沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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奥多摩・南秋川矢沢軍刀利沢(ぐんだりさわ)

※遡行日:2007・3/10(土) ※2万5千地形図:五日市

※遡行場所:奥多摩・南秋川矢沢軍刀利沢 晴れ時々曇り

※メンバー:
:塾長・アシスト石田さん・Oさん・Iさん、Sさん、mogu

※ルート:武蔵五日市駅〜(車)〜軍刀利沢手前林道〜(車道・徒歩)〜軍刀利沢出合い〜軍刀利沢入渓〜(遡行)〜三国峠〜(登山道)〜(山道)〜矢沢林道〜(車)〜つるつる温泉〜五日市駅
※立ち寄り湯:
つるつる温泉
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止


今回の軍刀利沢も去年遡行しているが季節は一ヶ月後の4月後半、丁度芽吹きの頃で新緑が綺麗で帰りにはタラの芽を取って帰ったりと楽しい想い出の沢でしたが・・・(苦しかったことは忘れてる)

今日のメンバーは日和田の実技でご一緒したOさん、何年か前に渓友塾に入られたのだけど仕事の関係で辞めて再度入塾したそうで、ブランクがあるので体力的に心配だとご本人談、塾長にも一番心配と言われていた。Iさんは私と一緒に沢とも会からで今季初の沢になる。Sさんは先週の葛葉で一緒、もう1人のSさんは日和田の岩トレでガンガン登っていた8期で一番若い。Sさんが2人なので若いSさんはちゃんづけて書かせてもらいます。


矢沢林道に車を駐め支度をして入渓地点に向かう、今日の沢トレはへつりの練習と葛葉と同じ懸垂下降・プルージック登攀、注意は滑りやすいから注意するようにとの事。

入渓点に向かう
お天気は良いけど風は冷たい

出合いに着いて、塾長・Oさん・Iさん、私、Sさん、Sちゃん、アシストの石田さんの順番で入渓。去年と違いまだ3月上旬の沢の中は寒々としている。塾長が今シーズンこの沢に入るのは私達が初めてだという、誰かが入渓していれば判るそうだ。なので誰もまだ歩いていないのでいつにもまして滑るからと言われた。見た感じでは判らないけど沢の中でも誰かが先に歩いていると判るものなのですね。

入渓
秋川林道から入渓

入渓してすぐにあるへつりの場所で一回目のへつり練習、今日は合わせて三回のへつりの練習とシャワーになるかもしれないの滝登りがあるらしい・・・で、塾長の足の置き方を見ているといとも簡単にいくのですが、いざ自分が行くとやっぱり足の置き方が悪くドボン、膝まで浸かる。ここで落ちたのはOさん、Iさん、私の3人でした。

へつりの練習
へつりの練習・・・まだ足元が危なっかしく滑って膝まで水に浸かる。

小滝を越えて行く
小滝を越えていく

次ぎに広い河原に出たらここで地図の確認と今日が初めて実技講習のOさんとIさんにおんぶ体験をしますと、先週やった私にも2・3歩しか歩いていないので改めてやるようにと言われた。女性どうして初めに私がIさんを背負って歩く、前回よりは長い距離を歩きました。次ぎに反対になりIさんが私を背負う「痩せておいてくれて良かったわ」と言われた・・・ごもっともです。(私のビフォー・アフターを見てみたいという奇特な方は去年の白毛門沢のレポ見てね。)

おんぶ体験
前回よりは長い距離歩きました。

ここから軍刀利沢のゴルジュ帯に入っていきます。まずは倒木が掛かっている滝を登ってから次々に現れる小滝を登りしばらく行くと大滝の所に出た、前回もここで懸垂下降の練習をしましたが今回も同じ所で1回して次ぎにプルージックでトラバース、前回も来たときに掛かっていた残置ロープが有ったが、残置ローブには手を掛けないよう注意された。そして少し高い15mの場所からもう一本懸垂下降の練習をする。

懸垂下降とトラバース
懸垂下降とプルージックでのトラバース

懸垂下降
大滝の側で二回目の懸垂下降

ここまでで結構時間が掛かってしまい練習が終わったら1時近くになりここでお昼。お昼を終わってからもまだ沢の中盤で少し登った先には5メートルの滝があり、そこが下手をするとシャワークライミングになると言う滝でした。幸い水量が少なかったのでまともに水はかぶらなかった。みんなもそれぞれに何とか登る。

