沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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奥秩父・一之瀬川竜喰谷

※遡行日: 2007・6/10(日) ※2万5千地形図:雁坂峠・柳沢峠

※遡行場所:奥秩父・一之瀬川竜喰谷 雨

※メンバー:塾長、アシスト久美さん、Maruさん(中級)、Iさん、Takaさん、Satoさん、Siさん、mogu。

※ルート:鳩ノ巣駅〜(車)〜竜喰谷入渓点〜竜喰谷入渓9:30〜(遡行)〜曲滝12:30〜大常木林道16:25/16:45〜(山道)〜二ノ瀬18:10着〜(車)〜鳩ノ巣駅
※立ち寄り湯: もえぎの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

6月の実技は滝の登攀と言うことで、ほとんどの滝が登れる竜喰谷。この沢は沢とも会で秋の晴れた日に遡行していて明るい綺麗な谷だなと言う印象でした。今回は緑濃い雨の中の遡行となり去年とはまた雰囲気の違う竜喰谷です。竜喰谷は入渓点と下山場所が離れているので、一台を下山場所に置きに行く。入渓点には車が3台置いてあり釣り師の人が入っているようです。

支度をしてから竜喰谷の注意点を聞く。苔があり水量も多く滑るので油断しないように。へつりが1回とシャワークライムで登る滝があるとの事。塾長・Takaさん、Satoさん、Iさん、mogu、Siさん、Maruさん、久美さんの順番で入渓。林道から一之瀬川本流に下ります、ここでスクラム徒渉をする。

ダイヤスクラム徒渉

※ 水深が腰より少し低い程度までの急流を渡るときの徒渉方法。
※ 隣の人のザックベルトをお互いにつかんだ形で繋がり、上流に向い横一列になる。
※ 順番は一番初めは力のある人、真ん中に弱い人か体重の軽い人。
※ ザックの腰ベルトとショルダーベルトは外す。(流された場合ザックがすぐに外せるよう)
※ 歩き方はすり足、送り足で進む。足を交差させたり揃えたりしない。
※ スクラム徒渉が出来るのは腰より下くらいの水位まで、それ以上の場合は危険。

スクラム徒渉
今回は女性3人でSiさん、Takaさん、moguで渡りました。

本流を渡り少し上流に行くとすぐに竜喰谷の出合い、昨日雨が降っているので水量も多いが思っていたよりは少ない。出合いからすぐに幅広で釜を持った滝が出て来てここはMaruさんの確保で登る。

ワイド
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ミニゴルジュを過ぎるとナメ滝が出てくる。そこでナメの歩き方を教えて貰う。まず、逆層になっている場合があるのでなるべく岩のへこみとか筋とかに足を置く、水が白く波立っているところには足場が有る。

ナメ

説明を聞く
塾長の説明を聞く。

滑床が続いて次ぎに出て来た滝が精錬場の滝、この滝は唯一のぼれない滝で右を巻きます。

精錬場の滝

次ぎに現れたのはへつりの滝、たしか去年もへつったはずですが今回は雨で岩も濡れていて滑りそう〜と思ってしまうと落ちたくないので慎重になってしまう。ホールドを上に取りすぎて塾長に注意された。

へつり
へっぴり腰でへつる

ここを越えると次は10m下駄小屋の滝の所に出た。ここもMaruさんがリードで登り確保してくれる。この滝登り始めはホールドもスタンスもあり簡単に登れるのですが、見えない上の所に倒木が掛かりそこをまたいでからがツルツルの岩でそこの一点に足を置いて滝上に上がるのですが、その一歩が躊躇して出ない・・・なんとか思い切って一歩を出して登れた。

下駄小屋の滝
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次ぎに階段状の滝を登ると、竜喰谷の核心曲滝の所に出た。去年ここは見ただけで高巻いたのですが今回は登る。ゴーゴーと音を立てて落ちる滝は迫力満点。ここで塾長が登るルートの説明をしてくれた、まずは中間のテラス状の所まで登り、その上にもう一段あるテラスの所に二本の小さなクラックがあるのでそれを探して手がかりにしないと登れないとの事、そこを登れれば上にしっかりとしたホールドが有るのでそれを掴んで登る。後は水流の方にルートを取って登る。事前にこれだけ教えて貰い、この滝だけは塾長リードで登って確保。みんなの登るルートをよく見て登るイメージをするが、実際に取り付くとなかなかイメージ通りには行かず大変。

曲滝
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曲滝

滝のしぶきを浴びてなんとかテラスに着き2つのクラックを探す、テラスに付いたら左に寄ると見つけら登れた。滝の登攀は緊張する今回は特に雨が降っていたのでよけいに滑る気がした。結局12:30分に登り初めて全員が登り終わったのが13:20でした。滝上でやっとお昼〜雨の中、ポットに入れてきた温かいお茶が美味しい。

