沢登りブログ

moguの沢登り体験記
※コメント欄はスパムが多いため『認承制』とさせて頂いております。
<< May 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 奥秩父・東沢釜ノ沢西俣 | main | 西丹沢・モロクボ沢水晶沢と用木沢源太ワナバ沢 >>

南会津・安越又川道行沢

※遡行日:2011年10月18(火)〜19(水)
※遡行場所:南会津・安越又川道行沢 ※2万5千地形図:内川
※メンバー: さわね2名、mogu
温泉 檜枝岐温泉燧の湯



10/18 曇り のち 晴れ

※ルート: 小立岩大久保橋7:00〜安越又川林道(所々崩壊)〜林道下りる9:55〜安越又川遡行〜H1019m道行沢出合い10:30/10:45〜道行沢遡行〜H1190付近二俣11:35/12:00〜戻る〜出合い着12:45幕場

さわねでは会津地方の沢や山をよく登っています、私はこの山域はあまり遡行したことが無かったので行ってみたいなと思っていましたが、天気が悪かったり日程が会わなかったりでなかなか機会が無かった。やっとジョーさんの企画で安越又川道行沢から尾根を乗越して黒谷川下梯子沢を下降、二俣で泊まり上梯子沢を遡行してまた安越又川西沢を下降するという秋の紅葉を見ながら沢旅しませんかという企画が出たので今度こそと申し込んだ。

前夜発で南会津の某所で泊まり、朝林道のある橋まで移動する。天気は朝小雨が降っていましたが歩き出すときはやんでどんよりとした曇り、林道はなんと7月と9月の豪雨で林道が崩壊していて新しい工事用の道路が出来ていた。ジョーさんは今期黒檜沢・保太橋沢・下ノ沢を遡行しているので状況は判っていたみたいでしたがこれほどまでとは思っていなかったようです。取りあえず予定通りいくことになり、橋の側に車を駐めて歩き出す。

出発
工事用の道路を歩き出す

爪痕
豪雨の爪痕が・・・

新しい林道を歩いて行くと左には旧道だったろうという道がある、壊れた橋が出てきて本来の林道はこの橋を渡り右に行くのですが、道が無いのでそのまま直進していくと渡れない沢にぶつかったのでここで沢靴に履き替えて靴はデポした。工事車両もここまでらしくこの後は本来の林道を歩いて行けた。

橋
壊れた橋、本来の林道はこの橋を渡っていくらしいが道が無い

寸断されていた
工事用の道路も寸断されていた

本来の林道
本来の林道にやっと出た

と思ったら20分ほど歩いて行くと林道が崩壊していている!!支流の沢がざっくりとえぐれいてどう見ても渡れない、下りようとしたらガラガラと崩れてそのままでは下りられないので懸垂下降で沢床に下りた。そのまま河原に下りて適当な所でまた林道に上がった。今期初の懸垂下降が沢の中で無くて林道なんて思ってもいませんでした。

懸垂
林道が寸断されていたので懸垂で下りるmogu(写真@ジョーさん)

その後小さな枝沢が何箇所も崩壊していて渡るのに苦労します、壊れた堰堤の所でとうとうちゃんとした林道も終ってしまいました。その先はヤブになっていて沢からも高く滑りやすいので慎重に歩いて行く。それでもむかし道だったところはヤブでも何となく歩きやすいです、その踏み跡も無くなりここで沢に下りて遡行することにした。右を見ると立派な石積みが見えて林道だったのが判りますがもう道はない。沢を歩いていても豪雨の爪痕が至るところに残っていてその凄まじさが判る。

沢にに下りる
とうとう道が無くなり沢に下りる

石積み
林道の名残の石積みが残っていた

遡行
沢を遡行

河原に下りてら40分ほど歩いてやっと道行沢の出合いに到着した。出合いは左から東沢も入ってきていて丁度十字路になっていて広い。少し休んでから右の道行沢に入る、出合いはやはり土砂が堆積していましたが少し登るとトイ状の岩盤が出てきて綺麗です、この時間になると天気も回復して来て青空が見えてきた。

出合い
出合いに到着〜少し休んで道行沢に入る

道行沢
紅葉真っ盛りの道行沢

小滝
こんな小滝も出て来ました

岩盤はすぐに終わり後はゴーロ歩きが続き、沢が荒れているのでゴーロ歩きも大変。道行沢に入り1時間ほど歩いた所でH1190の二俣に着きお昼にする。ここでジョーさんからこのまま遡行しても時間的に予定の泊まり場まで行くのは難しいので今回はここで遡行中止にして戻りませんかと提案。秋の夕暮れはつるべ落とし、まして谷の中ではすぐ暗くなってしまう。今回の沢はピークを目指すものではなく沢旅なので無理に登る事も無い、私もクマチさんも戻ることに賛成して出合いまで戻ってそこで泊まることにした。

