り付きこの尾根がまた急傾斜で木を掴みながら何とか稜線に出ることが出来ました。


三俣手前を慎重にルートを探して登り、右の尾根に取り付きます。

靴を履き替えて痩せ尾根を10分ほど登ると去年谷急沢左俣を登り谷急山に登ったとき、塾長が裏谷急沢はここから出てくるよと言う場所から谷急山頂に出た。山頂は日が照っていて暖かく今回も360度の展望が広り雪をかぶった浅間山も綺麗に見える。


三俣から痩せ尾根に登り靴を履き替える


谷急山山頂は日が差していて暖かいです。

渓友塾最後の写真を撮って貰い下山開始、三方境方面に少し下り左の尾根に入り下降しばらくは穏やかな尾根道でしたが途中から尾根が狭くなりナイフリッジ尾根になる。ここでロープ二本つなぎプルージックで下りる、順番を待っていると後から一般の登山者が来たので驚きましたが、人のことなど構っている暇はなく慎重にプルージックで下りこの後も2回の懸垂下降で岩場を下りていく。



途中、左に見事な柱状節理の岩峰が見え上から見ると本当に柱が立っているようです。


上から見た柱状節理の岩峰、自然の造形は凄いです

危ない岩場を過ぎたが急傾斜は続きまだまだ気が抜けません、下に入山川が見えてきたときは本当にホッとしました。最後の徒渉も水量が多いと渡るのが大変とのことでしたが今回はすんなりと渡れ河原を少し歩き車の所まで戻ることが出来ました。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(5) | -

丹沢・宮ヶ瀬湖二十女沢

※遡行日2008・11/9(日)曇り
※遡行場所:丹沢・宮ヶ瀬湖二十女沢※2万5千地形図:大山



※メンバー: 塾長、初級3人・中級3人
※ルート: 橋本駅〜(車)〜土山峠に車一台デポ〜二十女沢入り口橋9:05〜林道・徒歩〜林道終点9:45/10:00〜二十女沢入渓10:10〜(入渓)〜430m付近二俣10:30〜(右俣遡行)〜570m付近奧の二俣〜(右又遡行)〜640m付近二又12:50/13:00〜(左沢)〜鍋嵐山700m付近宮ヶ瀬尾根13:30/13:40〜(登山道)〜辺室山〜土山峠15:20〜(車一台回収)〜いやしの湯〜橋本駅解散
※立ち寄り湯:道志・いやしの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

申し込みをしてあった二十女沢、先週怪我して4針縫った手のひら、まだ抜糸済んでいないので少し不安でしたがグーパーも出来たし指を動かしても痛くない。先生は普通にしていて良いというのでどうしようかちょっと考えましたが行ってみたい沢だったので参加することした。でも、手はバッチリと保護していきましたよ。

丹沢の沢はヒルがいるので3月かこの時期にしか沢には入れない、この二十女沢もヒル注意と地図に書かれている。塾長も初めて入る沢とのことで注意点はこの時期の落ち葉が滑るので注意と、丹沢の岩は脆いのでつかまるときに気をつける事とのことでした。宮ヶ瀬湖畔から二十女沢に行く林道の橋にはゲートがあり通れなくなっているが人は柵を回り入れる。塾長が土山峠に車で来ているWataさんを迎えに行って戻ってきてから出発。林道を歩いていき宮ヶ瀬湖から二十女沢沿いの林道に入り林道の終わりすこして前で沢に下りる。林道のどこから二十女沢に下りるかが少し判りづらい、でも地形図をよく見てみると下りる所が判ると塾長から教えて貰った。


H370m付近の林道から沢に下りる。


入渓

入渓してすぐに小滝を2つ越え右からのスラブ滝の有る枝沢を過ぎるとゴルジュになる。ここは大きな滝はなく水量も少ないのでへつることもなく通過。



正面にオオユナラノ沢が入り、本流はここで右に曲がる。すぐに谷が狭くなってゴルジュ帯にはいると6m程のチョックストーン滝が出て来た、見た目ホールドも少なく見える。ここは中級のIさんがリードで登り確保してくれます、見た目通りホールド・スタンスとも細かく少しバランスを崩してヒヤッとしたがなんとか登った。やっぱり右手をかばうのでしっかりとホールドが持てなかったからかな・・・


この沢で唯一ロープが出た滝・・・

滝上からはしばらく小滝やナメが続き天気が良かったらなかなか綺麗な沢だと思うなだらかな6mのナメ滝が出て来て沢はここで右に曲がる。


沢は右に曲がる

また小滝とナメが続き登っていくと正面に幅広10mの滝が出て来たここは左から巻いたがグズグズの斜面は神経を使います。




落ち葉でグズグズの高巻き

滝上からは緩やかな河原が続きH500m付近でお昼。お昼を食べ終わりさらに登っていくと沢はまた右に曲がり5mほどのナメ滝を登りしばらく平坦な河原が続いていくと正面に10mの幅広の滝、見た感じ逆層ぎみここも左手の斜面を登り巻いて沢に下りた。




左を巻く


巻は落ち葉で滑るので慎重に・・・・

大きな滝はここまでで後は平坦な河原が続き右上に炭焼き後の石積みを見ながらさらに登っていくとH570の二俣に到着、ここにも炭焼き後の石積みが残されているから目印になると思う。


正面に炭焼きの石積みが見える。

二俣を右沢にはいるとミニゴルジュ、枝沢も入ってきて5mトイ状の滝は水流が余りなく突っ張りで登る。この辺まで来ると沢巾も狭く細かな枝沢も出てくるので地形図で現在地を確認しながら登っていくほとんど水流が無くなりH640奧の二俣に着いた。



水が涸れた左沢に入り7m程の涸れ滝を登る水流が有ったら面白い滝かも、さらに上に登っていくと三又が出て来て左を登っていくと鍋嵐山の稜線に着いた。


最後の三叉


最後の詰めを登ると


鍋嵐山直下の尾根にでた。辺室山で記念写真

下山はこの尾根を辺室山と物見峠の登山道まで行き辺室山を通って土山峠に下りた。小振りの沢ながら変化に富んでいて面白い沢でした。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(0) | -

尾瀬・片品川中ノ岐沢北岐沢

※遡行日2008・9/27(土)〜9/28(日) 雨のち曇り
※遡行場所:尾瀬・片品川中ノ岐沢北岐沢※2万5千地形図:三平峠・川俣温泉



※メンバー: 塾長、9期みなさん5名、8期Aoさん、mogu
※ルート: 26日沼田駅〜(車)〜白沢高原道の駅(仮眠)
27日:泊場7:30〜(車)〜大清水駐車場8:30/9:05〜(奥鬼怒林道・徒歩)〜林道ヘアピンカーブ付近10:30/10:55〜北岐沢入渓11:00〜(遡行)〜15m大滝上12:30/13:10〜H1780付近奧二俣上15:00着(泊場)
28日:泊場8:00〜(遡行)〜小松湿原8:50/9:00〜登山道9:20/9:45〜鬼怒沼湿原11:30/12:00〜物見山12:30/12:40〜大清水駐車場14:40着〜(車)〜花の駅・片品 花咲の湯〜沼田駅解散
※立ち寄り湯:花の駅・片品 花咲の湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止


初級の講習で尾瀬の沢が入っていて尾瀬は私が山登りをするきっかけになった所なので、是非行ってみたいと思い初級の講習に参加させて貰った。前夜沼田駅集合で道の駅に泊まる、朝起きたら曇りですが山の方にはなんだか嫌な雲がある。天気予報は回復傾向にあるので雨は降らないだろうと思っていましたが、尾瀬の大清水の駐車場に着くと小雨が降ってきて山のお天気は判らない。出発するときに沢の格好をした4人の人達が居たので、どこに入るのか聞いたら私達と同じ北岐沢を遡行して稜線で行き泊まるといって一足先に歩いていった。


大清水を出発

当初の計画ではブナ沢を下降予定でしたが登山道から鬼怒沼湿原に行き物見山から大清水に下りるコースに変更になった。大清水の駐車場から奥鬼怒林道を歩いていくと私達の前を単独の男性が歩いていて沢登りの格好をしていないので不思議に思って話しかけたら、「山歩きはキライなので林道を歩いて奥鬼怒にいくのです」と言ったのには驚いた。この林道を歩いていけば奥鬼怒八丁ノ湯の所に出ますが・・・・まぁいろいろな人がいますね。

