沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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奥多摩・シダクラ沢

※遡行日:2009・11/3(日) 晴れ
※遡行場所:奥多摩・シダクラ沢
※2万5千地形図:奥多摩湖



※メンバー: 恭子ちゃん、mogu
※ルート:奥多摩駅8:35〜(バス)〜惣岳バス停8:45〜シダクラ橋8:55〜シダクラ沢入渓点〜入渓9:15〜(遡行)〜H750m二俣11:15/11:25〜右又〜奥二俣〜小尾根取り付き11:40〜オオブナ尾根登山道12:20/12:40〜奥多摩湖バス停13:40〜(バス)〜奥多摩駅
温泉 観光荘

今年の沢登りでの目標は、自分で計画して沢を登ってみるだった。今までの沢は計画をして貰いそれに着いていくだけだったのでまずは何処の沢に行くか、私のレベルでは行ける沢も限られてくるのでガイドブックや人に聞いてアプローチの簡単な奥多摩のシダクラ沢に決めた。

次は誰と行くか、沢登りは普通の登山とは違いとても危険なので、沢になれていない人は私のレベルだと誘えない。出来れば私と同じくらいのレベルの人が良いと思い何人か当たってみたが、なかなか行ってくれる人が居なくて諦めていたところ、渓友塾で一緒だった恭子ちゃんから久しぶりにメールが来たので誘ってみたら行ってくれることになった。初めは佐藤くんも行く予定だったが最初に計画した日が雨で延期にしたら仕事で来られなくなってしまった。

2人では少し不安だったがこれを逃すともう今年は行けなくなると思ったので天気もいいので決行することにした。ネットで遡行記録を読むと詰めで間違うと大変と出ていたので、地形図に水線を入れるときもいつもより念入りに入れ、いろいろな人の遡行記録も読んでメモをしたり印刷したり、なんとか計画書も出来て恭子ちゃんに送る。やっぱり自分で計画して行くとなるといつもより慎重になりますね。

当日はこの冬一番の寒さ、防寒対策をしっかりしたけど沢だから寒いだろうなぁ。立川7時5分発の奥多摩行きは相変わらず登山者でいっぱいだ。青梅で恭子ちゃんと合流、奥多摩駅に着いたら着替えをコインロッカーに入れて鴨沢行きのバスに乗る。鴨沢行きのバスは混んでいて今回も2台出ていました、10分ほどで惣岳バス停に着き下りようとしたら運転手さんが親切に下りるところを教えてくれた。

車道から急斜面を下り惣岳渓谷のむかし道にでる、右に歩いていくとシダクラ橋が出て来て橋を渡ったところに小さな祠が有ったのでお参りしてから、祠の後にある踏み跡をたどってシダクラ沢出合いに下りここで沢支度をする。私も恭子ちゃんも久しぶりの沢登り、まして2人だけなのでゆっくりと焦らずに行こうねと話して最初は私が先頭で歩き出す。


惣岳渓谷に掛かるシダクラ橋

最初の滝4mは初めから右を巻いて入渓。2ヶ月振りの沢なので初めは足慣らしでゆっくりと歩いていくと堰堤が出て来てここは左から巻く。

F1
最初の滝は右を巻く


堰堤は左から

今日は寒いのでなるべく水に濡れたくないねといいながら次の小滝も巻く、まだこのあたりは傾斜もなく歩きやすい取水口を過ぎると小さな釜を持った小滝の続き、2人で何処を登るかじっくりと見て進む。左に枝沢を分けると二条4mの滝は左を登るが落ち葉が有るので滑りやすく慎重に登った。次に出て来たナメ滝をと次の滝もホールドスタンスも有り直登する。


小滝


二条の滝

日が差した所で休憩、ここから恭子ちゃんが先頭を歩く。小滝を登っていくと日が差して水がキラキラして綺麗〜思っていたよりも寒くなく順調に登っていく。


綺麗な滝

前方にこの沢最大の二段6mの滝が見えて来た。2人で何処を登るかじっくりと見て左を登ることにしてまずは恭子ちゃんが先に登っていく、見た目よりもホールドスタンスがあったが落ち葉が滑るので慎重に登り無事に滝上に出てほっと一息。

二段6mの滝
6メートルの滝は左を登る

小滝を何個か過ぎるとゴーロになり大岩が出て来た。H650m付近左の涸沢を過ぎると、ミニミニゴルジュで3mのチョックストーン滝の登りが見た目ホールド無くて難しそうだったので巻こうと思ったが巻もグズグスで怖い。もう一度滝の所に行き膝まで浸かって取り付きなんとか登った。次の小滝もハングしていて滑りそうで怖かったがなんとか登れた、この2つの滝の登りはちょっと緊張した。


登れる小滝が続く

この後も小滝が続き大岩の所4mの滝は左を登りすぐ上にも4mの滝が出て来てここは右を登る。小滝が多く夏だったらシャワークライミングが出来そうだ。


二段の小滝


大岩横のトイ状の滝は左を登る


二俣手前の4m幅広滝

この滝が終わるとゴーロ歩きになり大きな木が見えてきたらH740の二俣に到着この大木にはワイヤーが食い込んでいた。二俣で休憩して詰めのルートを確認する。

二俣
二俣に着きました。

ここから再び私が先頭になり、二俣を右に入り小滝を越えて次の4mの滝は右を登る。すぐに右から涸沢が出て来てここが奧の二俣?そのまま真っ直ぐに登っていくがもう滝もなく傾斜も急になってきたので(もう少し先に行くと奧の二俣だったらしい)右の尾根に取り付くことにした。