登る
左の滝が少し難しく下手をするとシャワークライミングになるという滝。

次ぎの滝ではプルージック登攀の練習が待っていた。ここは葛葉よりも難しい登りでやOさん何回かトライしたけど登れず塾長に降りるように指示された。足の置き方が悪いと言われていた。Sさんは難なく登り、次ぎに登ったのがIさんですがブルージックで登りランニングビレーを通して登るのにロープを外してしまい下から塾長に言われてパニクってしまったのかなかなか出来ないで居た。次にSちゃんは難なく登る。

最後は私なのですが登るのを待っていると足の下から冷たくなり、自分が登る番になると足が寒さで思うように動かなくなっていたので慎重になんとか登る。最後にOさんは確保して貰い登る。

プルージックで登る
プルージック登攀、葛葉の岩は乾いていたので登りやすかったが、軍刀利沢は岩も濡れていたし苔もついていて葛葉よりは難しかった。

次ぎには最後のへつり、ここは釜が深く落ちると寒そう〜Oさんが初めにトライして核心を過ぎてもう少しの所で落ちた、やっぱり腰まで浸かっていた。後は順番通りに通過していく。

最後のへつり
落ちたら腰まで水に浸かるので、落ちないように慎重にへつる・・・

ゴルジュ帯最後の滝の所は登れないので右側を巻いてのぼり、滝の落ち口に降りるとき塾長がここは滑りやすいと言っているのが聞こえていた。その時前を歩いていたIさんが滑った!!一瞬みんな凍りついた・・・幸い止まったので事なきを得ましたが、塾長は10年くらい寿命が縮んだのではないかと思う。危機一髪でした〜止まらなかったらと思うとゾッとします。本人はなんで滑ったのか判らないと言っていましたが、滝口に降りる一歩を滑りやすいところに置いてしまったのでしょう。

ゴルジュ帯を抜けて
ゴルジュを抜けて一安心

その滝を越えたら後は詰めだけで時間も押してきたのでいそいで登ります。最後の二又で休憩を取り後はいっきに稜線まで詰め上げる。登っているときそう言えば去年もこの詰めがきつかったなぁ〜と思い出し沢から登った人しか見られないカタクリの花を見たのを思い出した。

詰め
最後の詰めは落ち葉の中を登っていく

16:30分に三国峠に無事到着、日暮れが迫っているのでここから車が置いてある矢沢林道に高速下山。下山ルートは去年も降りたタラの芽街道ですがもちろんタラの芽は出ていません。ほとんど走り下り17:25分林道に到着、なんとか日暮れまでには戻れました。


※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
今回はほんとに寒かった〜3月だし天気予報は冬型で寒いと言っていたので、防寒対策をしていったし雨具も着ていたので上はそんなに寒くなかったけど、待っているときに足が冷たくなり感覚が無くなったのには参った。やはり人数が多いとなにをするのにも時間が掛かるのですねぇ〜これも去年の沢友会と違うところ。

軍刀利沢の岩は水に洗われてつるつるで苔もついていて滑りやすい、へつりも滝もいかにフリクションを効かせて登れるかが問題。自分の中で滑るのではないかという恐怖心がまだありこれを克服しないとな〜と思った。

それとIさんの危機一髪・・・私の目の前だったのでほんとにびっくりした。事故が起こる時って一瞬のこと。実は私も前に登山道から6メートル位落ちたことがあるのです、このときも一瞬で本人は何が起こったのか判らなかったが周りにいた人は驚いたと思う。このときもなにげに置いた足元が滑り滑落、幸い打撲で済んでなんとか歩いて戻れましたが一瞬の油断が大事故になる。

Iさんから後でメールを貰い「やっぱり沢は楽しい」と言ってきたので良かった拍手

沢登りをやりたいと本気で思って入ったのだから、Oさんのように沢の中に何度も落ちようが、私のようにずり落ちて膝を打とうが、Iさんのように滝から落ちそうになろうが、雨が降ろうが槍は降らないけど(笑)きっとこれからもめげないで続けていけると思った。中年組ガンバロウね!!
沢登り教室補講 | permalink | comments(2) | -

この記事に対するコメント

sakayaさん、こんにちは〜♪
レポ見ていただきありがとう。
去年とは偉い違いでしたよ、軍刀利沢は新緑の季節がいいですね。私のは山行にならないけど、タラの芽街道でタラの芽採りたいな〜

来月からはもっと大変になるらしい・・・私達の奮戦記、見守っていてくださいねぇ。
mogu | 2007/03/14 8:58 AM
軍刀利沢、人が言うほどやさしい沢じゃないから、お見事。がんばってますね。参考にさせてもらいます。Iさん無事でよかったです。
sakaya | 2007/03/14 12:16 AM
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