1時間30分で入渓点のヘアピンカーブの所に付くと先に出ていた4人組の人達が支度をして入渓していった、私達もゆっくりと支度をして入渓する。入渓するところにはしっかりとした踏み跡があります。


入渓地点

沢は小滝とナメが続き雨は降ったりやんだり遡行するには気にならない降りですが沢を吹いてくる風が冷たい4mの大釜を持った滝は右を巻く。次ぎに3m2条の滝は左を登り上に出るとしばらくナメが続いている。8mトイ状の滝は左を小さく巻いて左に一本枝沢を分けて歩いていく。

滝1
4m滝

滝2
二条3mの滝

滝3
トイ状の滝は左を巻く

次ぎの4段10mの滝が出て来た、ここで先行していた4人が左側の壁をロープを使って登っていたので、私達は右を巻いて先行することにした。

滝4
4段の滝左は先行者、私達は右の踏み跡を登る。

この滝上からはしばらく河原歩きになり1:3で枝沢を分けると正面に大きな岩壁が見え沢は右に曲がり右にも壁が出て来た。少し行くとまた左に岩壁が出て来てその先に15mの大滝が現れた、見学して少し戻って左岸を高巻いていると大滝の側にある二段の枝沢が見えた。


滝と滝の間はこんな感じの河原歩き


目の前に岩壁が・・不思議な風景

大滝
大滝、左奧に枝沢が有り2段の滝が掛かっている。

高巻きを終えて沢床に下りたところでお昼、雨は止んできましたがじっとしていると寒くて体が震えて来る。川上から吹いてくる風か氷のように冷たくて雨具のズボンを履き上着も一枚着てやっと震えが止まったくらいで沢の中でこんなに寒い経験は初めてです。


滝上でお昼〜この時一番寒かった。

お昼が終わり出発するときに塾長からこの先はやさしいので、私が先頭を歩くように言われ初めて沢登りで先頭を歩かせて貰いました。先頭になると歩くルートを見るために先を見ないといけない、いつも人の後から歩いて下ばかり見ていたので新鮮な感じでした。でも時々どっちのルートをとるか迷った時には後を歩いているAoさんに聞きながら歩いていく。沢はナメと滝が交互に出て来て滝はみんな階段状で快適に登れる。


初めて先頭を歩かせて貰う


大滝の上は小滝とナメが続く、天気がよかったら綺麗だと思う。

H1650の二俣に付き右沢に入りすぐまた二俣になり今度は左沢に入る、この付近には泊まり場にちょうどよいところがあったが、明日のことを考えてH1780の奧の二俣まで行くことになった。奧の二俣までは小滝とナメナメが続き本当に癒し系の沢だわ〜


滝も階段状


ここからしばらくナメが続きとても綺麗〜

奥の二俣に着いたら後から4人の人達も追いついてきたので、よい場所をとられないように泊まり場を探しに左沢を塾長、右沢をAoさんが探しに行った。右沢の上にちょうどよいところが見つかりそこを今日の泊まり場とした。4人の人達はそのまま登っていった稜線まで行くのかなぁ〜寒いから沢の中で焚き火すればいいのにねぇなんてみんなで話していました。みんなで薪拾い、薪が湿っているので私達には火を起こすのが難しいので塾長に付けて貰う。こんなに寒いと焚き火がありがたい、火を囲んで久しぶりに食べた渓友カレーは美味しかった。


湿っているので煙が凄い〜でも火の暖かさがありがたい

寒さも持って来た洋服を全部着込んだら寒くはなかったのですが、沢を渡るときドボンして靴を濡らしてしまい靴下の替えを持ってきていなかったので、素足でシェラフに入る事になり結局足先が冷たくて余り眠れませんでした。これからの季節は靴下の替えも持っていかないと反省、この季節のウエアリング難しさが良くわかりました。


----------------------------------------------------------------

8時出発とゆっくりですが足が冷たくて3時には目が覚めてしまい、焚き火はもう消えていたのでおき火でまた火を起こし温まる。4時頃Aoさんも起き出してきて2人で焚き火に当たって明るくなってきた頃にコーヒーを入れひと息つく、この焚き火に当たりながらの朝の時間が好きだなぁ〜みんなも起きてきてそれぞれ朝ごはんかを食べて8時に出発。


泊まり場の風景

もう奧の二俣まで来ているので小松湿原まではそう遠くないAoさん先頭で歩き始めます。小滝とナメが続き4mの滝を登ると沢巾も狭くなり左に2本枝沢を過ぎると右側が開けた感じになり最後の二俣、右沢を少し行くと沢が左に曲がるところを右に登っていくと小松湿原に到着しました。そんなに広くない湿原ですが少し草紅葉がはじまっている。


小松湿原まではこんな感じ


小松湿原に到着〜


湿原からひと登りで登山道

小松湿原の左端を歩いて最後の詰めは沢形を登り登山道に出ました。余りこのコースは歩かれていないようですが登山道はしっかりしています。登山道を歩いていくとうっすらと雪がついていて、昨日の寒さ上では雪だったからあんなに寒かったと一同納得しました。鬼怒沼までは結構アップダウンがありましたがなんとか鬼怒沼に到着。


鬼怒沼湿原です。天気がよければ後に日光白根が見えるのに

燧ヶ岳の山頂には初冠雪していた。鬼怒沼でお昼を食べていたとき、昨日遇った4人組の人達がいて、「上は雪でしたよ!!寒かった」と話していきました。ベンチでお昼を食べていても風が冷たくて震え上がる、ほんとうにもう異常な寒さです。鬼怒沼から大清水までの登山道は先週下ったドンドコ沢みたいな激下りで参りました〜何とか無事に大清水の駐車場に着いた。


大清水に到着〜〜

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星

続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(2) | -

奥秩父・笛吹川東沢釜ノ沢東俣

※遡行日2008・8/16(土)〜17(日)曇りのち晴れ
※遡行場所:奥秩父・笛吹川東沢釜ノ沢東俣
※2万5千地形図:金峰山



※メンバー: 塾長、Sakaさん、Yosiさん、Takaさん、Satoさん、mogu、
※ルート: 16日:塩山駅8:15〜(車)〜西沢渓谷無料駐車場9:20/9:40〜(徒歩)〜東沢10:10/10:20〜(登山道)〜山ノ神11:30/11:40〜東沢入渓〜(遡行)〜釜ノ沢出合い13:20/13:30〜(遡行)〜両門ノ滝14:25/14:40〜東俣遡行〜1700m〜1800m付近河原15:35着(泊)
17日:泊まり場7:25〜(遡行)〜ポンプ小屋9:35/9:45〜甲武信小屋10:00着〜甲武信岳山頂〜甲武信小屋11:30出〜(登山道)〜戸渡新道〜徳ちゃん新道〜西沢渓谷無料駐車場14:35着〜花かげの湯〜塩山駅解散
※立ち寄り湯:花かげの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

8月の湯檜曽本谷に行くのを楽しみにしていましたが、私達の力量が未熟なため笛吹川東沢釜ノ沢東俣に変更になった。東沢釜ノ沢は関東では有名な沢でガイドブックなどには必ず載っている。実を言うと私も沢登り3回目で釜ノ沢に挑戦したのですが、その時は私が足を引っ張ったため釜ノ沢の出合いまでしか行けず、翌日は雨が降ってきたので撤退し帰りの登山道で滑落したという因縁の沢なのです。今回この釜ノ沢を遡行することによって、自分の今のレベルを確認するようにとの塾長の言葉があり、私にとっても5年前と比べてどのくらい歩けるようになったか確認できる沢になると思います。

今回から軽量化してくるように指示があり出発時に塾長の荷物チェック。私はザックにガチャ類と靴を入れて家で計ったときは12キロでしたからガチャ類を身につけて、共同装備のタープを入れても12キロは超えなかったと思う。日帰りも出来る釜ノ沢なので集合時間も当日、西沢渓谷の駐車場を出発したのが9時40分と少し遅い時間になりました。西沢渓谷の遊歩道から東沢に入渓、前回の鶏冠谷の時よりは水量が少ない。

鶏冠谷を右に分けて河原を歩いていくと右に山の神までの登山道が出て来るのですがここが少し判りづらい。5年前は鶏冠尾根の登山道を登ってしまい1時間時間をロスした。鶏冠谷の登山道には赤布があるので間違えやすいのかもしれません。山の神までの登山道は踏み跡も明確で歩きやすいですがホラ貝のゴルジュの所からの登りがきつい、それを過ぎて下ると山の神の祠の所に出て東沢に下りる。


