沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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奥秩父・笛吹川東沢鶏冠谷右俣

※遡行日2008・6/1(日)晴れ
※遡行場所:奥秩父・笛吹川東沢鶏冠谷右俣
※2万5千地形図:金峰山



※メンバー: 塾長、アシスト久美さん、Sakaさん、Itoさん、Yosiさん、Takaさん、Satoさん、mogu、
※ルート:31日:塩山駅〜(車)〜道の駅みとみ(仮眠)
1日:道の駅みとみ6:40〜(車)〜西沢渓谷無料駐車場7:20〜(徒歩)〜笛吹川西沢・東沢出合い〜東沢堰堤上7:45/7:50〜(遡行)〜鶏冠谷出合7:55〜鶏冠谷遡行〜右俣・左俣出合10:40/10:55〜右俣遡行〜1850m付近左岸枝沢13:50/14:05〜戸渡尾根登山道14:40/15:00〜(登山道)〜徳ちゃん新道〜(登山道)〜西沢渓谷無料駐車場17:30〜(車)〜花かげ湯〜塩山駅解散
※立ち寄り湯:花かげの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

夜みとみ道の駅についたら先客有りで2張りのテントが張ってあった、時間も遅かったので静かに小宴会をして寝ました。朝起きて隣のテントの人とお話ししたら偶然にその内のお一人が渓友塾の卒業生でその方達はナメラ沢に行くとのこと。私達も支度をして西沢渓谷無料駐車場に移動、昨日とはうって変わり良いお天気になり支度をして西沢渓谷への道を歩き始める。

鉛筆今回の注意点・留意点
スラブ登攀なので滑りやすい
逆くの字滝の連瀑が嫌らしいので注意
ゴルジュの高巻きで1回懸垂をする。
去年の台風で倒木が多いかも知れない。

登山道から吊り橋を渡り東沢への踏み跡をたどって河原に下りる。2人組の人がいたが私達と同じ鶏冠谷かな?ここで2人は先行していき後は誰とも会わなかった。東沢は水量が多く渡渉を3回して鶏冠谷の出合いに着いた、出合いは鬱蒼として見た感じ暗い。



左に鶏冠尾根登山道を見ながら入渓、小滝を越えていくと魚留めの滝10mが出て来た。ここは右にしっかりとした巻き道があり、2段5mの滝は右を登りしばらくはゴーロ歩きが続いて左から飯盛沢と出会う、ここは沢がえぐれているような崩壊した感じで塾長が去年の台風で渓相が随分変わってしまったと言っていた。




飯盛沢の出合い・・・土石流で荒れていた。

ナメ滝を登ると左から奧飯盛沢と出会う、3段12mのナメ滝は右から巻いて一段目に下りるところが滑るので怖かった、2段目はシュリンゲを垂らして貰いゴボウで登る。


ナメ滝が続く


奧飯盛沢出合いの所に掛かる3段12mの滝前

登り終わると目の前に逆くの字滝、20mくらいあるのだろうか。ここでみんな雨具を着込み久美さんがビレーをして塾長が登る、どういうルートで登るのか目を皿のようにして見ていました。途中に残置されたシュリンゲが何本かあるようでランニングビレーを取り登っていった、2番手のSakaさんが登るときに私がロープを流しますが、ランニングビレーを外すとロープが水流の中に入り流される。


水流に洗われつるつる・・・水量が平水で良かった。

3番手に登る私はロープが水流に流され引っ張られて重い、右の水流脇を登り左にカーブした所が核心で、ホールド・スタンスが無く難しかったがなんとか登れた。上ではSakaさんが肩がらみで確保してくれていて、次ぎに私が肩がらみの確保をしなさいと言われた。こんなに滑りやすいところで?と思ったがやるしかない!!次のItoさんの命は私に掛かっていると思い、覚悟を決め肩がらみ確保で登ってもらい続いてYosiさんも私の確保で登って貰う。今までのような低い滝での肩がらみ確保とは違い、滑りやすい大きな滝では初めてだったので登るより緊張しました。全員無事に登り一つ目の難関は無事終了〜


mogu行きます!!

