沢登りブログ

moguの沢登り体験記
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仙台二口・名取川小松原沢

※遡行日2008・10/4(土)〜5(日) 曇り時々晴れ
※遡行場所:仙台二口・名取川小松原沢※2万5千地形図:山寺・笹谷峠



※メンバー: 塾長、アシストMaruさん、Yosiさん、Itoさん、mogu、Takaさん、Satoさん
※ルート: 4日:仙台駅〜(車)〜二口林道車止め11:25〜(林道徒歩)〜風の堂沢出合い入渓点11:40/11:50〜(遡行)〜小松倉沢・小松原沢出合い14:30〜小松原沢遡行〜1025m付近(泊)17:10
5日:泊場8:00〜二俣8:15〜右俣8:30〜1080m付近右沢〜1150m鞍部8:45/9:05〜(登山道)〜林道1025m付近の尾根下降10:30〜750m付近で林道に出る11:35〜(林道)〜二口林道車止め着12:10〜(車)〜市太郎の湯〜仙台駅解散
※立ち寄り湯:秋保温泉・市太郎の湯
◇写真はすべて渓友塾からの提供なので転載転用禁止

9月の補講は6月に行く予定が東北での地震のために中止になった小松原沢、夏はアブが多くて入れないとのことで今回実施となったこの補講は渓友塾中級最後の泊まりの沢になる。天気は晴れたり曇ったり、入渓点の二口林道を走ると林道補修のために車両通行止めになっている所には何台かの車が有り渓友号もそこに置いて支度して歩き始める。修理箇所を通って右に白糸の滝入り口の看板を見てしばらく行くとゲートが出て来たが閉まっている。ゲートの脇を通って橋を渡り少し歩くと入渓点に到着少し休んで入渓します。

1
入渓点、踏み跡有り

入渓してすぐ左に風の堂沢出合う、沢は聞いていたとおりナメが続きとても綺麗で歩きやすい。4m小滝を過ぎると10mの滝は右を高巻くと上はまたナメが続き右上にガードレールが見え、少し行くと右の林の中に小屋が見えた、この小屋帰りに見たら避難小屋でした。


こんなナメが続きます

南沢出合いまではナメが続き南沢過ぎると少しゴーロ帯になり4mのナメ滝と釜を持った2段8mの滝を過ぎると右から鍋越沢出合う、鍋越沢には12mのナメ滝が掛かっている。


ときどきゴーロが出てくる

釜を持った3mの滝を登り正面に滝が掛かる枝沢が見えた、この滝を桂沢と勘違いしてしまったがこの先にも正面から入る枝沢が出て来て、本流は左に曲がるので先ほどの枝沢は桂沢でないことが判った。8mの釜を持った滝は右を登りまたナメになり小松倉沢出合いまで続く。




ナメ〜〜でこぼこしたナメなので滑らない。


登れる滝も適度に出て来るがホールドスタンスは細かいので慎重に登る。

1:1で小松倉沢を分けて行くと10mの見るからにホールドが細かい滝が出て来た。Maruさんがリードで登りお助け紐を出してくれ、左を登りますが下のほうが細かいので足を押さえて貰いながら登る。


小松倉沢出合い


小松原沢に入ってもナメが続き


8mの滝は岩が脆く最初の取り付きが難しい

3m・5mの綺麗なナメ滝を過ぎると両岸が狭まり15mの滝が現れる、銚子大滝はこの次ぎに出てくるのですがこの滝の高巻きが今日の確信だと聞いていた。15mの滝は左から高巻きますが足場が悪く傾斜も急で上に登ると銚子大滝が見えてきた。最後を歩いていた塾長から先頭を歩いていたMaruさんに、このまま銚子大滝も一緒に巻くと大変なのでいったん沢床に下りるように指示がでた。急な斜面を木につかまりながら下りていく途中に残地シュリンゲが有ったので私達は懸垂下降で下り塾長はそのまま降りていった。



50m銚子大滝はトイ状の滝で一本の筋のように流れている。ここから今度は右から高巻きますがここでピンソールをつけるように指示されたけど私は忘れたと思ってつけずに登り怖い思いをしましたが後でザックの中をよく見たら入っていた。高巻きは途中から草付きのトラバースになり緊張したがなんとか滝上に出られた。