東沢の水量が少ない

東沢に入渓して河原を歩いていきますが水量が少なく徒渉もらく、5年前は膝くらいの水量でその時の私にはとても厳しかった事を思い出します。乙女のナメ沢を過ぎ東のナメ沢の所でお昼。


東のナメ沢が見えてきました。

西のナメ沢の所は水量が多いとなかなか徒渉が大変で5年前は高巻きしたところ、塾長が一昨年の時も水量が多く他のパーティがここを渡れずに苦労していたと言っていた。


西のナメ沢〜


西のナメ沢と釜ノ沢出合いの間


ここの徒渉水量が多いと難しく、5年前は高巻いたところです。

西のナメ沢を過ぎると程なく釜ノ沢の出合いに到着、5年前に来たときとなんだか様子が違っていて出合いもうっかりすると見過ごしてしまいそう。5年前はここまで時間切れになり、出合いの所でテントを張り翌日は雨だったのでここから元来た道を戻ったのでした。5年前はここまで来るのに時間が掛かり大変な思いをしたので、なんだかあっけなく着いた気がします。5年間で私の経験と体力少しは付いたのかな、でも、5歳年はとっているのですけどね。釜ノ沢の魚留めの滝は左を登りますが、ここのナメはつるつるでとっかかりが少なくなんとか倒木を足がかりに登った。


釜ノ沢最初の魚留めの滝


みんなで協力して左壁を登ります。

上に出ると釜ノ沢を有名にした千畳のナメがはじまる、写真などで何度となく見ていて楽しみにしていましたが、思っていたよりもあっけなく終わってしまた。


千畳のナメ〜秋の紅葉の頃は綺麗だろうな


ナメが終わりナメ滝が出て来た

千畳のナメが終わると小滝が出て来て左を小さく巻く、次の釜を持った7mのナメ滝は右を巻いた、ここのナメは御影石のように磨かれていて滑るので気が抜けません。右に一本枝沢を分けて歩いていくと両門ノ滝、この滝も釜ノ沢を代表する滝だけありとても綺麗です。


千畳の上はこんな感じ、7mの滝は右を巻く


両門ノ滝〜

右の東俣は右側に巻き路が付いているのでそれをたどって登る。正面にトイ状の滝15mが見え右には2:1でマヨイ沢が出て来て、マヨイ沢との間いだにあるカンテ状の所から巻いて登り次ぎの6mの滝は左を小さく巻く両方共に踏み跡が付いている。


両門ノ滝を巻いて滝上に出る。


両門ノ滝の上にあるヤゲンの滝と6mの滝

この滝を過ぎれば広河原と言われているゴーロ帯になり、少し登ると右に3人の人達がテントを張っていた。私達は明日のことを考えてなるべく上に行くことにする。


広河原にはいるといっきに谷は開けてくる。

泊まり場を探しながらゴーロ帯を歩いていくと1750m付近の右岸にちょうど良い所を見つけて今日の泊まり場としました。早速みんなでタープ張り、今回は今までで一番高く綺麗にタープを張ることが出来た。


綺麗にタープが張れてみんな満足〜

薪も河原に豊富にあり軽量化してもビールとお酒は軽量化しないで持ってきたので盛大に燃やした焚き火の前で乾杯。夕方少し雨が降りましたがすぐに止んでくれてホッ、今夜は満月沢の中での満月ははじめです。


満月


※------------------------------------------------------------※

17日も天気が良く6時半頃下で泊まっていた3人の方達が通っていき、私達も7時半に出発。しばらくはゴーロ歩きが続き谷が狭まってきたところで右に8:1で枝沢を分けた先2段20mナメ滝が現れる。


朝一のゴーロ歩きは疲れる


滝が見えてきたら広河原も終わり

右側の階段状の所を登ると正面に二俣。地形図で確認すると正面はH1930の所にある水師沢で本流は右。


滝上に登ると正面に水師沢

本流を遡行して左に崩壊地を過ぎると前方に3人の方達が見えた。そこはH2000の二俣、左の沢には階段状の滝が掛かっている、二俣の支尾根の木には丸いブリキの指導標が掛かっていて矢印は右を指しているが、3人の人達はその支尾根を登って行く。地形図を確認すると水師沢を過ぎてまだ間がないし一本左に水線が入っていたので本流は右と判断して私達は右沢を登る。


水師沢を過ぎるとナメ滝が続く

よくよく地形図を見ると先の3人の人達が登っていった沢は甲武信岳の左に出る沢、まさか間違ったのかな?私の持ってきている「東京周辺の沢」の遡行図にはこの枝沢は出ていないし、家に帰ってきてからヤマケイの「関東周辺の沢登りベスト50」を見てみたらやっぱり遡行図にはこの枝沢は出ていない。踏み跡も付いているしもしかしたらその上にある木賊沢と間違ったのだろうか・・・ガイドブックの遡行図だけを見ていたら間違えやすいところだと思う。

ガイドブックの遡行図は参考程度に見てあくまでも地形図が基本、沢の場合枝沢が出て来たときに必ず地形図と高度計を見て常に自分のいるところを確認する事が大事です。でもふと、これが自分たちで来ていたらどうなったか・・・・何も考えずに先行者の後をついて行ってしまったかもしれないと思った。また先行者の方達は間違ったわけではなく、そちらを選択した可能性もあるのでやはり必ず自分で確認することが大事だと思いました。


3人の人達はここで尾根に取り付いていた、尾根にはかすかな踏み跡もある。

階段状の小滝を登りしばらく行くと沢は倒木に埋まっていて、ガイドブックに書いてある3段30mのスラブ滝は見えません。ここは右の草付きを登りその先正面にガレた木賊沢、左には40mはありそうなナメ滝が出て来た。木賊沢とこの滝の間の支尾根に付いている巻き道を登り沢床に下りナメをしばらく登っていくと左にガレ場が見え正面にポンプ小屋が見えてきた。ここまで来ると沢も開け天気も良く気持ちが良い、ポンプ小屋から登山道を登り甲武信小屋に10時到着。


源頭部


ポンプ小屋に到着〜冷たいお水を飲む


甲武信小屋

時間も早いので荷物を小屋に置き甲武信岳に登りに行くことにする、塾長とSakaさんは登らずに小屋に残って休んでいるということなので4人で出発。甲武信岳の山頂には立派な標識が立っていてそこで記念写真、誰か居るかと思ったら誰も居ないので4人揃って写真は撮れなかった。金峰山に続く尾根が良く見え、あの3人の人達は今頃どうしているかなと思いながら山頂を後にした。


10時半頃山頂に着きましたが誰も居ません

小屋に戻りお昼を食べてから戸渡り新道〜徳ちゃん新道を下山します。徳ちゃん新道を下りているときに雨が降ってきましたが、もう林道近くだったので傘をさしながら下り駐車場に戻った。今回の東沢・釜ノ沢は水量が違うとまた違った難しさだと思いますが、自分としては体力的には余裕を持って登れた気がします。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星

続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(4) | -

虎毛・役内川湯ノ又沢〜虎毛沢赤湯又沢〜虎毛沢右沢

※遡行日2008・7/19〜21(月)曇り 時々 晴れ
※遡行場所:虎毛・役内川湯ノ又沢〜虎毛沢赤湯又沢〜虎毛沢右沢〜虎毛山
※2万5千地形図:桂沢・鬼首峠・秋ノ宮



※メンバー: 塾長、Itoさん、Yosiさん、Sakaさん、Isiさん、Takaさん、Satoさん、mogu、Yamaさん、Aoさん
※ルート:19日:古川駅〜(車)〜湯ノ又温泉林道13:35〜(登山道)〜湯ノ又沢右沢入渓14:10〜(遡行)〜1135m付近登山道15:25/15:35〜(登山道)〜尾根下降15:40〜H900付近赤湯又沢右俣左沢下降16:00〜温泉湧きだし口付近17:15(泊)
20日:泊場7:25〜二俣8:00/8:10〜赤湯俣沢下降〜虎毛沢遡行10:25〜虎毛沢H700付近14:30着(泊)
21日:泊場7:00〜虎毛沢遡行〜H735二俣右俣遡行7:35/7:40〜H871奧二俣左沢遡行8:55/9:10〜H1200m付近・登山道12:00〜虎毛山頂12:45/13:15〜分岐14:00〜虎毛山登山口16:00〜(車)〜秋の宮温泉〜古川駅解散
※立ち寄り湯:秋の宮温泉
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

