沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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虎毛・役内川湯ノ又沢〜虎毛沢赤湯又沢〜虎毛沢右沢

※遡行日2008・7/19〜21(月)曇り 時々 晴れ
※遡行場所:虎毛・役内川湯ノ又沢〜虎毛沢赤湯又沢〜虎毛沢右沢〜虎毛山
※2万5千地形図:桂沢・鬼首峠・秋ノ宮



※メンバー: 塾長、Itoさん、Yosiさん、Sakaさん、Isiさん、Takaさん、Satoさん、mogu、Yamaさん、Aoさん
※ルート:19日:古川駅〜(車)〜湯ノ又温泉林道13:35〜(登山道)〜湯ノ又沢右沢入渓14:10〜(遡行)〜1135m付近登山道15:25/15:35〜(登山道)〜尾根下降15:40〜H900付近赤湯又沢右俣左沢下降16:00〜温泉湧きだし口付近17:15(泊)
20日:泊場7:25〜二俣8:00/8:10〜赤湯俣沢下降〜虎毛沢遡行10:25〜虎毛沢H700付近14:30着(泊)
21日:泊場7:00〜虎毛沢遡行〜H735二俣右俣遡行7:35/7:40〜H871奧二俣左沢遡行8:55/9:10〜H1200m付近・登山道12:00〜虎毛山頂12:45/13:15〜分岐14:00〜虎毛山登山口16:00〜(車)〜秋の宮温泉〜古川駅解散
※立ち寄り湯:秋の宮温泉
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

8期生9人全員集合の虎毛沢、渓友号には7人しか乗れないので交通手段をどうするかで塾長が考えてくださり、その課程は書くと長くなるので省略しますが、登山口の湯ノ又温泉に全員集合出来たのが13時過ぎでした。13時35分に湯ノ又・ガニ沢という標識とガンジャロコース登山口と書いてある所からから登山道を歩き始め、しばらく登山道を歩き3回徒渉して4回目で入渓、二俣までナメが続き大きな滝もなく歩きやすい。

入渓
いざ出発〜と湯ノ又沢に入渓


しばらくは綺麗なナメが続きます。

H840の二俣を右に入りしばらくはナメが続いていたがだんだんとボサ沢になり、少し藪を漕いで登山道に出た。当初のコース設定は赤湯又沢の左俣右沢を下降して右俣に入る予定でしたが、出発の時間も遅く私達の足を考えて直接右又に下りる事になった。塾長が藪の薄いところを選んで下りてくれたのと、私が後の方を歩いていたのでそんなに悪戦苦闘せずに赤湯俣沢右俣左沢のH900付近に下りた。


湯ノ又沢から高松岳と虎毛山を結ぶ登山道に出ました。


そこから赤湯又沢を目指して尾根を下降〜赤湯又沢に下りられた。

ここからは塾長が去年見つけた泊まり場に向かって下降していきます。赤湯又沢は温泉がわき出ている沢で水は飲めません。下降していくとかすかに硫黄の匂いがしてきました〜お目当ての沢は沢全体が暖かく登っていくと、噴煙地があり小屋跡があった。昔の人はこんなところまで来ていたのだろうか・・・・さらに登っていくと噴煙が上がっていて小さな川原毛地獄のようになっていている所にでた。そこにはちょうど泊まれるスペースも有り河原もなんだか暖かい、水もすぐ近くに飲める枝沢があるのです。


噴煙が上がっている小屋跡・・・・ここには泊まれない。


泊まり場の上にも噴煙が・・・そこで温泉たまごを作った。

9人もいればあっという間にタープを張り、薪を集めるのですがここは余り流木もなく薪がない。けど暖かいし焚き火はしたけどいつものように盛大にはしません。その代わり男性陣がスコップで露天風呂掘りをしてくれ立派なお風呂が出来ました。


温泉掘り〜〜

栗駒の近くに川原毛の大湯滝という、沢がそのまま温泉で滝壺が天然の露天風呂になっているところが有りますが、ここも負けず劣らす立派な露天風呂が出来ました。たまごも持ってきて温泉たまご〜沢にはこんな楽しみもあるのですね。なんと蛍も飛んでいました。


