沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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檜枝岐・実川硫黄沢

※遡行日: 2007・9/29(土) 曇り・30(日) 曇りのち雨※2万5千地形図:燧ヶ岳
※遡行場所:檜枝岐・実川硫黄沢
※メンバー:塾長、Skaさん、Masuさん、Sugiさん、mogu(2人欠席)
※ルート:
29日:会津高原尾瀬口駅10:25分〜(車)〜七入駐車場(お昼)12:40出〜(徒歩)〜硫黄沢入渓12:55〜(遡行)〜蛇滝下14:00着(泊)
30日:泊場7:45出〜(硫黄沢遡行)〜H1500付近から右の藪〜H1510の枝沢〜沼山峠・御池間の車道12:04着〜(バス)〜七入駐車場〜檜枝岐・駒の湯〜会津高原尾瀬口駅解散
※立ち寄り湯:駒の湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

硫黄沢は水量が多く釜有りへつり有りゴルジュ有りで、遡行自体は短いけど非常に綺麗な沢だという。おまけに下山が遡行終了地点で手を上げれば尾瀬沼山峠からのバスに乗って下れるという楽ちん下山、時期も紅葉の季節だしキノコも採れるというのでとても楽しみにしていた沢でした。

当日家を出る時は雨でも天気予報では檜枝岐は晴れから曇りマークだった。東武鉄道と野岩鉄道鉄道を乗り継ぎ日光を過ぎる当たりから晴れてきた。集合場所の会津高原尾瀬口に着き渓友号に乗って七入りの駐車場に向かう。去年の矢ビツ沢を思い出しました。七入り駐車場の料金所のゲートが無くなっていてびっくり、この駐車場の休憩室でお昼を食べ沢装備を付けて出発。今回の注意・留意点は水量が多い、釜を持った滝が多い上流は平坦な沢歩きになり今日の行程は泊まり場までは短い、日も短くなっているので行動も早めに切り上げ明日の朝もゆっくり出発とのことでした。


七入りの駐車場と入渓地点

七入りの駐車場から七入り山荘の脇の登山道を歩き硫黄沢の出合いから塾長、mogu、Masuさん、Skaさん、Sugiさんの順で入渓、すぐに堰堤があり左から巻いて越す。しばらく歩くと釜を持った2m、3mの小滝の連続は左をへつって登る。

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二段5mの滝は左を登り釜の縁を右に渡る、このとき塾長から釜の縁を歩くときは流れに向かい中の方に足先を入れることと注意された。うしろは滝なのでバランスを崩すと危ない、徒渉の技術は難しい。

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こういう縁を歩くときには、つま先をなるべく前に出す。足は揃えない。

その先には大きな淵がつづき、へつりで行くのが多いけど岩が滑らないから楽です。沢が曲がった先に8mの程の滝が出て来てここも左を登っていける。その先にも釜をもった綺麗な滝がつづきそこを過ぎるとH1205の二俣に到着水量比は4:1位だった。

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判りづらいけど二俣

前回はここが泊まり場だったそうで良いビバークサイトでしたが、時間も早いのでもう少し先に行くことにした。しばらく行くと左に枝沢が一本、前方に一筋の枝沢と滝が出て来てこれが蛇滝かな?と言うところで今回泊まることに決め、整地をしてタープを張る。今回は人数も少ないのでみんなで薪集め、塾長ものこぎりで薪を切ってくれている。泊まりの沢も今回で4回目になるのでみんなだいぶ慣れて来た感じでテキパキと動く。

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4時過ぎには早々と飲み始め、行程が短いと聞いていたのでおつまみも結構持ってきた。ビールにワイン日本酒とチャンポンしたので7時にはダウンして早々と寝てしまった・・・なので翌朝は一番に目が覚め、暇だったので消えていた焚き火をおこしてみました。すっかり消えているのかなと思っていたら灰の中には火種の炭があって木をくべるとなんとか火が付きました。それだけ火種は残っていると言うことで、消火するときは徹底的に消さないと危ないですね。


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30日
天気は曇り空、7時45分泊を場を出発。

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泊まったすぐ先を回り込むように滝の側に行くと思っていたよりも高くない見事な階段状の滝でここは左を登る。

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次ぎも釜を持った綺麗な滝がつづき左をへつって滝に取り付き登った。

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しばらくゴーロ歩きがつづき、次ぎに出て来たのが30mはあるかと思う立派な大滝。もちろんここは登れない。釣り師が付けた巻き路が左にありそれを上って巻きますが、そのまま登っていくとこの後に出てくる滝もゴルジュも全部高巻いてしまうので注意が必要〜ある程度登ったら滝の落ち口に向かって右に行く。

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ひらめき大きくなります。右は巻き終わって下りてきたところ