8期生9人全員集合の虎毛沢、渓友号には7人しか乗れないので交通手段をどうするかで塾長が考えてくださり、その課程は書くと長くなるので省略しますが、登山口の湯ノ又温泉に全員集合出来たのが13時過ぎでした。13時35分に湯ノ又・ガニ沢という標識とガンジャロコース登山口と書いてある所からから登山道を歩き始め、しばらく登山道を歩き3回徒渉して4回目で入渓、二俣までナメが続き大きな滝もなく歩きやすい。

入渓
いざ出発〜と湯ノ又沢に入渓


しばらくは綺麗なナメが続きます。

H840の二俣を右に入りしばらくはナメが続いていたがだんだんとボサ沢になり、少し藪を漕いで登山道に出た。当初のコース設定は赤湯又沢の左俣右沢を下降して右俣に入る予定でしたが、出発の時間も遅く私達の足を考えて直接右又に下りる事になった。塾長が藪の薄いところを選んで下りてくれたのと、私が後の方を歩いていたのでそんなに悪戦苦闘せずに赤湯俣沢右俣左沢のH900付近に下りた。


湯ノ又沢から高松岳と虎毛山を結ぶ登山道に出ました。


そこから赤湯又沢を目指して尾根を下降〜赤湯又沢に下りられた。

ここからは塾長が去年見つけた泊まり場に向かって下降していきます。赤湯又沢は温泉がわき出ている沢で水は飲めません。下降していくとかすかに硫黄の匂いがしてきました〜お目当ての沢は沢全体が暖かく登っていくと、噴煙地があり小屋跡があった。昔の人はこんなところまで来ていたのだろうか・・・・さらに登っていくと噴煙が上がっていて小さな川原毛地獄のようになっていている所にでた。そこにはちょうど泊まれるスペースも有り河原もなんだか暖かい、水もすぐ近くに飲める枝沢があるのです。


噴煙が上がっている小屋跡・・・・ここには泊まれない。


泊まり場の上にも噴煙が・・・そこで温泉たまごを作った。

9人もいればあっという間にタープを張り、薪を集めるのですがここは余り流木もなく薪がない。けど暖かいし焚き火はしたけどいつものように盛大にはしません。その代わり男性陣がスコップで露天風呂掘りをしてくれ立派なお風呂が出来ました。


温泉掘り〜〜

栗駒の近くに川原毛の大湯滝という、沢がそのまま温泉で滝壺が天然の露天風呂になっているところが有りますが、ここも負けず劣らす立派な露天風呂が出来ました。たまごも持ってきて温泉たまご〜沢にはこんな楽しみもあるのですね。なんと蛍も飛んでいました。


いい湯だな〜♪ ははぁん〜♪ いい湯だな〜♪ ここは東北虎毛沢の湯〜♪

天然掛け流し露天風呂は長く入っていてものぼせない。4時間も入っていた人もいました。私達が入った温泉の場所?それはナイショと言うことで、是非遡行して見つけてくださいませ〜温泉


---------------------------------------------------------------------

地熱で下が暖かくよく眠れました。今日は赤湯又沢を下り、虎毛沢を遡行して二俣の手前まで行く予定で7時30分に出発。二俣の合流地点にはナメ滝が掛かり右岸に倒木が掛かっていて倒木沿いを下りる。次ぎに二条のナメ滝は左を下りる、大きな滝はこの2つくらいで後は釜を持った小滝をへつったりして下りていくと、左に噴煙を温泉がわき出ているところがあり本来はここが露営地らしい、またしばらくいくと右にも温泉の噴煙が上がっている、砂も熱く誰かが砂風呂も出来るねぇ〜と言っていたけど熱すぎるよ。


赤湯又沢を下っていく

またしばらくゴーロ歩きが続き右に幅広の滝の掛かる枝沢を過ぎるとると虎毛沢出合いに到着。すこし手前で休憩を取る、出合いには滝が掛かっていて右に少し高巻いてから虎毛沢に下りた。


虎毛沢に下ります。

虎毛沢はスラブ壁が見事で交互に現れ、その間を虎毛沢がゆったりと流れている。面白いのはスラブの壁両岸に出てくることはなく交互に現れ、スラブ壁の下は大体淵になっていてそこに岩魚がたくさんいるのですね。両岸に崩壊したところがあり、塾長に聞いたらこれは去年は無かったので今年起こった宮城内陸地震の時に崩れたようです。虎毛は栗駒の隣の山で心配していたのですがさほど影響はは無かったようです。二段の綺麗な釜を持った滝を越え歩いてく、塾長に虎毛模様はまだですか?と聞いたらまだ先だと言われその前にゴルジュが出て来て泳がなければ突破できない所があるよと言われた。


虎毛沢は二俣までこんな感じです


釜を持った綺麗な二段の滝

えーーーーそんな話し聞いてないよと少しビビる私、ゴルジュはまだかな〜と思いながら歩いていくと出て来ました。でも今年は水量が少ないらしく浸かっても胸くらいの所を歩けてホッ。次ぎに出て来たのがトイ状の小滝を持った淵で、水量が多いと高巻くしかない所が今回は水量が少ないので何とか渡れた。これで淵の通過は終わりと言うことでここからは快適なナメ歩き。お昼を食べてから歩いていくと、なんとまた深い淵があり、ここは飛び移るように言われてビビる私。でもエイヤッで飛んで何とか飛び移れました。水量が少なかったから出来たけど多かったらどうなっていたことか・・・・


ゴルジュ通過〜右は水量の多いときは高巻くそうです


飛び移った淵、ドボンしたけどなんとか這い上がりました。

ここを過ぎると虎毛沢ハイライトの亀甲模様のナメが出て来ます。ほんとに自然の造形美は凄いわ。ここからは竿を持ってきた人達が釣りをしながらのんびりと行くことになる。4m程の滝に大きな釜があり塾長とみんなで釣り大会。さすが塾長はここで3匹つり、塾生も1人一匹釣り上げた。塾長は釣りながら先に行き私達ものんびりと歩いて後に続く、左から一本枝沢が入る少し先H700付近の河原が本日の泊まり場。


見事な亀甲模様ですね


釣り大会をした釜と虎毛模様のナメ〜

本当は明日の予定を考えて二俣近くまで行く予定でしたが人数が多いのでここに決めたようです。塾長は釣りに出掛け、私達はいつものようにみんなでタープを張り薪集め。塾長が人数分の岩魚を釣って、それを男性陣がさばいて串刺しにして焚き火で焼いてくれました。自慢じゃないけど私は魚さわれません、従ってさばくことも出来ないでも食べるのは得意(笑)


人数分の岩魚さん


8期全員集合で乾杯

------------------------------------------------------------------

三日目はいよいよ虎毛山までの詰めが待っています、荷物は軽くなったけどその分体に疲れが溜まって来るので気をつけて歩かなくてはと気を引き締める。出発してすぐに倒木のお出迎えそれを過ぎると釜を持った二段の滝の前に出てひだりから登ると上はナメが続いている。釜を持ったトイ状2mの滝上もナメが続きとても綺麗です。右に雪渓がまだ残っていてそこを過ぎると二俣に到着。少し休憩して右俣に入り遡行していくと、釜を持った小滝が連続して現れその内の1つには倒木が掛かっていてなんとか立って渡れました。沢登りしているとこういう場面が結構出てくるので私もだいぶ慣れたのかも。


倒木渡り〜バランスが必要

目の前に幅広8mほどの滝が現れ、水量が多いと登れない滝だそうですが、今回は登れるとのことで塾長がリードで登ってく。右側に残置ハーケンがあり一箇所ランニングを取り滝上で左にトラバース、見ているととても滑りやすそうです。次ぎに確保していたIsiさんが登り後続の私達を確保してくれた。上はナメになっていて滑るので注意して登る水量の多いときは右側から巻くそうです。


右側を登り左にトラバース、上はナメになっていて滑りやすい


斜めのクラック沿いに左にトラバースする私です。

うえにもすぐに滝が掛かり二段の滝、トイ状の滝、ナメ滝と続いていてそれぞれに登っていくとH871の奧二俣に着いた。右沢は枯れて左沢には10mの垂直の滝が掛かっている。この滝が虎毛一番の核心の滝だそうです、ここで休憩の後塾長がAoさんとIsiさん2人に、好きなようにルートを取って登りなさいと言う。AoさんがリードしてIsiさん確保で左壁を登る、右側も登れそうで次に登るIsiさんは右を登っていった。どちらも難しそう〜下でみんなが登るのを見ているとだんだんと緊張してきて、私もどちらを登るか考え結局左側を登った。


