沢登りブログ

moguの沢登り体験記
※コメント欄はスパムが多いため『認承制』とさせて頂いております。
<< October 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 奥多摩・水根沢 | main | 中ア・正沢川細尾沢 >>

大源太・大源太川北沢

※遡行日: 2007・8/12(日) ※2万5千地形図:茂倉岳・巻機山
※遡行場所:大源太・大源太川北沢
※メンバー:塾長、アシスト久美さん、Yamaさん、Iさん、Sugiさん、Siさん、Masuさん、mogu
※ルート:
11日:越後湯沢駅集合〜(車)〜土樽付近の公園(テント仮眠)
12日:登山口林道終点7:00〜(登山道)〜村木沢出合入渓点7:25/7:35〜北沢本谷遡行〜1100m付近3俣10:05/10:20〜1520m付近ヤスケ尾根登山道14:55〜山頂往復15:30下山〜(登山道)〜村木沢出合16:25/16:45〜大源太登山口17:05〜ハープの湯〜越後湯沢駅
※立ち寄り湯: 鳥井原温泉・ハーブの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

8月の実技は草付き処理の仕方とスラブ登攀の講習。スラブというのは『スラブと日本で言えば、おおよそ立ち込める程度までの斜度で、凹凸の少ないノッペリとした壁面を指す。』のことで、草付きとは『草によって登攀可能となっている場所を指す。草が抜けることがあるので注意を要する。沢登り、岩登りにはあるが、一般登山道には少ない。』(参考資料:山どんの資料室 )と言うことで、草付きのスラブというとホールドスタンスも少なく滑りやすい。スラブの登り方は細かくスタンスを取るのではなく、大きくスタンスを取って立ち込む。イメージとしては階段を二段とばしで登る感じになるかな。しっかりと膝の上に体重を乗せないと立ちこめないし、ちゃんと立ち込めないと滑る。

大源太、私には少し難しいと言われいたのですが、今回参加出来ることになり結構緊張して集合場所いった。前泊して朝大源太登山口に着いたら結構車が駐まっていて人気のある山みたいだ。講習前の注意は大源太北沢は滝の登攀が多く、上の方のスラブはホール・スタンスも細かく滑ると止まらないので注意、草付きは腕に頼らず足で立つ事と言われる。塾長、mogu、Yamaさん、Iさん、Siさん、Masuさん、Sugiさん、アシスト久美さんの順番で出発、2番手歩くなんて久しぶりで緊張する。

入渓
登山口と入渓地点

大源太の登山道を歩いて村木沢出合いの所から入渓、沢の水は結構冷たくて気持ちが良い。昨日の白毛門と連ちゃんのIさん、Siさんは昨日の暑さに比べると大源太は木陰もあるし涼しいと言っている。入渓してすぐに小滝が続き6mの滝はザイル確保で登る。今回は滝を塾長の後一番で登る、いつもならみんなの登るのを見られるけど、今回はそれがないので塾長が登るのを目を皿のようにして見る。でもはじめに登ると上で待っている時間が結構あって休める。下で待っていても休めるけど、これから登らなくてはならないので休めるようで休めない。


水量が多い

F1
この滝は確保無しで登る。

それにしてもこの沢は倒木が多い、一昨年の豪雪の名残ではないかとのことですが自然の力は凄い。この倒木がなければ綺麗な沢だと思う。でも何年かしたらこの倒木もまた自然の力に流されて元の沢に戻るのかも知れませんね。

倒木
倒木の一本橋、私だけ立って渡れず・・・とほほ

七つ小屋裏沢を過ぎ6m・5mの滝を登り深い釜を持った5m程の滝が現れた。左を簡単に巻けるのですか泳いで渡り滝に取り付くとのこと、私は泳げないというと簡単な方法を教えてくれると言って塾長泳いで滝まで行きそこからザイルを投げてくれ、私は自分のザックを下ろしカラビナを付けザイルを通して、ザックにつかまり引っ張ってもらった。まぁ〜楽ちんなこと(笑)あっという間に着いてしまいました。この方法だったら私でも深い淵も渡れます。



小滝
ここは取り付きが難しかった・・(巻ける所も渓友塾ではあえて難しい方を登る)

次の滝はお助け紐で確保、左にスラブの壁が出て来た、4mCSの滝はシャワークライムで登る。前方枝沢にかかる滝が見えてきて塾長が修行してきても良いよと言うので、私とSiさんが滝に打たれて修行。これが夏の沢の醍醐味、気持ち良かった。

