沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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徒渉訓練

※遡行日2008・7/5(土)晴れ
※遡行場所:奥秩父・丹波川本流三条新橋上流※2万5千地形図:柳沢峠
※メンバー: 塾長、アシストYamazakiさん、Iriyaさん(楽しむ会) Saさん、Aoさん、Sakaさん、mogu、
※ルート:鳩ノ巣駅〜(車)〜三条新橋〜丹波川本流・徒渉訓練9:20〜三条新橋15:30〜(車)〜のめこいの湯〜鳩ノ巣駅解散
※立ち寄り湯:丹波山温泉のめこいの湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

中級ではレスキュー訓練と徒渉訓練がメインの技術指導となり、その中でも徒渉技術は沢登りには一番必要かつ重要な技術なので気を引き締めて講習を受ける。泳げない私は徒渉訓練を受けるに当たり、だんだんと緊張して当日はドキドキです。泳げないけど水に対しての恐怖心はあまりない、ただし〜足が着かないところでは何かつかまる物がないとダメなのです。なので計画書に「泳ぎに自信がない人はライフジャケットを持参」と書いてあったので早速買ってきました。

沢登りでは沢を徒渉したり水の中を歩いたりへつったり、ともすると滑ってドボンしたりすることが多く水とは切っても切れないので今までの沢登りでも少しは経験していました。でもこの徒渉訓練を受けて初めて本格的な沢登りの入り口に立てるのではないかと思います。

鳩ノ巣から徒渉訓練をする三条新橋に向かう。お天気は暑いくらいで水にドップリと浸かる徒渉訓練には最適、三条新橋には4〜5台の車が駐まっていた。ここで支度をしてから丹波川に下りて徒渉訓練開始。

ひらめき初めに塾長のお話し

・徒渉の失敗は命に関わる。
・流心に入ったときに流されたら止まらない、その時はもがく事後は運に任 せるしかない。
・増水時の徒渉は水が濁っていて深さが判らないから一番危険。
・その場合は徒渉しないこと(これが一番大事)
・川の状況・流れを読む(これが一番難しい、経験するしかない)


あと中途半端な知識での徒渉はとても危険とのことなので、私のレポも技術的な事は間違うといけないので詳しくは載せないことにしました。

鉛筆今回教えて貰ったこと
・流れの強弱、徒渉点の見極め
・徒渉1人での徒渉、スクラム徒渉、流木を使った徒渉、ロープを使った徒渉
・泳ぎ、普通の泳ぎ、ラッコ泳ぎ、ザックピストン

まず初めに1人で徒渉をするが最初に足をすくわれて流されてしまった(Yamazakiさんに止めていただきました)本流の流れは速く強い、怖々と渡って足が踏ん張れなくてのことでした。流れをよく見て緩やかなところを探し流れに逆らわず上流から下流に斜めに渡る。足は揃えずに細かくスライドさせていく事。

1
まずは1人で、この深さでも流心の流れは強い。すり足で細かくリズム良く進む。私の場合は怖々と渡っていて、もっと早く渡りなさいと注意を受けだ。

2
2人でのスクラム徒渉、互いのザックのショルダーを持つ。この場合先頭の人は経験者か力の強い人。水流が膝よりも上の場合は、流された場合ザックが体から離れるようにザックの腰ベルトと胸のベルトははずしておく事。

3
3人の徒渉、真ん中が一番弱い人。3人のスクラム徒渉が一番安定していた。

4
4人は足並みを揃えるのに大変で安定感がない。

肩
肩を組むのは間違った組み方絶対にしてはいけない
経験ということで肩を組んで徒渉してみたが、重心が上になりとても不安定。スクラムを組むというと肩を組んでしまいがちですが、沢のスクラムは必ず互いのザックショルダーを持つこと。

流木を使っての徒渉方法、流木を杖代わりに使い渡るがこの時の仕方は流木を上げるときは水面から出さない事と体重を預けること。膝くらいの深さの時1人で渡らなければならないときは良い方法だと思った。

木
流木を杖代わりに使い渡る方法、耐風姿勢の要領で杖を動かすとき水面から出さないで三角に動かしていく。


流れが速いところは足を動かすのも大変。

流れの違うところで何回か渡る練習をした、次ぎに上流部でザックビストンの練習。去年大源太北沢でザックビストンで釜を渡ったときこれは泳げない私でも楽ちんだと喜んだので今回もそんなに心配していなかったのですが、あの時は流れがほとんど無く距離も短かった。今回は本流の流れがあるところで距離も長い、最初にトライしたときに反転してしまい恐怖心が芽生えてしまったのか、2度目の時も力が入ってしまいまたまた反転。顔に水がかかり訳がわからなくなりもう少しでパニックになるところでした。なんとか引っ張って貰い渡れましたが、やっぱり私は足が着かないところはどうしても恐怖心が先に立って力がはいったようで、上手く出来なく課題を残してしまいました。