登り終わるとミニゴルジュと少しのナメ歩きで二俣に到着、ここまで来ると谷にも日が差してきて二俣の一枚岩の上で休憩。


二俣までもフリクションを利かせて登る滝がある

右沢を見ると4mのナメ滝の奧に大きな25m滝が落ちているのが見えた、ここで塾長からピンソールを付けるように指示をされ急いで付ける。右側から高巻きに入りますが思っていたよりも高く登り、下降点に来たとき懸垂するのかなと思っていたらそのまま下っていってしまった。グズグスの高巻きでしたがピンソールのお陰で滑らずピンソール様々、それにしても高巻きはいつも緊張する。ガイドブックなどでは左を高巻いていますが、塾長が言うには大高巻きになるので今回は右側にしたと言っていた。高巻きはなんといってもルートファインディングの技術力が必要ですね。


二俣の一枚岩の上で休憩

このあとは両岸が狭くなりゴルジュになった、このゴルジュ出口の滝がいつもなら高巻いて懸垂して下りる滝だそうで、そこに倒木が掛かっていて塾長はそれを利用して登れると思ったらしいのですが、見た目足元はヌルヌル、ホールドも見当たらないしこんなところ登れない!!と思った。ところがさすが塾長倒木と右の壁をつたわり上手く登っていった。見ていたら倒木が動いている〜それを登った塾長が押さえて登ってこいと指示された。ロープが出るのかな?なんて甘い考えでロープ無し、後に続いたSakaさんも上手に登り私の番・・・大げさかも知れないけど登るのに勇気がいりました、なんとか登れた時は「登れた〜」と思わず声に出してしまった。高巻かなかった分、時間短縮になったと喜んでいたのは塾長だけで私達は怖かった〜でも、この場所の高巻きは最悪だそうなので高巻かなくて良かったのかも。


ぬるぬるのつるつる


緊張の登り・・・

ホッとしたのもつかの間、次ぎに出て来たのが30mの滝。倒木に埋まっていて全容が判らない、倒木がなければさぞかし見応えのある滝だろうなと思うと残念。倒木をかき分け右の壁から登るが、上の方で一箇所お助けロープが出た。難しい登りはこの滝までとのこと、左にスラブ状の滝が2本掛かるH1650m付近でお昼。


30mの滝


倒木に埋め尽くされた滝

ここから先は谷も開けてきてナメナメのオンパレードで時々5m〜8m位のナメ滝が出てくるが問題なく登れる。フリクションを利かせて登るナメ歩きの練習にはちょうど良い傾斜ですが油断すると滑るので気が抜けない。


ナメ滝〜

H1750を過ぎると前方に稜線が見えてくる、ナメ歩きに疲れた頃、前方に大滝40mが見えてきた。右に枝沢が入り私達の遡行はここで終了、大滝の前で記念写真をとり枝沢から尾根に登り40分程で戸渡り尾根の登山道に出た。


快適なナメ歩き・・・シャクナゲも咲いていました。


Dクラス揃って大滝前でぐぅ・・・Sakaさん、その指だと指圧だよ(笑)

鶏冠谷はナメが綺麗な沢と聞いていましたが、去年の台風で渓相が随分と変わってしまったようです。下部は難しい高巻きと滝の登り、上部はナメ天国で下山にもお楽しみがあり沢登りをした〜という充実感があった鶏冠谷の遡行でした。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
この時期にここに来ると帰りは山菜採り〜
コシアブラは木の新芽なので木が大きいと、見えているのになかなか採れないのよねぇ・・・
なんと私、年甲斐もなく木に登ってしまいましたたらーっ
塾長も登ってくれ大量のコシアブラをゲット出来ました。


コシアブラ・タカノツメ・タラの芽

沢登りするまで山菜とかキノコとか余り興味がなかったのですが、沢登りで採る楽しさを教えて貰い、山菜採りで季節を感じる今日この頃。

沢登り教室中級実技 | permalink | comments(2) | -

この記事に対するコメント

ゆうさん、このブログ参考になったのかな・・・なんだか恐縮です。私も沢登で一番緊張するのが高巻きです。藪漕ぎも大変ですけど全部まとめて沢登りなので藪漕ぎも楽しんでね(^^)
mogu | 2008/08/22 7:55 AM
8/20に鶏冠谷右俣に行って来ました
ナメ&滝&釜を充分に楽しんできました
記録を参考にさせてもらいました
しかし高巻きと藪漕ぎは疲れました
ゆう | 2008/08/21 9:06 PM
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