左、Aoさんがリードで登る。右、Isiさん見た目よりも難しそう


塾生9人の内、左を登ったのが4人、右が5人でした。塾長は左

上に着くと沢巾も狭くなりしばらくナメが続き小滝の連続とそれに続くナメの連続、このナメがまた滑るので気が抜けません。前方に沢を塞ぐ用に大岩があったので、右沢を少し登り高巻きここからは水も涸れて傾斜はますます急になり何とか登っていくとやっと登山道に出た。


辛い詰めに突入〜


登山道に出た!!このときが一番嬉しい。

目の前に虎毛山が見え、少し登山道を歩いていくと今回の山行で初めて登山者に会う、私達の装備を見てびっくりしていました。登山道の脇にザックを置いて、お昼をもって虎毛の山頂に向かいます。30分ほど登り山頂に到着、記念写真を撮り木道を歩いていき、地糖の側でお昼を食べた。ガスっていて回りの景色は見えなかったが、湿原の中にはトキソウやイワウチワ・ワタスゲなどが咲いていました。


虎毛山頂は高層湿原になっています、木道に座ってお昼。

登山道を戻り荷物をデポしたところで靴を履き替えてから下山、2時間ほどで虎毛登山口に着いた。今回は登山口と下山口が離れているので、塾長は二日前持ってきた自転車を下山口にデポして置いたので、それに乗り湯ノ又に置いてある渓友号を取りに行ってくれました。

8期生9人を連れて行ってくれた塾長に感謝です。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(2) | -

奥日光・柳沢川右俣・左俣

※遡行日2008・6/28〜29(日)晴れ 雨
※遡行場所:奥日光・柳沢川右俣・左俣
※2万5千地形図:中禅寺湖・丸沼・男体山



※メンバー: 塾長、アシストMaruyamaさん、Yosiさん、Takaさん、Saさん、Aoさん、Yamaさん、mogu、
※ルート:28日東武日光駅〜(車)〜赤沼駐車場11:20〜(電気バス)〜西ノ湖入り口11:45/12:00〜(林道・徒歩)〜柳沢川渡渉点12:55/13:15〜(入渓)〜二俣上左俣(泊)14:5029日撤退・・・泊場6:30〜柳沢川渡渉点7:40〜(林道)〜西ノ湖入り口バス停8:30/8:59〜赤沼駐車場〜日光・やしおの湯〜東武日光駅解散
※立ち寄り湯:日光・やしおの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

6月2回目の泊まりの沢、日光の柳沢川と聞いて是非参加したく申し込みをした。本来この沢は日帰りが出来る沢とのことですが、私達のレベルを考え途中で泊まり、翌日荷物をデポして下りてくるという計画でした。荷物を置いていけるならと余り軽量化を考えずにバッキングしたのですが共同装備のことを忘れていた・・・・・天気予報では土曜日はいいけど日曜日が余りよくない、天気が持つことを祈って家を出た。


この時期の日光は混んでいて驚いた、入渓場所に行く西ノ湖入り口に向かうのには赤沼駐車場に車を駐めて低公害バスに乗り換えなくてはならず、その駐車場も混んでいて時間が掛かりバスも満員。でも千手ヶ原まで行く道は初めて通りましたが綺麗な森が広がりとても雰囲気が良くて人気があるのが判りました。西ノ湖入り口も人がたくさん、そこで靴以外の装備を着け塾長からの注意・留意点を聞く。

滝の登攀が多くホールとが細かく岩が脆い。
私達のレベルと明日の行程を考え、今日の内に二俣まで行く。
今回は2日目が遡行のメインだが天気次第で撤退もありうる。
これからの講習を受けるに際しての注意を受ける。


西ノ湖入り口バス停

西ノ湖入り口バス停から林道歩きと柳沢川の渡渉点で靴を履き替える。地図上では橋のマークがあるが流されたのか橋は無かった。沢を渡って赤岩の滝までは登山道をある、それにしても共同装備のロープを持ったらズッシリと重い。途中荷物を置いて赤岩の滝を見に行く、迫力ある滝で一見の価値がありました。明日は右沢にあるもう一つの黒岩の滝を見るのが楽しみ。


渡渉したところ、地図上では橋があったようですが今はない。


赤岩の滝、迫力あります。

前回の渓友塾ではこの赤岩の滝周辺で泊まったようですが、私達は上の二俣まで登っていく。一本枝沢を分け、右に一本2:1で綺麗な枝沢が流れ流所を過ぎると崩壊地。そこでひと休みしてゴルジュ帯に入る。



4m程の滝を登り、釜を持った小滝は右をへつり登る。上には6m程の幅広の滝は左を登り上に出たらナメが待っていました。ここのナメは滑らないから歩くのが楽です。


ゴルジュを過ぎると滑床になった

ナメを歩いていくと二俣に到着、明日登る右沢を分け少し登って今日の泊まり場に到着!!あ〜ザック重かった。私にはこれ以上の重さは担げないと判った、途中重さで足が痙りそうになった。早速みんなでタープを張り薪集め〜もう一連の流れは生徒だけで出来るようになりました。


今日の泊まり場

早速火を付けて乾杯〜私は一度山で作ってみたかったチヂミを作りました。好評で良かった〜



材料
チヂミの粉・2カップ/たまご・1ヶ/水・100CC/ニラ・1把/豚肉・適量

粉にたまごと水を入れ練る、その中に2〜3僂棒擇辰織縫蕕鯑れかき混ぜる。ミニフライパンに油を入れ、スプーン一杯くらいを流し入れ上に豚肉をのせ焼く、適当にひっくり返して良く焼いて最後にごま油を少し入れて焼き終わり。

タレ
ポン酢またはノンオイル青ジソドレッシングに、ごま油・コチジャン・葱のみじん切り・すりごまを入れて作ったのを持ってきた。



夕食はTakaさんが担当してくれて、骨付きチキンカレーを作ってくれこれも美味しく好評でした。後はそれぞれ持ってきたおつまみとお酒で宴会、私、今回は記憶を無くさないように頑張りました。明日はなるべく早く6出発するとのことで9時過ぎに寝ます。

-----------------------------------------------------------

夜半過ぎから雨の音を聞こえてきて、やっぱり雨が降ってきたと夢うつつに雨音を聞いていた。朝起きてみると音ほどには雨も降っていなくてこれだったら行けるかな〜と半分期待して朝の支度をしていた。塾長もぎりぎりまで考えていたようで、初めは出来るだけ荷物を軽くして行くと言うことでしたが、6時頃になると急に雨脚が強くなり即撤退となりました。手早く荷物を詰め込み下山準備、塾長が皆を集めてなぜ撤退するか説明があった。

雨が降り出したときに目標にしていた岩が増水のために水没した様子、上に着いたとき明確な登山道はなく藪漕ぎになるかもしれないので時間が読めない事、私達の力量、増水したときの逃げ道、それとまだ渡渉訓練が終わっていない事など総合的に考え撤退を決めたとのことでした。行くか行かないか迷ったときは安全第一を優先すると言うことだと思った。これは普通の登山にも言えることで、無理してしまいがちですがこうして決断が生死を分けるのかも知れないと思った。早めの決断、決断したら迷わない事を教えて貰ったと思います。




登るのに問題ない滝も、増水したら下るのも大変になる。

来た道を戻り一時間ほどで渡渉点に付いたが雨は止む気配が無い。雨脚はますます強くなり撤退したことが良かったとつくづく実感した。来るときには気がつかなかったがここの当たりの唐松林は緑の絨毯を引き詰めたようでとても綺麗。8時30分にバス停に着きバスに乗って赤沼駐車場に戻った。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(0) | -

安達太良山・石筵川

※遡行日2008・6/14〜15(日)晴れ
※遡行場所:安達太良山・石筵川※2万5千地形図:安達太良山・玉井



※メンバー: 塾長、アシストYmazakiさん、Sakaさん、Itoさん、Isiさん、mogu、
※ルート:14日:郡山駅〜(車)〜銚子ヶ滝入り口駐車場15:35/16:05〜(登山道)〜石筵川入渓16:35〜(遡行)〜泊まり場17:00
15日:泊まり場7:00〜(遡行)〜二俣10:50/11:00〜右沢遡行〜1370m付近奧の二俣11:20/11:30〜右沢遡行〜右枝沢〜1500m付近から藪漕ぎ開始12:15〜安達太良山登山道12:45/12:30〜(登山道)〜和尚山分岐14:05〜(登山道)〜泊まり場15:10/15:30〜銚子ヶ滝入り口駐車場16:10〜(車)〜ユラックス熱海〜郡山駅
※立ち寄り湯:郡山・ユラックス熱海
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

