沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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中ア・中御所谷東横川

※遡行日:2011年9月18(日)晴れ
※遡行場所:中御所谷東横川 ※2万5千地形図:木曽駒ヶ岳
※メンバー: さわね8名、mogu
温泉 早太郎温泉こまくさの湯



※ルート:菅ノ台バスセンター〜(バス)〜しらび平〜入渓点7:55入渓〜(遡行)〜H1850m二俣8:15〜(東横川遡行)〜H2050m付近三俣10:00〜(左俣)〜H2550m付近長谷部新道13:20/13:30〜(登山道)〜小屋場14:10/14:25〜五合目うどんや峠15:00/15:10〜蛇腹沢登山口16:10〜北御所登山口16:55〜(バス)〜菅ノ台バスセンター

夜中トイレに起きたら星が出ていて今日の天気は良さそう、5時に起き出して駐車場に行くといつの間にか満車状態でトイレも混んでいるし、朝一番のバスに乗るためにバス停にはもう長蛇の列びっくりしました。バスは臨時便を出して次々に人を運んでいくけどロープーウェイに乗るのにまた並ばなければならないからなるべく早いバスに乗るのでしょう、ほとんどが登山者でさすがに観光客はまだいません。私達も後片付けをしてバスに並び再びしらび平に向かいますが、今日はロープーウェイが混むことを予想して下山は北御所登山道を下りることになった。昨日と同じコースで二俣まで行く昨日見えたナメ滝はどんな滝なのだろうな。

しらび平
昨日とはうって変わり行列が出来ている

入渓
私達は少し戻り入渓

二俣
二俣に到着〜今日は右に行きます

今回の世話人高橋さんは西横川を2度遡行していて昨日は3度目だけど、東横川は初めての遡行だと言っていた。やはり出合いの20mの大滝登攀が躊躇した原因と言っていたが間近で見上げると結構迫力有りました。みんなで何処を登るか検討、左に小さなルンゼがありましたが上部草付きで滑りそうだ。やっぱり水流沿いを登った方が良さそうということでクライマーTさんがリードで登る。人数も多いので後続はプルージックで登るが見た目より中間部分のホールド・スタンスが乏しく滑りそうで緊張した。

大滝
リードするTさん、スタスタと登って行く

大滝から上はしばらく小滝とゴーロ歩き、天気は良いがときおりガスが下りてくる。大きなゴーロ帯を登って行くとH2050mの三俣に着き休憩、私達の行く左沢には15mの滝が控えている。東横川は崩落した不安定な岩が多く、ルートを間違うと落石の危険があるので登るのに神経を使う。休憩していると天気が良くなってきて上を見上げると青空が広がってきた〜やっぱり天気がいいと気持ちが良いです。

トイ状の滝
大滝上のトイ状の滝

小滝
小滝を登り

三俣
三俣に到着、ガスが突然下りてきたりする


三俣の左沢に掛かる滝

三俣上部からは次々に滝が現れてくる、滝は大きくはないけどちょっと難しいのもあり面白い。6m滝ではタケさんがリードしてくれロープを出して貰った。その後倒木の掛かる5m滝では水流沿いをシャワーで登る天気がいいから濡れても気にならないです。小滝を1つ登り次の8mの滝は水流沿いを登った、


6mの滝はたけささんがリードしてくれた。


倒木の滝は倒木を足掛かりに登る


小滝を登り


8mの滝は右の水流沿いを登る

上を見上げると両岸が狭まっているおおきな岩が見える。地形図を見るとH2350mの所にある岩壁マークの所、登って行くと大岩が不安定に重なっている。また崩落したばかりなのか大岩が不安定で途中で一個岩が落ちてヒヤッとするこういう場所はさっさと通過。

大岩
見上げると岩壁が


大岩が重なり合っていますが不安定

上部に出たらまたまた滝が見えます、近くに行くと5m程の立った滝でタケさんが右の草付きルンゼを登るがホールドが無くて苦戦、左はグズグスのルンゼでここをTさんが登るが不安定でとうてい私達は登れないので躊躇していると、後続組がさっさと右の草付きを登って行った。残された3人は滝の右側が登れるのでは無いかとタケさんにロープを出して貰いトライ。高橋さんが登り次に私、見た目ヌルヌルで一瞬躊躇したが登って行くとなんとか細かいけどホールドもスタンスも有り、中間の右側には真新しい残置ハーケンが1つ打って有った、同じルートを登った2人は気がつかなかったようですが、このハーケンが見えていたらここをリードして登った方が良かったよねと話すも後の祭りでした。


