沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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三峰川源流から仙丈岳(3032.6m)

※遡行日:2011年8月14(日)〜16(火)
※遡行場所:南ア・三峰川源流から仙丈岳
※2万5千地形図:
市野瀬・仙丈岳
※メンバー: さわね2名、mogu
温泉 ヘルシーハウス三渓園



8/14 晴れ
ルート:長谷杉島ゲート7:40〜(林道)〜丸山谷南沢ゲート10:00〜南沢二俣11:30〜営林小屋跡12:20/12:50〜(遡行)〜岳沢越え16:15〜三峰川河原16:55(泊)

さわねの企画で三峰川源流から仙丈岳にのぼるという企画が出た、ルートは塩見新道のある大曲まで行かずに手前から岳沢越えをして三峰川に下りるというもの、1泊目は沢の中で2日目は地蔵尾根にある松峰避難小屋に泊まる計画でした。ネットで調べてみたら、ここから仙丈に登るルートはけっこう歩かれていて釣りの人達や沢登りの人達、冬はアイスクライミングの人達も入っているクラシックルートらしい、こういう機会じゃ無いと行けないと思い早速申し込む。今回は縦走なので全部持って行くのでザックも重い、これで歩けるのか一抹の不安がよぎりましたが頑張る。

前夜に駒ヶ根駅で泊まり、朝早くタクシーで丸山谷南沢林道ゲートに向かった。タクシーはパワースポットとして有名になった分杭峠方面から別れて秋葉街道に入り長谷杉島に向かう。タクシーの運転手さん道が良くわからないらしく、途中に有った「ざんざ亭」さんに寄って聞くとこのすぐ先でゲートが閉まっていると教えてもらう。なんと去年夏あたりから、林道崩落のため通年通行止めになったらしい。取りあえずゲートの所までタクシーに行って貰い降りる、予定のゲートよりもだいぶ手前でさてどうしようか〜と朝ごはんを食べながら考えますが、ここまで来て帰るのも惜しいし、取りあえず林道を歩いて行ける所まで行ってみようと言うことになりました。

ゲート
無情にも閉まっていた長谷杉島ゲート

林道の水場
林道にあった水場、ここで野生の狐を見た。

私達が林道を歩いているとバイクが通り(どうやって入ったのだ?)、次に自転車の人が追い越していったが両方とも釣りの人みたいでした。三峰川を右に見ながら林道をてくてくと歩いて行く、途中廃村になった所を通り瀬戸峡を歩いて塩沢との分岐の橋を渡り丁字路になっているところを右に歩いて行く、ここまで1時間30分まあまあのペースかな。

三峰川
三峰川から丸山谷に入る

この分岐を過ぎると三峰川から丸山谷にいつしか入っていて、塩見新道方面との分岐に着いた。ここから20分ほど歩くと北沢と南沢の出合いで小さな三峰川発電所に着いた本当ならここまでタクシーで入ってくる予定だったところ、ここまで歩いて来ましたが崩壊している所は無かったです。

大曲方面の分岐
右に行くと大曲方面に行く、私達は左の林道に入った。

三峰川発電所
北沢と南沢に別れる三峰川発電所に着きました。

ゲート
このゲートまでタクシーで入る予定だったのに〜

ゲートから南沢の二俣まで林道を歩いて行きますが、こちらの林道は使われていないらしく堰堤を越えて行くほど不明瞭になっていてほとんど自然に帰っている感じですね。大きな堰堤を過ぎると二俣に到着、木にはあせた赤布が巻いてありました。


4つぐらい堰堤を越えた

二俣
二俣に到着、木に赤布が巻いてある。ここから大高巻きにはいる

左沢に入りますが事前の調べてこの先に滝が2つ有るのでここから尾根を高巻くと書いてあったので私達も素直に高巻きます。西嶋さんは検証のため遡行してみたかったようです、時間があったら行ってみても良かったかも。でも今回岳沢越えをするには林道歩きの分時間が無くなり冒険はできなかったのが残念。しかし、この尾根の高巻きが大変で私はここでいっきに体力を消耗してしまった、5〜60mを直登した後は薄い踏み跡とテープを頼りにトラバース、営林小屋跡が見えてきたときはほっとした、ここで沢に下りてお昼休憩を取る。