まずは岩手・宮城内陸地震で被災した皆さまにお見舞い申し上げ、犠牲になった方々のご冥福を祈ります。

補講で二口・名取川小松原沢を遡行する予定でしたが、仙台に向かうはやてが郡山の手前で宮城内陸地震が発生して止まってしまいました。詳細はブログにて〜moguのなんでもかんでも

塾生4人は郡山で塾長とYmazakiさんが来るのを待つことになり、待っている間に塾長から安達太良山のエアリアマップと2万5千の地形図を買っておくように指示された。塾長とYmazakiさんが郡山に到着し全員が揃ったのは12時30分過ぎ、変わりに入る沢は石筵川(いしむしろ川)とのこと。コンビニで地形図をコピーして遅い昼食を取るときに水線を入れて準備完了。安達太良山の南麓を流れる石筵川に向かいます、思いがけず安達太良山の沢に決まり石筵川は事前の情報がなかったからどんな沢なのか楽しみ。

すこし道に迷いながらも石筵ふれあい牧場の案内に従って進むと銚子ヶ滝入り口に15時35分到着、ここは安達太良山登山口にもなって5〜6台くらいは駐車出来そうですが、夕方5時半になると牧場のゲートが閉まるので要注意。まぁ〜車を置いていく方は安心ですが、翌日はゲートが閉まる前に戻ってこなくてはならないので同じ事かな?ここで靴以外の装備を着けて16時5分普通なら泊まり場に着いている時間に出発です。

1
銚子ヶ滝の看板とあずまやがあります。

銚子ヶ滝までの道は普通の観光客の人が歩けるような平坦な道、20分ほどで分岐に到着。

2
ここまではサンダルでもこれる感じの道です。

右は銚子ヶ滝を見に行く道で左は石筵川を渡り和尚山を登って安達太良山に登る登山道で私達は左に少し下り石筵川の河原で靴を履き替え入渓。もう時間も時間なので今夜の泊まり場を探して歩いていく左岸には踏み跡が付いている、30分ほど行ったところを泊まり場に決めた。

3
沢靴に履き替えているとき、釣り師Ymazakiさんイワナを釣っている〜

早速みんなで薪集め、今の時期は日が長いのでまだまだ明るくて助かります。今夜の食担は私、焚き火を付けてご飯を炊きます。今日の焚き火はItoさんが付けて私はご飯係り、今日はご飯がうまく炊けないとダメなので、お酒も程ほどにご飯を炊くのに真剣です。お陰で焚き火でのご飯の炊き方が何となく分かった。ItoさんとIsiさんは釣り竿を持ってきていたの釣りをしに行きなんとIsiさんが1匹釣りました〜おめでとう。



ご飯も焦がさずに炊けて持ってきたちらし寿司の元を混ぜて出来上がり〜トッピングにイクラと錦糸たまごをのせました、後はお吸い物も作り出来上がりです。今回は6人と少人数だったので前から作ってみたかったちらし寿司にしてみましたが、分量を間違って少し濃いちらし寿司にしてしまったけどなんとか食べてもらえました。今回こそはと思っていましたが、やっぱり途中から記憶がなくなり気がついたらシェラフの中でした・・・・

-----------------------------------------------------------------------

2日目もお天気が良く気持ち良く目覚めたと言いたいところですが少し二日酔い気味です・・・石筵沢は地形図をみても長いので泊まり場に荷物を置いて行くことになり、ゲートの閉まる時間から逆算して稜線には遅くとも13時まで登るのを目標に出発。



しばらくはゴーロ歩きがつづき途中で釣り師さん1人にあった。ゴーロと淵がしばらく続き突然2段20m滝の大滝の前に出た。



右壁に残置シュリンゲがありIsiさんがリードで登り確保して貰い登ります。見た目はガバがあり登りやすいだろうと思っていたら、テラスだと思っていたところは岩が迫っていて右に体を寄せないと登れない、テラスの所も狭くつるつるでホールドがない、テラスにクラックがあったので手がかりにしてなんとかよじ登りました。登ってみないと下から見ただけでは判らないので、リードする人は本当に大変です。


見た目よりも難しかった登り

2段目は右の水線際を登り滝上に着いたら滑床が待っていました。しばらくナメを歩き、7m滝は右から登り次に現れた8mナメ滝も問題なく越える。


2段目を登ると目の前にナメが現れる


木漏れ日の中を遡行



ナメが終わりまたゴーロを歩き、右にナメの枝沢を分けると斜瀑・樋状の滝5mが出て来て登り終わるとまたナメになる。天気が良く上を見上げれば青空が広がり、新緑のコントラストが素晴らしい。右に一本枝沢を分け10m幅広の滝を過ぎるとH1270mの二又に10時到着。





少し休んで右沢に入る、沢も細くなりナメとゴーロが交互にに出て来て滝はほとんど無くなる、途中残雪が消えたばかりの泥壁でフキノトウ・ウルイ、ウドなどの山菜を取りながら歩いていくとH1380mの奧二俣についた。


途中に鳥の巣がありたまごがあった

左が本流ですが右の方が少しばかり水量が多い感じ。多分水の冷たさから本流を行くと上には雪渓があるかもしれないとのこと、私達は右沢に入るすぐに二又になるがここも右に入り登っていくと、段々と藪になりやがて水は消え沢形も無くなったのでここで遡行は終わり。


源頭に近づくと藪になって来た

少し高いところに登り方角を確認していよいよ藪漕ぎに突入〜30分程悪戦苦闘して登山道に出た。登山道で支度をしていると5〜6人の登山者が登ってきました。


藪漕ぎ30分、登山道に出たぁ〜後に見えるのがこれから向かう和尚山

和尚山に向かい途中見晴らしの良い場所でお昼、安達太良山がよく見え、左に目を向けると磐梯山や西吾妻山、遠くには飯豊連峰も見えました。


安達太良山をバックに


安達太良山と磐梯山

和尚山の急登を登り歩いていると右の藪に人影が!!おじさんが何やら取っています。聞くと山菜のネマガリタケのタケノコ、姫タケを取っていると言うので私達も回りを見回してみると・・・あるある〜登山道のすぐ側にたくさん出ている、もちろんみんなで取りました。和尚山の分岐からの下りはとても歩きやすい登山道で途中から登山道をはずれ、山の中に入り泊まり場に向かいますが毎度ながら塾長は凄い、ぴったりと泊まり場に着き荷物を整理して出発、左岸の踏み跡をたどり石筵川を渡って車の所に戻りました。


帰り道採った姫タケ〜みんなで山分け

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(2) | -

奥秩父・豆焼沢

※遡行日: 2008・5/18(日)曇り
※遡行場所:奥秩父・豆焼沢※2万5千地形図:雁坂峠
※メンバー: 塾長、Itoさん、Yosiさん、Takaさん、Saさん、Ireさん(楽しむ会)、mogu、アシスト久美さん、
※ルート:17日:西武秩父駅〜(車)〜出合いの丘駐車場(テント仮眠)
18日:出合いの丘駐車場6:15〜(豆焼沢左岸山道)〜トオノ滝手前・豆焼沢入渓7:20〜大滝9:35〜両門の滝スダレ状のナメ滝11:20/11:50〜H1870m右岸枝沢〜枝沢〜登山道13:15〜雁坂小屋13:35/14:00〜出合いの丘駐車場16:45着〜大滝温泉〜西武秩父駅解散
※立ち寄り湯:大滝温泉・遊湯館
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

5月に入り講習も奥秩父の沢シリーズになり今回は豆焼沢、「この沢は奥秩父北面を代表する一級の渓谷であり、奥秩父の谷の中でも美渓として名高い綺麗な谷・・」との説明で見応えのある滝が多いとのこと。ただし釣り師さんも多く入る沢なのでトラブルが絶えないらしい、今回はどうなるのか心配です。