大滝を高巻きすぐに次の二段の滝が出て来た、この滝が硫黄沢の核心の滝だそうで、1段目は右を登り二段目も途中のテラス状の所まで登れる。

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立派な二段の滝


下の滝


1段目を登る。 右二段目の滝下

さてここから今回の遡行で唯一ロープが出たところ、塾長が空身で登っていきますが、ルート取りが難しそう。いったんは左を登っていきましたが上の方がかぶっていて難しいのでいったん戻り右を登って行った。高さにして4・5m程ですが垂直に立っていて岩も脆いので慎重に登る、でもホールドは有る。一番はじめに登ったので、上で移動するとき落石しないように注意される。


無事に滝上に出ました。

全員無事に登って滝の落ち口に下りてやれやれ〜と思っていたら、次ぎに出て来たのがゴルジュの淵。そこを塾長が難しそうにへつっていくのを見ていてひょえ〜あんな風に行けないとビビってしまった。そうは行っても行かねばならず、恐る恐るへつって行きましたがホールドが無い!!でも水の中に足場がありなんとか無事に通過。


嫌らしいへつり

次ぎに少し上に登って横に移動するのですが、ここもホールドが無くてどう行ったらいいか判らなくなり、塾長に助けを求め足と手の置き方を指示して貰った。微妙な体の向きで突破しましたが、いま思いだしても冷や汗が出てくるもう一度やって見ろと言われても出来ないかも知れない。


難しかったところ

後で塾長が落ちそうなときは自分から落ちた方が怪我しなくていいよと言っていましたが、やっぱり落ちたら寒いしいやです。


ひらめき大きくなります。落ちずに何とか突破出来ました〜ほっ

そこを過ぎたらゴルジュが終わり後は平坦な河原歩きになります。でも滝は出て来ますが難しい滝は無く一箇所登れない滝は左を巻いて行きました。


可愛い滝が出て来ます

ここからは倒木を見つけてはキノコ探し、ヒラタケとナラタケを取りました。今年はキノコの出が遅いようです。しばらくは河原を歩いていくと雨が降ってきて本降りになってしまった。


こんな感じの河原歩き

沢の水の色が赤茶色になって岩にも硫黄分が付いているようになり滑る滑る。ここで時間を見たら11時20分くらい、沼山峠12時発の会津田島行きのバスに乗るのには予定の長池湿原まで行っていては乗れないので急遽シートカットして車道を目指すことになった。少し先の支流を上れば車道に出られますが、塾長地形図をみてその手前から藪の中に突入〜右に左に藪の中を歩いていってショートカットで支流に出た。良くわかるなぁ〜やっぱり塾長のルートファイデングは凄い。


橋の上から撮った写真

支流を急いで歩きやっとの事車道に出ましたが、バスが行ったばかりだと言われえーーーとみんなガッカリして次の御池行きのバスを待っていると、なんとはじめに乗る予定だった会津田島行きのバスが来た!!急いで止めて乗ることが出来て無事に七入りの駐車場まで戻ることが出来た。乗客の人達は私達のずぶ濡れの姿を見てどう思ったかな〜お騒がせしました。


※------------------- 〔moguのひとり言〕 --------------------------※
久しぶりの檜枝岐、9月の終わりだというのに紅葉は全然していない。今回の硫黄沢1日目はのんびり遡行、2日目は滝の登攀ゴルジュのへつりが有り緊張したが、あの緊張感がないと特徴の無い沢になっていたかもと思うので、へつりは怖かったけど終わってみれば良かったのなたらーっ

でも湿原まで行けなくて残念だったなぁ〜前回のメンバーは核心を高巻いてしまったようだけど、最後の湿原まで遡行出来た。私達は湿原まで行けなくて思わぬ藪漕ぎを体験。同じ所を遡行してもその時の状況によって全然違うのだな〜と改めて思った。

キノコ

ヒラタケとナラタケを採った、珍しく貰って帰りみそ汁とバター炒めで食べました。あっそれとサルナシも初めて食べたモグモグ
沢登り教室補講 | permalink | comments(2) | -

この記事に対するコメント

MINMINさん、レス遅くなってごめんなさい。
私もへつりは苦手だし、足が着かないところでは泳げない(苦笑)
でもMINMINさんとチョット違うのは、水は怖くないと言うことかな〜

ナメの綺麗な東黒沢のような沢も有るし
沢の楽しみ方は人それぞれですものね。私もどちらかというと癒し系の沢の方が好きです(^_^)

mogu | 2007/10/18 8:23 PM
>水量が多く釜有りへつり有りゴルジュ有りで

このタイプの沢って、私はもっとも苦手の連続ですね(爆笑)
水量少な目、釜はなるべくなくて、ゴルジュは勘弁・・・っていうのが理想です。特にへつりとか、水量一杯の景色が出てくると体中が拒否反応を示す私です。
moguさんはこういうのが全然こなせてしまうのですごいなあ・・・私はこの沢のスケールの5分の1位のレベルでも、なるべく巻きまくってまともに沢登りしていないのが実態です。(苦笑)
MINMIN | 2007/10/04 9:10 PM
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