いい湯だな〜♪ ははぁん〜♪ いい湯だな〜♪ ここは東北虎毛沢の湯〜♪

天然掛け流し露天風呂は長く入っていてものぼせない。4時間も入っていた人もいました。私達が入った温泉の場所?それはナイショと言うことで、是非遡行して見つけてくださいませ〜温泉


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地熱で下が暖かくよく眠れました。今日は赤湯又沢を下り、虎毛沢を遡行して二俣の手前まで行く予定で7時30分に出発。二俣の合流地点にはナメ滝が掛かり右岸に倒木が掛かっていて倒木沿いを下りる。次ぎに二条のナメ滝は左を下りる、大きな滝はこの2つくらいで後は釜を持った小滝をへつったりして下りていくと、左に噴煙を温泉がわき出ているところがあり本来はここが露営地らしい、またしばらくいくと右にも温泉の噴煙が上がっている、砂も熱く誰かが砂風呂も出来るねぇ〜と言っていたけど熱すぎるよ。


赤湯又沢を下っていく

またしばらくゴーロ歩きが続き右に幅広の滝の掛かる枝沢を過ぎるとると虎毛沢出合いに到着。すこし手前で休憩を取る、出合いには滝が掛かっていて右に少し高巻いてから虎毛沢に下りた。


虎毛沢に下ります。

虎毛沢はスラブ壁が見事で交互に現れ、その間を虎毛沢がゆったりと流れている。面白いのはスラブの壁両岸に出てくることはなく交互に現れ、スラブ壁の下は大体淵になっていてそこに岩魚がたくさんいるのですね。両岸に崩壊したところがあり、塾長に聞いたらこれは去年は無かったので今年起こった宮城内陸地震の時に崩れたようです。虎毛は栗駒の隣の山で心配していたのですがさほど影響はは無かったようです。二段の綺麗な釜を持った滝を越え歩いてく、塾長に虎毛模様はまだですか?と聞いたらまだ先だと言われその前にゴルジュが出て来て泳がなければ突破できない所があるよと言われた。


虎毛沢は二俣までこんな感じです


釜を持った綺麗な二段の滝

えーーーーそんな話し聞いてないよと少しビビる私、ゴルジュはまだかな〜と思いながら歩いていくと出て来ました。でも今年は水量が少ないらしく浸かっても胸くらいの所を歩けてホッ。次ぎに出て来たのがトイ状の小滝を持った淵で、水量が多いと高巻くしかない所が今回は水量が少ないので何とか渡れた。これで淵の通過は終わりと言うことでここからは快適なナメ歩き。お昼を食べてから歩いていくと、なんとまた深い淵があり、ここは飛び移るように言われてビビる私。でもエイヤッで飛んで何とか飛び移れました。水量が少なかったから出来たけど多かったらどうなっていたことか・・・・


ゴルジュ通過〜右は水量の多いときは高巻くそうです


飛び移った淵、ドボンしたけどなんとか這い上がりました。

ここを過ぎると虎毛沢ハイライトの亀甲模様のナメが出て来ます。ほんとに自然の造形美は凄いわ。ここからは竿を持ってきた人達が釣りをしながらのんびりと行くことになる。4m程の滝に大きな釜があり塾長とみんなで釣り大会。さすが塾長はここで3匹つり、塾生も1人一匹釣り上げた。塾長は釣りながら先に行き私達ものんびりと歩いて後に続く、左から一本枝沢が入る少し先H700付近の河原が本日の泊まり場。


見事な亀甲模様ですね


釣り大会をした釜と虎毛模様のナメ〜

本当は明日の予定を考えて二俣近くまで行く予定でしたが人数が多いのでここに決めたようです。塾長は釣りに出掛け、私達はいつものようにみんなでタープを張り薪集め。塾長が人数分の岩魚を釣って、それを男性陣がさばいて串刺しにして焚き火で焼いてくれました。自慢じゃないけど私は魚さわれません、従ってさばくことも出来ないでも食べるのは得意(笑)