中級の沢になると遡行時間も長くなるので必然的に前泊になる。今回も西武秩父駅に集合して雁坂トンネル近くの出合いの丘で仮眠、夜雨が降っていてお天気が心配でしたが起きたら雨が止んでいてホットする。このままお天気が持ってくれると良いのだけどなんだか不安定の天気の中、塾長、Itoさん、Yosiさん、Takaさん、Saさん、Ireさん(楽しむ会)、mogu、アシスト久美さんの順で出合いの丘のヘリポート脇から山道に入る。本来なら豆焼橋から入渓なのですが私達の足を考慮してかいっきにトオの滝まで行くことに、これで3時間位は短縮できるそうです。



トウガク沢までの山道は整備されていましたが、そこから先は踏み跡も不明瞭になり荒れているので慎重に歩いていくと豆焼沢に着いた。着いたところにある二段幅広のトオの滝は水量も多く綺麗な滝です。

トオノ滝
トオの滝

右から小さく高巻き滝上に出たところで休憩、左に崩壊地を見て歩いていくと両方に滝をかけた枝沢が出て来て十字三又と言われているところ。



小滝の連続から釜を持った二段の滝、一段目は塾生が交代で確保、2段目はIreさんの確保で右側を登る。

1
一段目

2
2段目

登った先でみんなが何やら取っていたので聞いたら、タラの芽の木が倒れていてみんなでタラの芽を取っていた。自然に倒れたのかと思ったらなんとのこぎりで切り倒されていた。ひどいことする人がいる(怒)所々にペットボトルやゴミも落ちていてモラルのない人達がこういう事をするのか・・・・なんだかこんなことをする人がいると思うと悲しくなりました。



次々と滝が現れそんなに難しい登りもなく順調に登っていくと、沢が左に曲がり12mの滝は右に回り込み水しぶきを浴びながら登る水が冷たい。





天気は良くなるかと思ったらガスが出て来たり晴れたりと目まぐるしい、この先何個かの小滝を越えていくと目の前に大滝が現れた。白山書房の「東京周辺の沢」の表紙になっている滝で、見た瞬間その迫力に圧倒される。

大滝
4段20メートルの大滝

実力のある人はこの滝を登るらしいですが私達はもちろん巻きます、少し戻り左から高巻きしますが一箇所垂直の岩の所ではシュリンゲをかけて腕力勝負で登り滝上に下りた。

大滝の上に出て二段の滝7m一段目は簡単に登れたが、2段目の滝左側に残置シュリンゲが掛かっていましたが直登するには難しい。私達は右壁を登りますがここの一歩目がつるつるでスタンスが無い!!足を押さえてIreさんがリードで登って行き上部の一箇所登れないところは塾長に足を押さえてもらい登っていった。私達は確保して貰い順番に登るがみんな最初の一歩は足を押さえて貰う、途中も滑るしここが一番大変だった。




見た目よりもつるつるで難しい。

次ぎの6mの滝は左を小さく巻き、見事な4段20mの滝は左を巻く。次々に現れる小滝を登るのに必死です。幅広のナメ滝を登ると広い河原になりしばらく歩いていくと二俣。左は二段のナメ滝、右もナメ滝で見事な両門の滝になっている。ここで滝を見ながらお昼〜


3段20mの滝


幅広15mナメ滝


両門の滝、お天気が良かったらねぇ

本流は右、大ナメは水際を登って行きますが傾斜も緩く歩きやすい。お昼をおなか一杯食べたせいか歩き出しがきつい。



しばらくナメが続き小滝を越えたら、ゴルジュに突入〜一箇所水際を上るときにお助けロープが出た。水に濡れると冷たいのでなるべく濡れないようにと思うけどゴルジュの中ではそうは行かなく濡れてしまった。ここからは傾斜も急になり沢巾も狭く滝の連続で登っていく。



最後のゴルジュを抜け左に枝沢を分けると伏流となり流れが無くなるがH1870mの二俣からは又水の流れが戻ってきた。上を見るとなんと沢にびっしりと雪が残り雪渓になっている。まさかこの時期に雪が残っているなんて、どおりで水が冷たいはずです。


最後のミニゴルジュ

雪を避けて登り途中から雪渓の上を歩きますが下には滝があり踏み抜きが怖い。塾長の後を慎重に着いて行き、上にドラム缶が見えたところが登山道でした。山腹をトラバース気味に雁坂小屋目指しますが登山道にも所々雪が残っている。


上部には雪があり雪渓になっていた。


登山道にも雪が残っている。


雁坂小屋に到着

雁坂小屋に着いたら小屋番のおじさんがいて今年は雪が多いと行っていた。なかなか風情のある小屋でいつかこの小屋にも泊まってみたいものです。


雁坂小屋のおじさんと、なかなか愉快なおじさんでした。

おじさんに見送られ黒岩尾根経由で出合いの丘に無事到着。今回は心配していた釣り師さんにも会わず他のパーティーもいなく遡行できました。豆焼沢は入渓から登山道に出るまで7時間、下山に3時間掛かり今までの日帰りの沢の中では一番長かった沢でしたが、綺麗な滝がたくさんありその長さが余り苦にならなかった。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(2) | -

大菩薩・丹波川泉水谷小室谷

※遡行日: 2008・4/26(土)曇りのち雨
※2万5千地形図:丹波・柳沢峠・大菩薩峠
※遡行場所:大菩薩・丹波川泉水谷小室谷
※メンバー: 塾長、アシストMaruさん、Isiさん、Yamaさん Itoさん、mogu
※ルート:鳩ノ巣駅〜小菅某所(テント仮眠)
三条新橋P 6:40〜(徒歩)〜小室川谷入り口7:00〜小室川出合入渓7:05〜(遡行)〜S字峡8:40入/9:40出〜小室の淵〜雨乞いの滝12:55〜大ナメ滝〜1220m付近左岸枝沢出合13:55/14:15〜小室川谷左岸山道〜小室川谷入り口17:05〜三条新橋P 17:20着〜のめこいの湯〜鳩ノ巣駅解散
※立ち寄り湯:のめこいの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

4月の補講は大菩薩の小室川谷、「この沢は大菩薩北面の中では悪渓と言われる沢だが、ゴルジュの中にもいくつもの滝を連ねる楽しい沢で、特に雨乞いの滝上の4段大ナメ滝は東京近郊の沢の中でも1、2と言われるほど綺麗な滝」と、塾長の説明でした。長い沢なので前泊になり小菅の某所にてテントで仮眠。

朝起きたらお天気が悪く時折小雨が降る中、泉水谷林道入り口の三条新橋に到着。ここから泉水林道を通り小室川谷出合いまで車で行けるのになんと林道入り口に通行止の看板が・・・・読んでみたら林道の落石防止の金網などが盗まれるので通行禁止にしたと書かれていた。まったく嘆かわしい世の中になりましたね。カギが掛かりびくともしないので諦めてここで支度をして出合いまで歩いていくことになった。ただでさえ遅いのにこれは誤算で帰りが心配だけど仕方ない頑張らねば。

鉛筆入渓前の注意・留意点
この小室川谷から本格的な中級の沢になる
水量が多い。
S字峡と言われるゴルジュでは一箇所空中懸垂になる
へつり高巻きも多く滑りやすいので注意。

泉水林道を20分程歩き出合いに到着小室川谷に入渓、言われていたとおり今までの初級の沢と違い水量が多く谷も広く深い。

1
林道から下り新しい橋を渡り入渓

しばらくゴーロを歩き樋状7mの滝は右を確保して貰い登る。右に崩壊地を見て左からワサビ田跡の枝沢を分け、しばらくは河原歩きですが小滝も出てくる。

2
出てくる滝は水量も多く難しい

深い釜を持った小滝を過ぎるといよいよS字峡、駐車場で会った釣り師さんは私達が小室川谷にはいるというと、その人はS字峡を超えたことがないといい女性で行くなんてと驚いていた。深いゴルジュの中から勢いよく滝のしぶきが上がり迫力満点。

3
S字峡の入り口で・・・ここから緊張のゴルジュ

左を登りテラス状の所からもっと登るのかと思ったらここから懸垂下降で下りる。頼りない残地ロープがあったがバックアップを取り5m程の懸垂ですが途中からハングしていて空中懸垂になる、下降点には深さが判らない釜があって先に下りたIsiさんが引っ張ってくれてなんとか下りられた。

4
距離は短い懸垂でしたが緊張した。

狭いゴルジュの中塾長はもう一本のロープを持ち対岸に渡り、全員が下りたら塾長とMaruさんが確保してくれロープにカラビナを付け徒渉した。水の勢いが強いので慎重に渡る。狭いゴルジュの中を右に左に渡り最後の深い淵は右を高巻き、懸垂で下りたところが松尾谷出合いここでS字峡が終わりました。