営林小屋跡
やっと営林小屋跡、こんな山奥で仕事していた人達がいたのね。

お昼を食べた後は沢沿いを登って行くと早速滝が出てきたが登れないので右側を巻く、あとはゴーロが続き奧の二俣を目指して登って行く、途中左に涸沢が有ったが枝沢と思い登って行くがなかなか二俣が出てこないので3人で地形図と高度計を確認して来すぎたことが判り戻る。さっきの枝沢だと思った沢が岳沢越えの沢で、よく見たら木にあせた赤布が巻いてあった。

滝
初めて滝らしい滝が・・・・登れなかったけど

奧の二俣
H1600m地点の右沢に入る

右沢を登って行くと程なく水が出て来てだんだんと急登に成り目の前には滝が現れた、左側に赤テープがありそれにそって大高巻きした。沢に戻ってからはまた大変でガレガレの沢の中は三歩進んで二歩下がる状態で石が浮いていて恐い、だんだんと傾斜も急になってきてもう歩けないってくらい疲れた。

水が出て来た
途中から水流が出てきた、ゴーロをひたすら登る

滝
正面に滝が出てきた、この滝はぬめっていて登れない


沢に戻ったらこんなガレ場が・・・上から見たところ

こんな所でへたり込んではいられないので力を振り絞り沢から離れ右の木が有る方に登っていくと少し傾斜が緩くなってきたら樹林帯の入り口に赤布があった。倒木帯の中赤テープを頼りに登りやっとの事で岳沢越えの鞍部に出た。こんな所に古いブリキの看板が有りました。

樹林帯
樹林帯に入りひと登りで

こんな所にでた
鞍部に到着〜もうすこし左寄りの方が開けていそうでした

4時を過ぎているので休む間もなく三峰川に向かって下降する、こちら側は明確な踏み跡が有り下って行くと途中で2人の沢登りの人が登って来た、これから下山すると言っていたけど、この時間では途中で暗くなるよねと、3人で話していたけど無事に戻れたかしら。急下降してやっとの事で三峰川に着き下りた所は広い河原になっていて石が積まれていた。これがこちら側から岳沢越えの登り口の目印なのでしょうね。

三峰川
河原にはケルンが


しばらくへたりこむ・・・疲れた。

ここで下野さんがもう少し上流で泊まるところを探そうといったけど、私はもう歩く気力がなくてここで泊まる事にして貰った。泊まる場所が決まったらタープを張り、薪を拾い食事の支度と流れ作業で進んで乾杯の後は焚き火を見ながらとりとめの無い話しをして何時しか寝ていました。

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8/15 晴れ
ルート:幕場8:00〜(遡行)〜三軒岩子屋沢出合い10:10/10:25〜左沢遡行〜地蔵尾根2422m付近12:55(泊)

夜中少し寒くて雨具を着る、4時半頃目が覚めて焚き火をおこしてお湯を沸かしてコーヒーを入れる。西嶋さんには6時までは絶対に起こさないでねと言われていたので静かに朝のひとときを過ごします。この時間が何とも言えず好きなのですよね。稜線歩きだともうとっくに歩き出している時間ですが沢の朝は比較的ゆっくりなのは明るくなってからの行動になるからだと思う。

6時になったので2人を起こして朝食の準備をしながら今日の予定を話し合った、本来なら昨日三軒岩小屋沢出合まで行き泊まり、今日は地蔵尾根を登って仙丈岳を往復して地蔵岳に有る松峰避難小屋で泊まる予定だったが、今日仙丈岳にくと北沢峠に下りるしかなく下りても帰れないしねぇ。とにかく地蔵尾根までどのくらい時間が掛かるか判らないので登った時点で考えることにして出発する。

幕場
とても良い泊まり場でした

三峰川自体は傾斜もそれほど無くて大きな滝も無い、河原には倒木がけっこうあり崩壊しているところも有ったが難しいところも無くたんたんと歩いて行く。

三峰川
歩きはじめてしばらくすると小さな滝が出てきました。右を登る

倒木
倒木が沢を塞いでいました

お花畑
河原に咲いていた、センジュガンピとピンクのお花

滝
河原を歩いて行く

歩きはじめて2時間程で三軒岩小屋沢出合に着いた、見た感じ泊まれるような河原は無かった。予定通り左俣にはいる、この沢は計画書では無名沢となっていましたがネットで調べたら「伊那山仲間」のページにはシンヶ沢となっていた。岳沢越えの時は伊那山仲間さんの赤布には大変お世話になったのですよ。

出合い
三軒岩小屋沢出合に到着、水量は1:1位でした。

シンヶ沢に入ると倒木が谷を埋め尽くしていて初めは大変でした、しばらく登って行くと途中で水流が消えそうになり、念のためにここで水を汲んでまた登りはじめる。しばらくゴーロを歩いて行くとなんとも不思議な空間が現れた、地形は平坦で苔に覆われシャクナゲの木が有り水が流れている。ここが三峰川の最初の一滴の所なのかな?コメツガの森の中に誰に突然現れた素敵な空間でした。