岩が黒々している5mの滝

5mの滝上にはもう1つ滝が出てきましたがここは簡単に登りすぐ上は長谷部新道でした。地形図ではH2500mの所を横切っている長谷部新道ですが西横川と違い何も無いし、沢もまだ上部に続いているのでよくよく見ないと通り過ぎてしまいそうです。高橋さんが新道の目印に赤布を設置してたので次に登る人は助かると思います。

最後の滝
この滝を登ると長谷部新道

新道から下を見る
登って来た谷を振り返ると正面に見えるのは?

昨日は千畳敷に向かいましたが今日は反対方面に歩いて行く、森の中は踏み跡が有りますが草付きの斜面では全くなくってしまいますが、トラバースぎみに歩いて行くとまた森の中に入り明確な踏み跡が出てきて小屋場という広場のある登山道に出た。

新道
長谷部新道を歩く

登山道に出た
小屋場後に到着

バス停
北御所バス停に着きました

一休みしてからうどんや峠に向かい北御所登山口まで下りた。程なくバスが下ってきたけどあいにく満員で乗れなかったが運転手さんが無線で連絡してくれて次のバスに乗る事が出来ました。バス停に戻ってさてこれからどうするか・・・結局、時間が遅く今から帰っても交通機関が無いので全員残ることになりました。食料は3日分有るので問題ない、取りあえずコマクサの湯に入り6時過ぎから夕食を作りまたまた宴会に突入〜無料休憩所には大変お世話になりました。

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中ア・中御所谷西横川

※遡行日:2011年9月17(土)雨
※遡行場所:中御所谷西横川※2万5千地形図:木曽駒ヶ岳
※メンバー: さわね8名、mogu
温泉 早太郎温泉こまくさの湯

16日前夜祭

9月の三連休はさわねの合宿で空木岳に突き上げている中田切川大荒井沢と大田切本谷を遡行して2日目に空木避難小屋に集中の予定だった。一週間前くらいまでは天気が良くて今度こそ予定通り行けそうだと思っていたら、いつの間にか南海上で台風15号が発生してこの台風がまたのろのろで湿った空気を送り込んでくるものだから天気が悪い方に変わってしまった。今年の天気はどうなっているのだ〜とぼやきたいくらいに何時も山行日の近くになると天気が悪い方に変わってしまう。どうなるのかなと思っていたら、取りあえず決行しますとのメールを受け取り出発の準備をする。天気が悪かったら日帰りで遡行出来る西横川にするかもと言うので急遽西横川の地形図に水線を入れて用意した。

16日に新宿から高速バスに乗り駒ヶ根に向かう。このバスには他のメンバー3人と乗り合わせた。渋滞もなく予定時刻に駒ヶ根に到着、バスターミナルから歩いて駒ヶ根駅に行くと仕事が終わってから来る1人をのぞいて、参加メンバーが全員揃っていたのでタクシーで泊まる予定の官ノ台バスセンターに向かった。私はこの辺りに来るのは初めてなので様子が良くわからなかったのですがバスセンターの隣には大きな駐車場と公園があるのですね。初めは公園奥の東屋で泊まる予定でしたが雨が降る予報だし9人の大所帯なので駐車場の隣にあった屋根付きの無料休憩所に一晩お世話になることにした、このときにはまさか3日間ここにお世話になるとは思ってもいなかったけど・・・・

それぞれに持ち寄ったおつまみで前夜祭に突入〜その前に今回の世話人高橋さんから、明日の天気予報が悪く当初予定していた山行を中止にして代案の西横川にしたいと思うがという話になった。沢登りは無理しては危険だし、増水も心配だし、雨が降っていると焚き火も出来ないしで参加者全員が遡行変更を了承する安全が一番ですからね。そうと決まれば久しぶりに集まったメンバーで話も弾み夜も更けていきました。



※ルート:菅ノ台バスセンター〜(バス)〜しらび平〜入渓点7:55入渓〜(遡行)〜H1850m二俣8:15〜(西横川遡行)〜H2590m付近長谷部新道12:30/12:40〜(登山道)〜千畳敷13:50〜(ロープーウェイ)〜しらび平〜(バス)〜菅ノ台バスセンター