S字峡の中、難しいへつりもあり、ルート取りが難しい。


最後は高巻き懸垂で松尾沢出合いに下りる

小滝が続いて深い釜を持った幅広4mの滝を越え崩壊地を過ぎると、CS5mの釜を持った滝。左の壁に残地ロープが掛かっていて塾長が登って確保してもらい登るがホールドスタンスがあまりなく難しかった。そこを過ぎたら広い河原になり石門と言われている岩が出て来た本当に門のようになっている自然の造形は凄い、少し歩くと左にワサビ田跡の枝沢ここで休憩。


右下が石門

ワサビ田跡を過ぎるとすぐに小室の淵と名前のついている深い淵が出て来て、見ていると引き込まれそうな感じ。夏だと泳いで滝に取り付くらしいが私達は左を巻く上から見ても凄く深い。


小室の淵入り口


巻き終わり、上から淵をのぞく

中の沢の出合いでお昼を食べる。2条の小滝を過ぎ幅広4mの滝・樋状の滝・二段ナメ滝と続きどれもみんな釜を持っている雨も降ってきて寒くなってきた。


小室の淵から上も、こんな滝が続く

釜を持った10mの雨乞いの滝左を高巻く、滝上に出ると小室川谷のハイライト4段30mのナメ滝が現れる。お天気がよいとさぞかし綺麗だろうな、3段目までは簡単に登れますが、ここから4段目を登るのが難しく危険とのこと。塾長がMaruさん、Isiさん、Yamaさんに指示し、私には下で確保するように言われた。


左・雨乞い滝 右、4段30mのナメ滝

3人で登り最初のランニングビレーを取ったところで確保する。滝の落ち口に乗り越す所が滑って難しいとのこと。Isiさん、YamaさんがMaruさんを押し上げて無事に滝上に登り確保体勢が取れ、先の2人が登った後に中間エイトで私がランニングを回収しながら登った。滝上に出るところがスタンスもなく滑りやすく難しいが残地シュリンゲがありそれにつかまりながら何とか登れた。ナメ滝は見る分には綺麗で迫力がありますが登るとなると本当に難しいし危険です。


最後の難関

「最終段の登攀は、ぱっと見「本当にこんなところを登れるのだろうか」と思うほど、困難に感じましたが、最後の乗越しの面をよく見ると、滑りそうなスタンスがあり、手で触るとぬめっていましたが「たわし」でよくこすると「ぬめり」も取れて気持ちが落ち着き、スタンスに乗れました。沢では「たわし」は重宝しますね・・・。あと、途中で意外としっかりしたハ-ケンと 残置シュリンゲにランニングがとれます。」とリードで登ったMaruさんの言葉


確保して貰い登ります、滑らないように慎重に慎重に

ハイライトの滝を過ぎ稜線まではまだまだ遠いですが、渓友塾では1220m付近の枝沢で遡行が終わりそこから山道を通り下山します。なかなかはっきりとした山道で歩きやすく、後30分もすれば林道に着くと言うところで山道が大崩壊していて、塾長がなんとか渡ろうと悪戦苦闘していましたが砂状になっていてどうにもならない。仕方なく高巻くことになりロープで確保して貰いながら登りましたが、人が歩いていない斜面は浮き石だらけ!!1人登ることにがらがらと石が落ちてきていきた心地がしませんでした。少しトラバースして懸垂で山道に下りましたがここで一時間費やしてしまった。ほんの数メートルなのに渡れなく、本当に山は何があるか判らない。無事に林道に出て車に戻り、のめこいの湯に何とか間に合い緊張した小室川谷の遡行が終わった。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星

続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(2) | -

奥多摩・峰谷川坊主谷

※遡行日: 2008・4/19(土)曇り※2万5千地形図:奥多摩湖・丹波
※遡行場所:奥多摩・峰谷川坊主谷
※メンバー: 塾長、アシストYamazakiさん、9期のみなさん5名、mogu
※ルート:鳩ノ巣駅〜(車)〜三沢橋付近林道〜(徒歩)〜坊主谷入渓8:55〜(遡行)〜中ノ谷出合11:35/12:00〜シダノ沢・坊主小屋沢出合13:05〜坊主小屋沢遡行〜浅間尾根登山道・水場13:55〜(登山道)〜鷹ノ巣避難小屋14:30〜浅間尾根登山道浅間神社15:05/15:15〜林道15:35〜(車)〜小菅の湯〜鳩ノ巣解散
※立ち寄り湯:小菅の湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止


6日の滝谷から次の小室川まで3週間と間隔が空いてしまうので、初級クラスの坊主谷はまだ遡行していなかったから参加させて貰った。天気予報は余りよくなく前日まで雨が降っていて沢も増水しているだろうなと思いながら鳩ノ巣に向かう。車窓からは山の木々も衣を付けるように新緑になっている雨の後の新緑は本当に綺麗です。

お天気は何とか持ってくれていて塾長の車で峰谷に向かう、途中の奥多摩湖畔も桜が見頃でした。峰谷から奧集落に向かい途中の三沢橋から峰谷林道に入りモロクボ沢と坊主谷の出合いまで行きますが、釣り師さん達の車が駐まっていて、坊主谷に入っていないと良いのだけどと塾長が心配していた。林道に車を駐めて支度少し歩いて坊主谷に入渓します、やっぱり水量がいつもより多い。

入渓
出合いの橋の所から入渓

堰堤は右から2つ超して右から2本枝沢を分けると初めのゴルジュ帯になり、中はCS3m2条・5m・CS5mの三つの滝が連なっている。増水で釜も深くここは左から巻きます。いったん下りて釜を持った小滝を右から巻いて、堰堤を1つ超すと左に崩壊地、上を見たら林道のガードレールが見えました。4mの釜を持った滝はへつりで突破。次ぎに2mの小滝を越えると幅広の6m滝でここは左を巻く。





小滝を超えてH860の枝沢を分けるとミニゴルジュになり4m・8m・2段6mの滝が続きここは右を巻く。水量が多いので左から右に移るのにも慎重になる、水流の中何処に足を置けば安全か教えてもらうが見ただけではまだ判らない。一箇で所肩がらみ確保をさせて貰う。





水量が多いとこういうところも怖い

樋状のナメ滝を過ぎるといよいよ大滝、3段になっているようだが2段目しか見えない。水量が多くいつもなら滝を登るとのことだが、今回取り付きに行くのに胸くらいまで水に浸かりそうでパス。左から高巻くがこれが下に滝を見ながらの高巻きで緊張する。少しでもバランスを崩したり滑ったりしたら大変なのでいつも高巻きが一番神経を使い慎重に慎重にと自分に言い聞かせている。滝上に着き初心者クラスのメンバーは懸垂で下りますが、塾長から中級はこのまま下りると言われガレ場を下りたが、少し腰が引きぎみだったかも。大滝を登れなかったのがちょっと残念。


ナメ滝を過ぎると・・・

大滝
大滝です。

大滝上も小滝が続きナメ滝を過ぎると左から水量比1対1で中ノ沢の出合いそこでお昼。この頃になるとお日様も出て来て青空も見えてきた。


お昼を食べた中ノ沢との出合い、両方に石積みの堰堤があった。

出合いからすぐに3mの滝がありそこを過ぎると石積みの堰堤が出て来て、ここからはワサビ田跡の石積み堰堤が続く。時折小滝が出て来たとおもったらまたワサビ田跡で交互に出てくる大滝から上はこんな感じ。右上に何か見えると思ったら取水施設があるそうでそれの巡視路になっているとのことでした。




ワサビ田跡の石積み

今回は水量が多いから普通の所も滝になってしまっているのかも、左から水量比1対1でシダノ沢と出合いここから右沢の坊主小屋沢を遡行、後はひたすら詰めてH1440奧二俣を過ぎ急登を登ると浅間尾根の水場に到着。登ってきたところを上から見ると良くこんなところと思います。




浅間尾根登山道の水場に到着〜お水は勢いよく出ていた。

靴を履き替えて鷹ノ巣避難小屋まで行く、避難小屋ではもう宴会をしている人達が居ました。浅間尾根を下り浅間神社のところから登山道をはずれ尾根を下降して峰谷林道に下りた。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星

続きを読む >>
沢登り教室中級補講 | permalink | comments(2) | -