小さな滝
苔の付いた滝は登れず左を巻いた

倒木帯
倒木帯が行く手を阻む、疲れます


いったん水流が消えて再び出てきたところ、三峰川の最初の一滴

さらに登って行くと沢形が消え森の中を獣道か踏み跡か判らない踏み跡をたどり登って行く、途中で少し軌道修正して予定の地蔵尾根2422m地点鞍部の登山道に出ました。時間は13時、時間的には中途半端な時間でこれからどうするか3人で協議してここでビバークすることにした。

樹林帯を登り
樹林帯を登って行く

地蔵尾根
地蔵尾根の登山道に着きました。

平坦なところが登山道しか無いのでしばらくは偵察に行ったりして時間をつぶしていましたが、稜線は風が強くときおりガスって寒い。この時間では多分誰も来なと思いタープを張り中に入った、3時過ぎになると早々に乾杯の時間ですが私軽量化したのでもうビール一本しかない、仕方ないのでビールが終わったらお茶を飲んで過ごす。今夜の食胆は西嶋さん、温かいスープスパはとても美味しかった。

それにしても2400mの稜線上は風の通り道で寒い!!それにタープで泊まる事は想定していなかったので防寒着を持ってきていないし、沢の中だと焚き火が出来るけど稜線上はそうは行かない、シェラフも薄っぺらいので寒さが気になる。とにかく着替えてお腹と背中にホッカイロを張りましたが多分寒くて寝られないだろうと思った。で、思いついたのが非常用に持っていたレスキューシート(筒状になっている)をシェラフの中にいれて寝ることにした。少々音がうるさいけど寒くなかったので助かった、でもこのレスキューシート、朝になるとなんだかしっとりしていたので何だろうと思ったら結露していた。銀ホイルを体に巻いて寝ていたようなものなので体温で結露したのかな?夜になるとドーンと音がして雷かと思ったら諏訪湖の花火大会の音だった。

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8/14 晴れ / 曇り
ルート:幕場6:55〜(2時間5)〜馬ノ背分岐9:00〜(20)〜仙丈岳9:20/9:30〜(50)〜小仙丈岳10:20/10:30〜(35)〜大滝ノ頭11:05〜(1時間10)〜北沢峠12:15着

レスキューシートのお陰で寒くなく眠れた、朝になっても風が強い。朝ごはんを食べて仙丈岳に向けて出発。この地蔵尾根は仙丈岳から伊那市野瀬に下りる破線ルートです、登山道はしっかりと整備されているしテープも付いていて歩きやすい。

泊まった鞍部
ここにタープを張りビバーグ

仙丈岳に向けて
仙丈岳にむけて出発〜いきなりの急登です

2736m地点までジグザグの急登を登るとハイマツ帯の稜線に出た、稜線伝いに登っていくと北側からガスが次々と湧いてきて山頂を隠しています。天気が良いと仙塩尾根が見渡せると思うけど何も見えなくて残念、ザレ場を登り切ると馬の背の分岐に到着、山頂に向かう途中一瞬ガスが取れて仙丈小屋が見えましたがすぐにガスに覆われてしまった。山頂に着くとたくさんの人達さすがに仙丈岳、何も見えないので記念写真を撮って北沢峠に向かう。

登って来た
稜線から登って来た方を振り返る。

仙丈岳方面
仙丈岳方面はガスの中

分岐
馬の背との分岐

山頂
10年振りの山頂です。何も見えません

いっきに人が増えた感じで小仙丈岳まで行きます、相変わらすガスガスですがときおりカールの底が見え野呂川の林道が見えたりした、西嶋さんは小仙丈沢を登ったことが有るので何処に出たか聞いたりして小仙丈岳に到着。10年前に初めて仙丈岳に登ったとき、ここから富士山と北岳を見て感激したことを思い出しました。今年は10年振りに仙丈と甲斐駒に登たわけですが、10年、自分は年を取りましたが山は変わらずにそこに有るのだなとしみじみ思いました。

小仙丈岳
小仙丈岳山頂で思う・・・

登山道
感傷に浸るまもなく下山開始〜

北沢峠
北沢峠に到着、またここに来るとは思ってなかったけど・・・

北沢峠に下山した後、少し時間があったのでお昼を食べて13時45分発のバスで広河原に行き、甲府行きのバスに乗りました。前回乗り合いタクシーに乗りえらい目に遭ったので今回はバス会社の人にちゃんと聞いて途中に有る三渓園で下車、ここは空いていて良かったですよ。


