沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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中ア・正沢川細尾沢

※遡行日: 2007・8/18(土) 晴れ・19(日) 晴れ※2万5千地形図:木曽駒ヶ岳
※遡行場所:中ア・正沢川細尾沢
※メンバー:塾長、Aoさん、Yosiさん、Satoさん、Takaさん、Itoさん、mogu
※ルート:
18日:塩尻駅〜(車)〜木曽駒高原スキー場駐車場〜(車)〜幸の川橋11:55〜(徒歩)〜正沢川入渓12:30/12:55〜(遡行)〜細尾沢出合14:55(泊)
12日:泊場6:30〜(遡行)〜細尾大滝7:05〜2510m付近から右沢へ9:30〜北尾根10:55/11:05〜登山道11:25/11:40〜木曽駒ヶ岳山頂12:00/12:30〜(登山道)〜玉ノ窪小屋12:50〜(登山道)〜福島Bコース〜(登山道)〜木曽駒高原スキー場駐車場16:20〜(車)〜駒ノ湯温泉〜塩尻駅
※立ち寄り湯: 木曽福島・駒の湯温泉
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

渓友塾では色々な山域の沢を経験するようにとのことで、8月の泊まり補講は中央アルプスの正沢川細尾沢で木曽駒ヶ岳に突き上げる沢です。木曽駒ヶ岳に登ったこともないのにいきなり沢から登る事になりました、非常に綺麗な沢と言うことでとても楽しみ。

今回は中央アルプスなので塩尻駅集合、日帰りで登れる沢を一泊で登るので集合時間も朝一のスーパーあずさの時間に設定してありました。塩尻駅から渓友号に乗り木曽駒高原スキー場に向かい到着後、装備を付けて幸ノ川橋まで送ってもらい車を置きに行った塾長の到着を待って、今回の補講の留意・注意点を聞く。3000m級の山の沢は大変、細尾沢で唯一危険なのが大滝の高巻き、今日一日はほとんどゴーロ歩き、2日目は大滝の上からは滝が続く、本来渓友塾では大滝の上まで登りそこで露営していたようですが、あまりよい泊場ではなく今回は細尾沢出合いで泊まるとのことでした。

入渓前
幸の川橋の所で出発準備

幸の川橋から茶臼山の登山道をしばらく歩くと、途中に沢コースという小さな看板が掛かっていて踏み跡が付いていた。その踏み跡をたどっていきますが樹林帯のなかで風もなく暑いし荷物が重たいしで早々とバテぎみに・・・私だけかと思っていてらみんなそうだったようで少し安心した。踏み跡の終点が正沢川の水晶沢出合いの少し下1560m地点に着き、思っていたよりも上流からの入渓になったと塾長。ここでお昼を食べていよいよゴーロ歩き、まっ白な岩にコバルトブルーの水、川幅も大きく水量も多い。暑くてフウフウ言いながら登っていくと思っていたよりも早く細尾沢の出合いに到着。

ゴーロ歩き
まっ白な岩が印象的

出合い
前方に出合が見えてきた、右が細尾沢になります。

砂地になっていて少し整地をすると快適な泊場に変身、乾いた流木も多くマキ集めには困らなかった。早速みんなでタープを張り、今回私は焚き火の付け方を教えてもらった。火を付けるのに便利なのが牛乳バック、内側がロウでコーテングしてあるので火がつきやすいとのこと、それに牛乳パックはまな板にもなるしお皿にもなるのでとても便利、終わったら燃やせてしまうのでゴミにもならない優れものです。

タープ
ロープとシュリンゲであっという間に出来ました。みんなでやれば早い

焚き火

早く着いたので後はそれぞれ持ち寄ったおつまみで宴会、わたしのバテた原因は前回よりもお酒を持ってきたことかも・・・恒例のカレーを作り満天の星を眺め話は尽きず夜は深けていくのでした。

カレー
みんなで夕食の準備

焚き火
沢ではなんと言っても焚き火

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翌日も快晴のなか泊場を6:30出発、細尾沢に入り最初の4mほどのナメ滝は左を登る。しばらく行くと前方に細尾大滝が見えてきた。40mある大滝は一直線に落ちてくる水流は迫力満点。