夜中に雨が降ったようですが気がつかなく朝です。天気はどんよりとしていて連休の初日だというのにバス停にも人があまりいません。私達も支度をして高橋さんの車に荷物を入れさせて貰いバスでしらび平まで行く。

バス停
バス停としらび平、7時なのに人がいない

どんよりとした天気だけどまだ雨は降っていない、支度をして入渓点の橋まで少し車道を戻る。橋から下に下りて1番目の堰堤を左から越え、2番目の堰堤は右から越える。しばらくはゴーロ歩きで小さな滝を1つ超えるとH1850mの二俣、右を見ると綺麗な滝が見えます。右は東横川で明日天気が良かったらこちらを遡行する予定とのこと、今回は左の西横川に入ります。

入渓
橋から見える堰堤に向かって沢に下りる

二俣
ゴーロを歩いて二俣に到着、左の西横川にはいる

出合いはナメ滝になっていますが問題なく通過、大岩のゴーロ帯を過ぎると5mトイ状の滝は右を登る。垂直4mの滝もホールドスタンス共に有り登れる。小滝とナメを登って行く岩はスラブで滑りやすい、前方に30mの大滝が見えたきた。

ゴーロ帯
ゴーロ帯の登りは疲れる

滝
ゴーロ帯が終わると滝が現れる

小滝
小滝を登る

大滝
前方に30m大滝が見えてきた

大滝は右から取り付き真ん中辺りで左に渡って登った。ホールドもスタンスもあるのでロープは出さなくて済んだが高度感があるので初心者がいる場合はロープを出した方が安全だと思う。大滝を登ると二俣、右俣に入ると10mのナメ滝が続くこの辺で小雨が降ってきた。

大滝
大滝の登り、ロープは出さなかった

奧の二俣
奧の二俣に到着

大滝の上からは10mクラスの滝を登るのでどんどんと高度を上げていく、上に行くにつれ沢も開けてきたがガスっているのであまり開放感が無いのが残念雨でスラブの岩が滑るので慎重に足を置いて登る。これでもかと滝が続きちょっと難しい2状6mの滝は右から直登して上に出ると前方に30mの滝が見えて来た、

前方にナメ滝
前方にナメ滝が見えた来た

滝

12mのナメ滝、左を登る

沢がひらけてきた
高度を上げて行くと沢がひらけてきた。

前方に大滝
前方に大滝?が見えて来た

近付くと段々になっていたのでそのまま登って行くと、上段が立っていてブッシュを掴んで登る。大滝の上も小滝が続き6m幅広の滝を登ったら水が涸れ傾斜も急に成って詰めの様相になって来た。

30m大滝
段々になっている30m大滝、落ち口が立っていて慎重に登る

最後の滝
6mの滝は右を小さく巻く

源頭
6mの滝の上は源頭の様相

ゴーロを登って行くと突然トラロープがあり長谷部新道に着いた。右上を見ると写真付きの遭難碑があり手を合わせる。少し休んでから長谷部新道(今は廃道になっている)を歩いて千畳敷に向かう、廃道になっているとは言え踏み跡は着いていて迷うことは無く千畳敷に着きました。途中から小雨が降ってきての遡行でしたが西横川は登れる滝が多く人気が有る沢なのが良くわかりました。

長谷部新道
目の前にトラロープが出てきて遡行終わり〜お疲れ様でした。

登山道から千畳敷
登山道から千畳敷が見えます

新道出口
長谷部新道出口にはこんな看板が・・・

ここに来るのは初めてですが観光客と登山者が入り乱れていて室堂みたいだ。今日は天気が悪いのでまだ人出も少なくロープーウェイにはすんなりと乗れたけどこれが天気が良かったら2時間待ちなんてザラらしい。

千畳敷
初めて来た千畳敷・・・なぁ〜にも見えませんね

ロープーウェイでしらび平に下りてバスで管ノ台バス停まで戻りコマクサの湯で冷えた体を温め、今晩も菅ノ台バスセンターの無料休憩所にお世話になる。明日は天気が良かったら東横川を遡行して解散、朝から雨だったらそのまま帰ると言うことに決まり、二班でそれぞれに夕食を作りまたまた宴会に突入したのでした。

コマクサの湯
コマクサの湯に入り、無料休憩所で夕食の準備します。

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