お昼と三渓園

1時間後に路線バスに乗って甲府まで戻りました。甲府駅前で精算兼反省会をして私はいつもの千葉行きのあずさに乗りましたがお盆の帰省ラッシュと重なり激混みのなかなんとか無事に帰宅できました。仙丈岳のようなメジャーな山でも人に会わずに登れ、沢登りと稜線歩きが楽しめた面白いコースを考えてくれた西嶋さんありがとう。
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南ア・濁川(神宮川)笹ノ沢

※遡行日:2011年5月18(土)〜19(日)
※遡行場所:南ア・濁川笹ノ沢※2万5千地形図:長坂上条・甲斐駒ヶ岳
※メンバー: さわね9名、mogu
温泉 尾白の湯



5/18 曇り のち 雨
ルート:小淵沢集合9:00〜(タクシー)〜林道ゲート前9:45/10:00〜(林道)〜笹ノ沢出合い10:45〜笹ノ沢入渓〜H134m付近黒津沢出合い15:30着(泊)

さわねの焚き火会(総会)で南ア北部の濁川支流の笹ノ沢に行ってきた。総勢10名の参加でA班(世話人西嶋さん)とB班(世話人高橋さん)に分かれての遡行、私はA班で共同装備がビリー缶担当になったのでいつものザックでは入らないと思い久しぶりに60のザックを引っ張りだした。いつものように家で重さを量ると12.6團咼蝓軸未どのくらい有るか判らないけどガンバって背負わないとね。集合場所の小淵沢駅から高橋さんの車とタクシー2台でサントリー工場の裏手の林道を走り入渓点の林道ゲート前まで行く、途中には雨乞岳登山口の看板があった。天気は曇りですが山の上の方にガスが掛かっていて好天は望めない、せめて焚き火が出来るといいなと思いながらゲート前で装備を付けA班が先に出発。

出発
出発〜巨大堰堤の所まで林道があった

林道を歩いて行くと広場が有りその先には巨大な堰堤が見えた、広場で少し休憩をして堰堤の側まで行くと右には滝が掛かる支流が見えこの支流が今日遡行する笹ノ沢で巨大堰堤は濁川本流、私達A班は堰堤の上からF1の滝を巻いて行くと下からB班が登って来たのでびっくりしたがF1は右から簡単に登れるとのこと、後で聞くと広場から踏み跡が有ったらしい。

堰堤前
広場と堰堤

堰堤から
堰堤の上から笹ノ沢のF1を見る

F2は左側が階段状になっていて登れたが、次の滝ではB班が左を高巻きA班は右を高巻く。それぞれのルート取りが違っていてなんだか面白い、沢登りには決まったルートは無いのでルートファインデングもそれぞれのパーティーにより違うのが当たり前ですものね。水の色が少し濁っているように見えましたが天気が悪いからか、滝と滝の間の沢床は白い砂地で歩きやすい、甲斐駒が近いし日向山もすぐ近くなので花崗岩の白い砂なのかな?この笹ノ沢は次から次ぎに滝が現れてもうなにがなんだか判らない状態、F2の滝の上に逆くの字2段滝が控えていてここも登れないので左から高巻く。

末広の滝
末広がりの滝は左を直登


25mトイ状の滝、A班は戻って左岸を巻き、B班は滝の左壁のルンゼを登って巻いていた。


すぐ上に三段35m滝、右岸を巻く巻き路はしっかりとしている。

次の滝は階段状で直登、次の二条の滝は右を登った。ミニゴルジュが出てきて3m程の滝は登れないので左を高巻く、その上はナメ滝になりH1180mで右の枝沢を過ぎると本格的なゴルジュ帯に突入、小滝をいくつか登り時には高巻く、この辺りになるともう何がどうなっているのか良くわからない。B班とは前になったり後ろになったりしていましたが、立派なナメ滝が掛かる枝沢の所で合流しまたそれぞれのルートで歩いて行く。

小滝
小滝群

ナメ滝
こんなナメ滝も出てきました、天気が良かったらさぞかし綺麗だろうな


釜を持った5m滝、右を直登落ち口がつるつるでお助け紐を出して貰う。


滝と滝の間はこんな感じの小滝が



少し平坦になったかなと思ったらまたまたゴルジュ帯が出てきた、大岩が重なっていて登れるかどうか西嶋さんと本多さんが偵察に行くが登れないと判断少し戻って左から巻いた、後から来たB班も様子を見て右から巻いていた。