修行
滝に打たれて修行中・・・

しばし水と戯れて次ぎに出て来たのが10mの垂直の滝、ここは沢が右にググッと曲がっている、右側の壁を登るがホールドスタンスともしっかりしていた。

10m滝
10m滝は右側を登る

次ぎに出て来たのが10m程のナメ滝、斜度が結構有るが左の縁を登っていく。

斜瀑

しばらく行くと前方に扇状に広がっている三俣の場所に出た、右は七つ小屋沢・正面が見晴台の沢、左が北沢でこの沢の核心部。20mはある大滝は1ピッチ目は肩がらみ確保でテラス状の所まで登り、そこから右のリッジ状の所を登りますが、両側が切れ落ちているしホールドも少なく慎重に登って灌木帯まで上がる。途中1箇所灌木にランニングビレーが取ってあり、ここの通過は確保している塾長が上でエイトノットを作ったのを下ろしてくれて、それを付け替えて登る。この方法だとビレーの掛け替えで焦って外してしまったりもなく確実に掛け替えが出来る。上の灌木帯まで上がり自己確保を取り後続を待つ。全員が登り終わりここから灌木帯をヤブ漕ぎで高巻く、笹を掴み木にしがみつきやっとの事で滝上に着きました・・・ここの通過に約1時間20分かかった。

20m滝
大滝の登り・・・

滝上に出ると沢巾が半分くらいになっていてびっくり、でもここからがだんだんと難しくなってくるらしく、一番の難所を通過してもまだこれからが大変。ツルツルの滝をシャワークライムで登り、小滝を2つ登り前方にチムニー滝が見えてきた手前でお昼。


逆層でツルツルのスラブを登るのは難しい

塾長の話だとこのチムニー滝は突っ張りで登るので体型が判るそうです。お昼を食べてチムニー滝に向かうと、なんと滝の真ん中に流木が挟まっていて登れない。仕方ないので右を巻きますが、この巻も草付きで滑りやすく大変でした。

チムニー滝
チムニー滝、真ん中に倒木が挟まっていて登れなかった

ここからは沢も開けてきて傾斜も急になっていよいよスラブ帯になってきます。スラブ帯の登りはとにかく細かな岩のくぼみを見つけて立ち込むホールドも細かいので立ち込んだからすぐ次ぎに移動してとにかく次々と登っていく。草付きもなるべく根元を掴んで引っ張るのではなく、押さえつけ一瞬体重をかけてすぐに移動。草のところに足を置くとき、草の上に足を置くと滑るのでよく見て草の根元に足を置いていく。

スラブ登り
いよいよスラブの登り

水も涸れてきたら最後に15mのスラブ滝が現れ、ザイルで確保してもらっていてもなかなか難しいやっとの事で登る。

最後の滝
スラブ滝は難しい

ここを登ると1365m付近最後の二俣を右に取り登山道を目指す、稜線が見え大源太山の山頂にいる登山者の姿が見えてきましたが、ここから長いスラブの詰めに突入、もう脇目もふらずに塾長の後を登っていくとやっとの事で登山道に到着〜稜線に出ると風が気持ちよく迎えてくれました。

稜線
登山道に到着〜お疲れ様でした。

荷物を置いて大源太山頂に登る、山頂は360度の展望で上越の山々が見え、みんなで山座同定して景色を堪能してから下山する。山頂直下は痩せ尾根で登ってきた谷を見下ろすとスラブ帯が見え良く登ったなと思う。樹林帯に入るとブナの森で木陰が涼しい、村木沢出合いに着きここでしばし休憩・・・沢に足を浸すと気持ちいい〜夏の1日目一杯遊んだって感じで楽しかった。

大源太山頂
360度の展望でした

去年の白毛門は足を痙りバテバテだったので、白毛門よりも長く難しいと言われいる大源太なので去年のてつは踏むまいと、休養十分取って参加したが内心ドキドキ。去年より体重が減ったこともあり今回はなんとかバテずみんなに着いていくことが出来てホッとした。


※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
去年の白毛門で痛い目に有っているから、今回ふくらはぎを強化するトレーニングをしていたのが功を奏したのか痙らずに済んだ。でも、いま思うと疲れもあったけど、白毛門沢は暑すぎで脱水症状で痙ったのかもねぇ〜ノーノー

今回思ったこと、私はヤブ漕ぎって大変だけど苦じゃない。子供の頃、崖を登ったりヤブの中を駆け回っていたからかも〜てれちゃう・・・まだ本格的なヤブ漕ぎってしていないから、こんなこと言うのもおこがましいかも知れないけどね。来月はそのヤブ漕ぎの講習なのでどうなるかなぁ〜(^^;
沢登り教室実技 | permalink | comments(0) | -

この記事に対するコメント

コメントする