最初の滝
最初のナメ滝を登る

大滝
大滝が見えてきた

ここの高巻きが細尾沢唯一危険なところ、滝の右側の枝沢を少し詰めると左に踏み跡があり少し登るとガレ場のトラバースの所にでる。ここでロープが出て確保して貰いながら慎重にトラバースする。全員渡り終わりここから高巻きに入りますが、足元がもろく掴む木も脆いので注意するように言われ慎重に高巻きをして無事に滝の落ち口に下りられた。一応踏み跡らしきものは有りましたが慎重に高巻かなくてはならないところです。

大滝
大滝の右の枝沢を登り

トラバース
緊張したトラバース

滝の上からは滑床が続き出てくる滝もほとんど直登できる、標高が2000mを越え沢もいっきに開けてきて後を振り返ると乗鞍岳が見え雲海の向こうには槍ヶ岳も・・・さすが3000m近く詰め上げるアルプスの沢はスケールが違う。


大滝上からは沢も開けてくる

連瀑の滝も出て来てその美しさにみんなで歓声を上げる。高度が高くなってくると徐々に傾斜も急になり前方に木曽駒ヶ岳の稜線が見えてくるといよいよ詰めになる。

1 2 3
ひらめき大きくなります

滝
綺麗な滝がつづきます


後に乗鞍岳・・・その後遠くに槍も見えた。

詰め
だんだんと傾斜も急になって来る

2510m付近最後の二俣を右に取り詰め上げていくと水流はいつしかカールに消え、いっきにカールを登り北尾根に着いた。遠くに玉の窪小屋が見えそこからさらに登山道まで登って木曽駒ヶ岳山頂に向かう。

詰め
枝沢に入り

北尾根
北尾根に到着・・鞍部に玉の窪小屋が見える。

登山道
北尾根からひと登りで登山道へ

12時ジャスト山頂に到着しました、さすが人気の山登山者がたくさんいます。ほとんどは千畳敷カールからの登山者のよう、ここで私達もお昼を食べて下山は福島Bコースでしたが誰にも会わず下り木曽駒高原スキー場に戻った。長い沢で下山も長かったがお天気が良くて青い空に開けた沢、誰にも会わずに木曽駒ヶ岳まで登れるなんて、沢登りだからなのだなぁと改めて思った。

山頂
木曽駒ヶ岳山頂〜

※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
初めてのアルプスの沢登りは疲れたけど、スケールの大きさに圧倒された。そして木曽駒ヶ岳、人気の山で山頂はたくさんの人・・・多分千畳敷カールの方は人でいっぱいなのでしょねぇ。静かなところから行くとなんだか違う世界みたい・・・・

沢登りでも人に会わなかったが、福島Bコースはお花がたくさん咲いていてとても良いコースだと思うがこちらも誰にも会わなかった。そして今回遅いから見られないと思っていたコマウスユキソウが見られて嬉しかったなぁ〜



帰りに寄った駒の湯温泉、立ち寄り湯でも予約すればお料理が食べられて、そのお料理も美味しい〜温泉込みで2000円とはとてもお得でした ラッキー

終わりよければすべて良し・・・で終わるはずがそうは問屋が卸さず、最終のあずさに間に合う時間に塩尻駅に着いたのに、なんと中央線が小淵沢〜富士見駅間が豪雨の為に止まっていてあずさも2時間近く遅れているとのこと唖然汗・・・・それから延々と待って新宿に着いたのが12時40分、もうその日はうちに帰れないと思っていたらなんと最終の松戸行きがあり松戸まで行け、そこから家までタクシーで1時45分に家に着いた・・・・・なんとも長い1日だった〜やれやれ。
沢登り教室補講 | permalink | comments(2) | -

この記事に対するコメント

木曽駒ちゃん、沢から木曽駒ヶ岳も静で良かったよ。中アは昔から沢登り盛んだったようよ。

玉の窪小屋から上松方面と福島方面に別れるのよね。来年は是非上松コース歩いてみたいわ、その時はよろしくね。
mogu | 2007/09/01 8:47 AM
moguちゃん。本当にお疲れ様でした。
沢から木曽駒なんてすごいなぁ。
でもけっこう木曽側の沢から登る方もいると後になって聞きました。
私って地元にいるのに何も知らなかった。

ところで木曽福島Bコースを下山だったんだねぇ。
上松A・Bコースはもっと静かだよ(爆
次回はぜひこちらから登ってね。

玉の窪の小屋周辺に白いイワカガミを7月下旬に見かけたけど、もう終わっちゃったかな?

またいつか一緒に登ろうね。
今回は木曽を留守にしていて、moguちゃんと感激のご対面が出来ず本当に残念でした。
木曽駒 | 2007/08/31 1:56 AM
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