人数分の岩魚さん


8期全員集合で乾杯

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三日目はいよいよ虎毛山までの詰めが待っています、荷物は軽くなったけどその分体に疲れが溜まって来るので気をつけて歩かなくてはと気を引き締める。出発してすぐに倒木のお出迎えそれを過ぎると釜を持った二段の滝の前に出てひだりから登ると上はナメが続いている。釜を持ったトイ状2mの滝上もナメが続きとても綺麗です。右に雪渓がまだ残っていてそこを過ぎると二俣に到着。少し休憩して右俣に入り遡行していくと、釜を持った小滝が連続して現れその内の1つには倒木が掛かっていてなんとか立って渡れました。沢登りしているとこういう場面が結構出てくるので私もだいぶ慣れたのかも。


倒木渡り〜バランスが必要

目の前に幅広8mほどの滝が現れ、水量が多いと登れない滝だそうですが、今回は登れるとのことで塾長がリードで登ってく。右側に残置ハーケンがあり一箇所ランニングを取り滝上で左にトラバース、見ているととても滑りやすそうです。次ぎに確保していたIsiさんが登り後続の私達を確保してくれた。上はナメになっていて滑るので注意して登る水量の多いときは右側から巻くそうです。


右側を登り左にトラバース、上はナメになっていて滑りやすい


斜めのクラック沿いに左にトラバースする私です。

うえにもすぐに滝が掛かり二段の滝、トイ状の滝、ナメ滝と続いていてそれぞれに登っていくとH871の奧二俣に着いた。右沢は枯れて左沢には10mの垂直の滝が掛かっている。この滝が虎毛一番の核心の滝だそうです、ここで休憩の後塾長がAoさんとIsiさん2人に、好きなようにルートを取って登りなさいと言う。AoさんがリードしてIsiさん確保で左壁を登る、右側も登れそうで次に登るIsiさんは右を登っていった。どちらも難しそう〜下でみんなが登るのを見ているとだんだんと緊張してきて、私もどちらを登るか考え結局左側を登った。


左、Aoさんがリードで登る。右、Isiさん見た目よりも難しそう


塾生9人の内、左を登ったのが4人、右が5人でした。塾長は左

上に着くと沢巾も狭くなりしばらくナメが続き小滝の連続とそれに続くナメの連続、このナメがまた滑るので気が抜けません。前方に沢を塞ぐ用に大岩があったので、右沢を少し登り高巻きここからは水も涸れて傾斜はますます急になり何とか登っていくとやっと登山道に出た。


辛い詰めに突入〜


登山道に出た!!このときが一番嬉しい。

目の前に虎毛山が見え、少し登山道を歩いていくと今回の山行で初めて登山者に会う、私達の装備を見てびっくりしていました。登山道の脇にザックを置いて、お昼をもって虎毛の山頂に向かいます。30分ほど登り山頂に到着、記念写真を撮り木道を歩いていき、地糖の側でお昼を食べた。ガスっていて回りの景色は見えなかったが、湿原の中にはトキソウやイワウチワ・ワタスゲなどが咲いていました。


虎毛山頂は高層湿原になっています、木道に座ってお昼。

登山道を戻り荷物をデポしたところで靴を履き替えてから下山、2時間ほどで虎毛登山口に着いた。今回は登山口と下山口が離れているので、塾長は二日前持ってきた自転車を下山口にデポして置いたので、それに乗り湯ノ又に置いてある渓友号を取りに行ってくれました。

8期生9人を連れて行ってくれた塾長に感謝です。

星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
去年から楽しみにしていた虎毛沢、なんとか無事に遡行出来てホッとした。
やはり2泊の沢登は後で疲れがドット来ますねぇ〜でも、去年の葛根田川よりは疲れなかった感じ、少しは体力が付いたのかな〜その代わり腰が痛くなった。いままで腰が痛くなったこと無いので心配したけど、単なる疲れだそうでしばらくマッサージに通ったら直った・・・たらーっ



沢登り教室中級補講 | permalink | comments(2) | -

この記事に対するコメント

ぜいぜいさん、沢にはいろいろな楽しみがあります(^^)
教室はいろいろと学べて良いですよ〜でも、沢の教室を優先させるのでなにかと大変なこともあります。
mogu | 2008/08/03 8:11 PM
すてきな沢ですね。温泉ありとはなんと贅沢なでしょう。
沢登り教室はいろいろ行けて、技術も学べていいですね。
ネックは時間が取れるかですね。
ぜいぜい | 2008/08/02 1:31 AM
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