二俣を右に行き右の植林を登った

杉林のなかを直登していくといつしか自然林になって落ち葉が滑るので登るのも大変。沢の詰めはやっぱりきつい〜アキレス腱を目一杯伸ばし尾根を外さないように登っていくと目の前に大岩が出て来てそこを迂回しながら登りやっと登山道に着いた〜大きな木が出迎えてくれました。


登山道には大きな木が有った

予定の詰め上げる地点よりは下に出た感じで、家に帰ってから他の人の記録を読むと、二俣から右に入り私達はすぐに右の尾根を登ってしまったがもう少し登っていくと奧の二俣が有り、そこを左に登ると1128m地点付近に出られたようだ。

とにかくなんとか登山道に出られ恭子ちゃんと握手!!、初めて自力で沢を遡行することが出来て2人とも達成感でいっぱいだった。時間的には御前山に登れましたが詰めが大変だったし2人とも沢で神経を使い疲れていたので今回はパス、大ブナ尾根を奥多摩湖に向かって下山しました。


サス沢山から奥多摩湖

初めて自力で登ったシダクラ沢、大きな滝もなく持っていった30mのロープは使わなかった。また詰めもヤブ漕ぎ無しで迷うことなく登山道出られるので私達のような初心者にはちょうど良い沢でした。今年の目標であった自力で沢を遡行するが実現できたのは、いっしょに行ってくれた恭子ちゃんのおかげですありがとう〜また来年も行きましょうね。
奥多摩 | permalink | comments(8) | -

この記事に対するコメント

遡行計画書というか山行計画書ですね。ちしろさん達も山や沢に行くときには書くでしょ?沢は山とは少し書き方が違う(装備とかね)ので、初めて沢の計画書を書いたのです。

小坂志川本流レポ待っていま〜す。出来れば遡行図取ってきてくれると嬉しいな。
mogu | 2009/11/12 7:36 AM
遡行計画書ってあるんですか?
知りませんでした。

小坂志川は18日になりましたので、
記録頑張って書きますね。
でも、moguさんの記録は、相変わらず素晴らしいですね!!
私もいつもお世話になっていました。

機会がありましたら、ぜひ、勉強させてください ☆
ちしろ | 2009/11/12 7:31 AM
なんだ〜ちしろさんシダクラ沢遡行していたのね(^^)

登山計画書は書けますが、遡行計画書はまだ書いたことがなかったので今回初遡行計画書だったのですよ。なんとか無事に遡行できてほっとしています。

小坂志川本流、ここは来年行こうと思っている沢です。遡行したら教えてください、また機会がありましたらお誘いますね。
mogu | 2009/11/12 7:31 AM
祝・初自力沢遡行!!!

moguさん、おめでとうございます。
記念の遡行にご一緒できなくて、とても残念です。
シダクラ沢だとは知りませんでした・・・
私は連れて行っていただいたんですが、今年7月に3人で遡行しました。
ですから自力での遡行、尊敬いたします。

今度、また声をかけていただけると嬉しいです。

明日は、小坂志川本流の予定でしたが、
雨で延期になってしまい、力ぬけてます(笑)。
ちしろ | 2009/11/12 7:29 AM
sawakazeさん、こんばんは
渓友塾の先輩に誉めていただいて、なんだか照れちゃいますがありがとうございます。3年間習った集大成として、自力で沢登りするのが目標だったので実現できて良かったです。

sawakazeさんがおっしゃっているように自力で登るということは大切なことですね。これからも、このレベルの沢を少しずつ登って、こんどは自力で泊まりの沢に行くのが目標です(^^)

これからも応援よろしくお願いいたします。
mogu | 2009/11/12 7:29 AM
moguさま

自力での沢登り、成功おめでとうございます。
渓友塾で出掛けていた頃のmoguさんの沢登りブログは、詳しく報告されてあったので、いつも参考にさせて頂いていました。
多分、初級から中級の沢登りをする人には、moguさんのブログは良く読まれていると思います。
沢登りは、ある程度できるようになったら、自分の力で登ることが重要だと思います。
自力で登ってこそ、技術も身につくものと考えています。
私も渓友塾に一年ほどお世話になりましたが、今は友人たちと沢を登っています。
これからも、moguさんのブログを応援しています。

隠れmoguファンより
sawakaze | 2009/11/12 7:28 AM
MINMINさん、ありがとうございます。

やっと自立できた気がします。
計画したときにMINMINさんに行って貰おうかと思ったのですが、今回は自立が目的だったので行って貰うと絶対に頼ってしまうと思い断念しました。

来年の春にまた行くつもりなのでその時には是非一緒に行ってくださいね〜よろしくです。(^^)
mogu | 2009/11/12 7:27 AM
本当におめでとうございます!!
喜びが文中からあふれ出てくるようで、こちらまで嬉しくなりました。ちょっとウルウルかも・・・・。

いままでの地道な努力が結集したなあという感じでしょうか。私も実はこの沢は初級向けでいいなと思っていたので、いつか登るつもりです。今年はハセツネ関係で過ぎていってしまい、沢登りは結局行けないで終わりそうですが、来年あたりは復活するかなと思ってます。
私は以前単独で、あんまり考えずにノー天気に沢を数本登ってましたが、やっぱりメチャ緊張しますよね。私も声かけてほしかったな!なんて思っちゃいました。
MINMIN | 2009/11/12 7:26 AM
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