二俣
二俣

戻る
戻ります

下降
お日様が出て紅葉が綺麗です

出合いには13時に着き早速泊まるところを物色する。広い河原は泊まれるところがたくさん有り、その中で平坦な砂地で左から枝沢も入っていて水場近い所に決めタープを張りその中にテント形のツエルトを張る、これで寒さ対策もバッチリ。薪も豊富に有りました火を付けるのはまだ早いのでジョーさんは西沢の偵察に出掛け、クマチさんはお昼寝、私はというと釜ノ沢で強打した膝がまだ痛かったので沢の水で冷やしていました。天気もいいしなんとも言えずのんびりとした時間が過ぎて行きます。

泊まり
今日はここに泊まります

ビールを冷やす
ビールを冷やしま〜す

ジョーさんが戻り焚き火を付ける、今回の食当はジョーさんなので何を作ってくれるのか楽しみ ラッキー お米はといでしばらく置いて、まだ明るいけど待ちきれなくなりビールで乾杯〜それぞれにおつまみが出てきます、夕食はジョーさん特製の麻婆ナス丼とスープでした。こんなにのんびりと焚き火の前に居られるのは久しぶりです。

おつまみ
ジャコ天とウインナーを焚き火であぶっていただきます

夕食
ジョーさん特製の麻婆ナス丼、美味しくいただきました

焚き火
焚き火の前で・・・


-------------------------------------------------------------

10/19 晴れ
※ルート: 幕場8:20〜安越又川遡行〜林道9:00/9:10〜小立岩大久保橋11:40着〜檜枝岐燧の湯

快適なテント場でぐっすりと眠れましたが、テント形のツエルトが結露で濡れていた、タープの下だから夜露は大丈夫だろうと思っていたので結露までは思い至らなかった・・・でもタープだけよりも寒くなく眠れました。今日は元来た道を帰るだけなので朝もゆっくりです。朝食もジョーさん特製のカニ雑炊、またまた美味しくいただきました〜ご馳走様です。

朝食
ご馳走様でした


もう一品、昨日来る途中で採ったブナハリタケとミズの炒め物

この後戻り道は写真にて・・・

出発
名残惜しいけど出発〜

?
橋の上に木が有るのだけど・・・根っこは何処に?

豪雨の爪痕
根っこが絡まってまるでオブジェのよう、水の力って凄い

えぐれている
ブナの下がえぐれています、崩落するのも時間の問題かも

ここから林道に
ここから林道に上がります

ヤブ
林道といってもしばらくはヤブ漕ぎです

また懸垂
来るときは登れた崖も下りられなくて懸垂しました〜

やっと林道に
やっと普通の林道になりましたが、この先に来るときに懸垂した崩落箇所があるのです

高巻き
懸垂したところは、河原に下りても登れないので帰りは高巻きました


やっと戻って来ました〜途中で測量の人達と会ったけど新しい林道作るのかな・・・

豪雨の爪痕、実際に目の当たりにするとその凄まじさが判る。豪雨の前の安越又川はブナの森の中をゆったりと流れていたのでしょう、回りの森を見上げると巨木が多く素晴らしい森だったことが判るだけに残念ですね。でも豪雨も自然の一部、何十年掛かるか判らないけどきっとまた元の素晴らしい森に戻ることでしょう。



帰りは檜枝岐まで戻り燧の湯に入ってから帰路の途中、ジョーさんお気に入りの「道の駅番屋」に寄って遅い昼食を取る。頼んだ天ぷら蕎麦は美味し〜それとこのお店特製の行者ニンニク入りの餃子も美味しかった。それから普段山の帰りにはおみやげは買わないのですが、南会津はトマトが名産らしく思わず「南郷トマトジュース桃太郎」を買ってしまった。送ってもらったのですが美味しいトマトジュースでした、また取り寄せようと思います。それから乾燥マイタケとハチミツも買った。

ガンバレ福島ガンバレ南会津


尾瀬・檜枝岐・那須・日光 | permalink | comments(1) | -

この記事に対するコメント

管理者の承認待ちコメントです。
- | 2015/05/19 10:02 PM
コメントする