左15mの滝は左から、右銚子大滝は右から高巻く

もう大きな滝は無く難しいところはないと思っていたら・・・・この後に私にとって最大の核心部が出て来たのです。銚子大滝の上はゴルジュになっていて最初に深い淵を持つ小滝が出て来てここをへつるのですが私の前にへつったItoさんがドボンしてしまい、なかなか上がれなくて大変な思いをしたのを見て私は恐怖心からへつれなくなってしまった。Maruさんがお助けロープを出してくれ、落ちたら引っ張ってくれるというので恐る恐るへつりますが、荷物も重く恐怖心から腰が引けていたので私も滑ってドボン!!この時期にドボンするとは思ってもいませんでした〜とほほ。


ここで落ちました〜

この次にも淵を持った小滝が続きMaruさんはなんとか渡ったのですが滝の水をかぶっているのを見て私達は高巻くことになりました、このゴルジュの高巻きがまたまた大変で結局ゴルジュの中の滝を全部巻く高巻きになったのです。今回銚子大滝の高巻きよりもこの釜のへつりが私にとっての確信かも・・・・


Maruさんはここを突破した、この奧にも3つほど小滝があったらしい

ゴルジュの上からはナメが続き今日の泊まり場を探しながら歩きます、思っていたよりも高巻きに時間が掛かってしまい早くしないと暗くなってしまいます。5時過ぎに1025m付近にちょうどよいテント場を見つけ、みんなで手分けして薪集めとタープを張るなんとか暗くなる前に貼り終えてみんなで乾杯!!前回の寒さを経験していたので今回着替えを持って来ていたので濡れた洋服を着替えてほっと一息つきました。こんばんは渓友塾最後の泊まりなのでリクエストにこたえてチヂミを作り好評でした。そしていつものようにお酒を飲むピッチが速くて一番にダウン。


快適な泊まり場


焚き火で洋服を乾かす。


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ほとんど稜線の近くまで来ていたので今日の出発は8時とゆっくりめ、泊まった場所を改めて見回したら、回りは綺麗なブナの原生林が広がって本当に気持ちのよい場所です。朝靄の中を出発この上もずっとナメが続き15分で二俣に着いてしまう。右沢を登りまた奧の二俣をまた右に入るとすべり台のようなナメが出て来た。


朝靄の中を出発


奧二俣を右に入るとすべり台のようなナメが出て来た。

この上に出るとほとんど平坦で沢巾も狭くなり地図読みを教えて貰いながら藪漕ぎ無しで目標の1150mの鞍部に到着、こんなに簡単でいいのかしらと思うほどあっけなく着いてしまった。


藪漕ぎ無しで


予定していた登山道に着いた。

ここからは清水峠を経由して二口林道まで登山道を歩いていく登山道は整備されていて歩きやすい、ガスって居たので景色は見られなかったのが残念です。1時間30分で林道に着きこの林道はくねくねしているのでショートカットするために途中の尾根を下降しますが、下降していくと何となく路が付いているかんじで藪漕ぎしないで林道に出られた。


清水峠


二口林道の山形県との県境の所に出た、この少し先から尾根を下降

下りたところには行きに見た小屋の所に出たのですが地図にも載っていない小屋で説明書きには昔の番所あととなっていいた。中を見てみたらストーブもありなかなか綺麗、外には薪も積んであったので使う人が居るのかもしれませんね。


見た目より意外に中は綺麗だった

そこから林道に出て後は林道を歩いて車の所に戻った、今回は一日目にがんばって登ったので2日目は早く下山できた。温泉にはいり仙台には3時半過ぎに着き、みんなで牛タンを食べて最後の泊まりの沢を締めくくりました。


星------------------ 〔moguのひとり言〕 ------------------------星
恐怖心を持ってしまうとああもダメなのかと自分自身驚いた。前回の井戸小屋沢でもへつりで落ちているし、やっぱり泳げないから怖いと思ってしまうのでしょうね。これが私の最大のネックになるのかも・・・・ポロリ
沢登り教室補講 | permalink | comments(2) | -

この記事に対するコメント

teelさん、いつもレポ見ていただきありがとうございます。ほんとにまさかのドボンで(笑)落ちたくない思えば思うほど落ちるようです。沢登りは道なき道を歩くので、登山道に出ると天国に感じることは確かです。

teelさんは連休どこかに行かれるのかな?私は前からやってみたかったことに挑戦する予定〜なので明日からまた出掛けます(^_^)
mogu | 2008/10/09 9:25 PM
いつも沢登り編、楽しませていただいてま〜す
この時期にドボンして、それでもメゲずに登り続けるとことが信じられな〜い、超人的ですね。
こういうところを登っていると、山道なんて、moguさんには舗装道路と同じくらいなんでしょうねぇ
あまり野生化しないように頑張ってくださ〜い(笑)
teel | 2008/10/09 9:04 PM
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