右が越えられなかった大岩の重なったところ、戻って右岸を巻く

この大岩を巻き終わり沢床に着いたと思ったら次に現れたのは直瀑10mの滝、右にルンゼがあり登れるかと思ったら上の方がかぶっていて越えられず少し戻ってから右岸を巻いた。B班は私達の苦戦を見て先に左岸巻いて行った、巻き終わりに左から支流が入っていて沢床には簡単に下りられた。


直瀑12mの滝


巻き終わりはH1300付近で左から支流が入っていた。

次に出てきたのが幅広の滝は右を登り次に出てきた滝はトイ状の滝は登れないので左の大岩の所からみんな登り私の番になったが、足係がなくなかなか登れずに苦戦しているとき、ふと滝の右上をみたらB班が居たのでびっくり、いつの間に先になったの?と思ったらB班は左岸を大高巻きして稜線まで登り下降して来たら黒津沢の出合いだったらしい。私は下野さんの肩をかりてなんとかよじ登り露営予定地の黒津沢出合いに着きました。

幅広の滝
ヒョングリの滝

トイ状の滝
トイ状の滝、巻き路は少し戻ったところに有るのかな?

黒津沢出合い
やっと黒津沢出合いに到着〜右側にちょうど良いテント場がありました。

B班はタープも張って頑張って焚き火も起こしていましたが雨が強くなってきて火が着かない模様、でもあとから執念で焚き火を熾したようです。私達も少し先にタープを張りましたが焚き火はあきらめそれぞれに乾いた洋服に着替えていつものように宴会に突入、晴れていればB班と合同できたけど仕方ない。タープはテントと違い開放感があるので好きです、上手く張れば雨も大丈夫だしね。


5/19 曇り
ルート:泊まり場7:15〜笹ノ沢遡行〜アレ沢出合い7:35〜アレ沢遡行〜H1470左又8:20〜H1700付近稜線鞍部9:15/9:30〜雨乞岳分岐10:15〜(登山道)〜雨乞岳登山口(石尊神社脇)12:40〜尾白の湯〜小淵沢駅解散

雨は夜中には止んでいたので助かった、朝私達は焚き火は出来なかったがB班は小さいながらも焚き火をしていたので水を汲みに行くときにあたらせて貰った。ガスで朝食の支度をして出発の準備を始める、B班は7時に出発A班は遅れること15分で出発。渓相は昨日とうって変わり穏やかな流れになって沢の中にワイヤーがあった、私達が泊まった所も茶碗のかけらが落ちていたりしたので小屋か何かあったのかな。しばらく行くとアレ沢の出合いに到着、左が本流で右のアレ沢に入り遡行していく。

出発
一夜のお宿を出発〜

アレ沢出合い
穏やかな流れを歩きアレ沢出合い

流れも小川ようでなんともいいい感じ、左から支流が入り右には水量は少ないけど綺麗な滝が出てきたりして飽きない。B班に追いつきそのまま一緒に登って行く、だんだんと傾斜が急に成り何時しか水も無くなっていた。ザレザレの詰めは大変でしたがH1725m右の鞍部のところに出た。

アレ沢
アレ沢は滝も無く小川のような流れ、右は支流の滝です

急登に
だんだんと急登になってくる

詰め
詰め、稜線が見えて来た。稜線には薄い踏み跡があった

小さなピークを巻いて出たところが一面の白砂でガスで見通しが悪くて良くわからないが水晶ナギと呼ばれている所かな?

水晶ナギ末端
水晶ナギは日向山の雁ヶ原みたいなところなのかも

水晶ナギのピークを巻いて稜線に出ると踏み跡とテープが有り歩いて行くと雨乞岳との分岐に出た、分岐からは整備された登山道を下っていく、途中単独の男性2名とすれ違った以外誰にも会わずに石尊神社脇の車道に下山した。

分岐
踏み跡をたどると雨乞岳との分岐に出た

下山
雨乞岳登山口に無事下山

笹ノ沢登れない滝が多いけど高巻きはそんなに難しくなくて懸垂で下りるようなところも無く、天気が良かったら白い砂が映える綺麗な沢だと思う。今回総勢10名で2班に分かれての行動でしたが効率よく動けたし、途中で一緒になっても知らないグループじゃないので和気あいあいと遡行出来て、南アルプス天然水をたっぷりと浴びた楽しい沢登りでした。
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