ゴルジュ
ここをザックピストンで渡りました〜思っていたよりも流れが速く、左の壁にぶつかって反転してしまい上手く出来ませんでした。


戻るときはライフジャケットを着け流れに乗って戻りました。

去年とは流れが変わり本来の所で訓練が出来ず、少し下流に移動してザイル徒渉の訓練を行う。ロープを使っての徒渉技術も教えて貰う。ロープを使う徒渉では水深は腰上か胸の辺りまで、確保者または支点の位置が最も重要になる。ロープがあるとある程度の急流も渡れることを経験させて貰いました。


ロープとエイト環を使っての徒渉、この方法はトップで渡る人とか2人の場合に使う。懸垂の時のように体を預けて渡る、この場合支点の角度が大きいほど大変。


セカンド以降はロープにカラビナを通して、この場合もロープに体を預けてロープを張り、たぐり寄せながら進む。お昼をはさみ何度か繰り返して渡る練習をするが、急流になると足が流れに取られてなかなか進まず苦労する。男性陣はパワーがあるので羨ましい。

流れに乗ってのラッコ泳ぎぎは何とか出来ましたが、あれが深い足が着かないところだったら出来たかどうか自信が無い。


ザックを下にしてのラッコ泳ぎと、ザックを抱えて流れに乗って下る。

私とSakaさんが上手くできなかったので、ザックピストンが出来る簡単な淵を探して移動しましたがなかなか適当なところがなく、時間切れになり講習が終わり課題が残った徒渉訓練になってしまいました。いつか機会がありましたらもう一度ザックピストンにトライしてみたいです。

沢を徒渉するということはとても難しく、どの位までだったら自分が安全に渡れるかを知ること、そのためにも徒渉訓練はとても大切だと思います。また自分の技量にあった徒渉を選択しないと、命に関わる事も肝に銘じないといけないと改めて思いました。

いろいろな徒渉の仕方があり今回はその形だけ教えて貰ったのですが、水の流れの強さやどういう方法だったら安全に渡れるか経験させて貰いとても勉強になった。沢登をする人みんな経験して欲しいと思います、その時は是非ともしっかりとした指導者に習うことをお薦めします。

塾長、ご指導ありがとうございました。またザックピストンで引っ張ってくれたIriyaさん、Aoさん、人間アンカーになりロープを持ってくださったYamazakiさん本当にありがとうございました。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
ほんとうにひっくり返ったときはどうなる事やらと思ったたらーっ
渡渉訓練を受け思ったこと、今の時点で私は泳いで渡らないとダメな沢は無理だと言うことがあらためて判った・・・撃沈

なので・・・泳ぎの沢に行くときは、浮き輪を持っていくことにする!!
沢登り教室中級実技 | permalink | comments(4) | -

この記事に対するコメント

ぜいぜいさんの推察通り、クロールは息継ぎが上手く出来ずに沈んでしまうし、平泳ぎは手と足がバラバラで前に進まない。唯一背泳ぎだけはなんとか進んだくらいです(^^;

mogu | 2008/07/15 12:55 PM
渡渉訓練お疲れ様でした。

水が恐くないのなら、絶対泳げると思います。
息継ぎがスムーズにいかないからじゃないかしらん。
鼻から息を出し口で吸う練習をお風呂ためしたらどうでしょう。
口で吸うときは鼻より力がいるので、おもいっきり、はあっと大口開けて吸い込むのがこつ
鼻で間違って吸ってしまうときついです。(もと水泳部より)

沢の技術はほんとに多岐に渡っていて総合力ですね。
ぜいぜい | 2008/07/14 6:15 PM
MINMINさんのブログ読みました〜お気楽さん九州に転勤なのですね。谷川で雪訓をしているときにニアミスしたことがありました、遠くに言ってしまい残念ですね。

あめやんさんの事は山猫繋がりで知っていましたが、MINMINさんともお知り合いだとはほんとに山の世界は狭い!!ちなみにkuroさんともお会いしたことありますよ(^^)

昔少しだけ水泳教室に通ったことがあるのですが、スキーと一緒で素質がないのか25mも泳げずに挫折しました。

水に対しては余り恐怖感がないのですが、足が着かないところはダメ・・・岩でもどこでも掴まれればいいのですが、今回はザックを掴んでいましたが、それが反転してしまい焦ったのです〜(^^;
mogu | 2008/07/12 5:31 PM
moguさんの沢のお師匠さん関係で繋がっている(白山をメインに活動されているお方)、大阪のあめやんさんとお気楽さんの送別会でお会いしましたよ! 山スキー屋や沢屋さんも狭い世界ですね。

ところで、moguさんは本当に泳げないのですか?私の場合は泳げないと言いつつも50m位は超頑張れば泳げるレベルですが、基本的に泳ぐのは苦手で恐怖が先にたつので、一生、私は恐らく泳ぐことがメインの沢には行かないつもりです(苦笑)

全然そういう意味では本物の沢屋になろうと私の場合は思っていないのですが。moguさんはあまり水が怖くないというけど、本当にそうなんですか?とっても不思議な感じに思いました。私は水が腰まできたら泣きそうな気分です。。。。
MINMIN | 2008/07/12 12:49 AM
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