お昼を食べた所からすぐに2mの小滝を登り中ノ沢の出合いを過ぎ、倒木がオブジェのように掛かった滝は右を登る。

小滝

次ぎに出て来た階段状の滝はシャワークライミング、今までで充分水は浴びていますがここがトドメ(笑)Maruさんの確保で登り、私達の勇姿を撮るために塾長はカメラマンに変身。

シャワークライム


写真を見ると綺麗な滝ですが、登っているときはそんな余裕有りません。

竜喰谷は次ぎ次ぎに登れる滝が出て来て、滝と滝の間はほぼ平坦な河原歩きとナメの歩きが続くので歩きに関しては楽といえば楽。この滝は去年も登ったと思うが・・・Maruさんリード・確保で登る。

滝
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最後にロープを出して登る滝、登る順番を待っていると手がかじかん来て、いざ登るときには手袋をしていても手がかじかんで力が入らなくなる。

滝
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今回スタンスを見つけるのに少しとまとったので、去年登った写真を見ると登るライン倒木の下の方に取っている・・・ルート左に取りすぎたのかも。

寒いと思考能力も低下するのでそうすると登攀に時間が掛かり、余計手・足が冷える悪循環。真夏でも沢の水は冷たいし、特に雨の時などは防寒対策が重要だと思った。



この滝を過ぎると階段状の滝やチョックストーン滝を登り、ナメの河原を歩いていくと沢も細くなり穏やかな流れになってくると大常木林道は近い。

終了

1480m付近の枝沢を分けて左に進むと沢もだんだんと細くなり崩壊場所を過ぎると盾ノ沢出合い、右に進んでいくと突然目の前に大常木林道の橋が出て来てここで16:25分遡行終了。ここからは二ノ瀬まで大常木林道を通り戻った。

※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
去年の記録を見ると10月に遡行しているので、林道に出たのが14:30分に着いている。今回はほとんどの滝を登っているので、それだけ時間が掛かるので講習の場合は日の長いこの時期の遡行になるのでしょうね。でも、新緑の時期の竜喰谷もなかなか良いなと思う。同じ沢を遡行すると季節やお天気で印象が全然違うのが面白い。

去年
06年10月の竜喰谷・曲滝。

滝の登攀が多い沢なのに今年初めて雨の遡行、ただでさえ滑りやすいのに今回いつもの日帰りのザックではなく泊まりようのザックを背負ってきたからか、バランスを崩して滑った場面が結構有った。それに滝の登攀は滑って難しく、途中で前の人が滑って一緒にドボンしたりと雨の時の登攀の難しさが良くわかり良い経験をさせて貰った。それにしても大変な沢だったけど終わってみれば面白かったなんて思う。来月からは水線遡行の講習が始まるので寒さ対策を考えなくてはね。
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この記事に対するコメント

SAKURAさん、あきれているでしょ〜(笑)
もちろんシューズに水入りますよ、でも、登山靴とは違うのでまったく違和感なく歩けます。

私の場合は山と沢に行って元気貰って来ているのかもねぇ〜SAKURAさんも元気出してね!!
mogu | 2007/06/26 10:54 AM
久しぶりに伺ってみました。
お〜!凄いシャワークライミング…
渓流シューズって水は入らないのかなぁ…?
靴の中が水浸しなんて耐えられないし、真夏ならまだ許せるけどシャワークライミングは寒そう濡れそう…修行…?(笑)
本当に好きでなくちゃできない世界だよね!

ツクモグサレポも見せていただきました。
やっぱり、moguさんは晴れ女だわ〜♪
羨ましい元気ものだーーー!

何だか、あちこち伺えません。
何もしなくても疲れて…スッキリ行かないわ!
SAKURA | 2007/06/25 10:52 PM
MINMINさん、こんばんは〜♪
いつも見ていただいてありがとうございます。

岩も同じだと思いますが、まずは基本が大切だと思うのです。一歩間違うと命に関わる事をしているのだという自覚が大切、きちんとした指導者の下で教えて貰っているので安心です。(覚えはわるいので怒られますが・・・)
今年は自分の中で沢登りに集中しようと思っているので、そんなには苦にはなりません。やっぱり沢が好きなのですね。
mogu | 2007/06/17 9:23 PM
毎回必ず沢レポを拝見してます。自分は水が苦手のせいか、寒そうか今回のレポをみると、自分までとっても寒く感じちゃいました!

いつも思うのですが、登山教室的な形で沢登りに行くレポを読むと、人数もたくさんいるし、ペースも速いし、修行のように感じませんか?恐そうな?先生もいるようだし。(苦笑)月にそれが2回かそれ以上あるとなると、忍耐の連続みたいに思うのですが、どうなのでしょうか? 私はもともと癒し系のところしか沢は行かないと思っているので、段々進化されているmoguさんを拝見していると、すごいなあ・・・の連続です。
MINMIN | 2007/06/17 11:18 AM
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